イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

アンナとヨアキムのイコン

2019年01月15日 | イコン
今日は母の定期健診がありましたので、
ここまでしか描けませんでした。



まわりのキラキラは銀箔ですが、
これから岩絵具を塗っていくので、
キラキラが隠れていくと思います。

母のかかりつけ医は、
すごくベテランの循環器内科の医師で、
私は母を診ていただくことももちろん、
先生に月に一度お会いして、
いろんなお話をすると、
過酷な介護もまたがんばろうと思えるのです。
看護士さんや理学療法士さんたちに人気のある先生です。

絵の右上には、
徳島ハリストス正教会の小川神父様から
母がいただいた聖名のアンナとヨアキムが抱き合うイコンを
背景として描こうと思います。
アンナとヨアキムは、聖母マリアの両親です。

イコン画家の白石孝子さんが、
母のイコンを描きたいというので
聖母マリアのお母さんのアンナですと、
何度も私は言ったのですが、
「美和さんのお母さんはお婆さんなんだから、お婆さんのアンナよ」と言い張ります。
違いますよ、
小川神父様がマリアの母のアンナだと言われましたと
1年間言い続けてきたのですが、
「あの神父は東京、ニコライ堂で勉強してない神父だから、あてにならないのよ」
と言うではありませんか‼️

宗教画家、仏画家が僧侶を批判した言葉を
私は一度も聞いたことがありません。
祖母も仏画を社寺の壁に描いたりしていましたが、
母は祖母から
「画家は絵だけ描いていればいい。
宗教に口出しするな」
ときつく言われていたそうです。
日本正教会の神父の娘は、
岡山の人間を罵り、
カトリックの批判だけではなく、
同じ教会の神父の批判までするんだとわかりました。
とんでもない宗教画家でしたよ。

結局、小川神父様が柳井原ハリストス正教会の会報で
母の聖名はマリア様のお母さんのアンナと書いてくださり、
白石孝子さんも目が覚めたように、
あれは、理解したかどうかわかりませんが、
勝手な判断ばかりするのがおさまりました。
私の話をまともに聞かず、妄想ばかりでした。
何が、美和さんのお母さんはお婆さんやねん、
勝手な妄想すんな‼️
神父をバカにするのも大嫌いだったわ。
仏画家からは、
僧侶批判さえ一度も聞いたことがないのに、
イコン画家が神父批判ですよ‼️

白石さんが描いて、母に押しつけてきた
お婆さんのアンナのイコンは、
2012年暮れに、
母が「あなた、おかしいよ」と手紙を書いて
白石さんに送り返しました。
スッキリしました。

そのイコンは、誰かにあげたか、
販売したかもしれません。
使い回ししていましたから。

正統なイコンの伝承者だと
白石さんが自分の宣伝をして、
高価なイコン販売の足がかりにしていましたが、
「いい加減なもんだなぁ」と母と話しました。
ただのアクリル塗り絵やな。

正統なイコンの伝承者でなくても、
カトリックでも、プロテスタントでも、仏教でも
イコンを描きたい人は描いていいわけです。
正統なイコンの伝承者は、ニコライ堂に確かめてください。

ですから、私は母のアンナのイコンを
この絵に描いてみたいと思いました。
抱き合うヨアキムは父だと思いながら描いてみます。

このイコンは、家族愛、夫婦愛、妊娠祈願、不仲解消という
お祈りの意味を持つそうですよ。

おじいちゃん、おばあちゃんあってこそ、
私や息子、娘の存在があります。
息子夫婦の幸せを、
娘の幸せを願いながら
描いてみたいと思います❣️

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花時計