イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

漆器、棄てたらあきませんよ‼️

2018年06月08日 | 岡山
祖母が
「日常使いは朱でないの。
小豆色の漆の木のお茶椀」と言っていましたが、
岡山市内は6月29日の岡山空襲で、
一般市民が使っていた漆器はみな焼けました。

なんとか昭和初期の岡山の人が使っていた漆器が手に入らないかな?と思っていたら、
県北の蔵の潤朱(うるみ)漆のお椀が来ました。

右が潤朱椀。
蓋は5つ揃い同じ絵柄ですが、みな手彫りです。
左は昭和30年代の菓子椀。



潤朱椀は、やっぱり、今朝の小豆ご飯の色です。



餅米ではなくて、うるち米に小豆を入れたご飯です。
餅米でなくても、おいしいですよ。
母は、この小豆ご飯の方が食べやすいです。

母は昭和7年生まれ、86歳、
同い年くらいのお椀です。
まだまだ使えます。
漆は強い。

お家の漆器を簡単に棄てたらだめですよ。
骨董屋さんに買ってもらうか、
オークションやフリマサイトに出してください。

漆器を見る人は、写真だけでもわかりますから、
いろんな角度で写真を撮影して、売りに出してください。
私みたいな、昔の漆器を探している人がいますから、
買ってくれます。

漆器マニア、見てますよ〜‼️

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