イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

若いルカ

2015年05月07日 | イコン
こちらは、若いルカ。
顔は
26歳くらいの青年がモデルです。



線をシャープにして、
皺を少なく描きました。

病院で描いていますと、
ルカやパンテレイモンや
アナスタシアのモデルがたくさんいますので
こっそり観察させていただいています。
ですから、
本当のイコンより、生々しい顔だと思います。
ルカにモデルがいるなんて、
おかしな話なんですが。
病院で描いていますから、
本当のルカやアナスタシアがいます。
私の観察のいい機会なんです。

この若いルカは、
医者に成り立ての、
これから患者さんたちのために
しっかり勉強していこうと
一生懸命な若いルカです。


朱に金泥を使うと、
黒く酸化しますから
クサカベのアキーラを使います。







アクリルのゴールドはヌルヌルしますが、
アキーラはアクリル絵具より顔料が多くて
一度塗りで描けます。
ただ、アクリル絵具より
しっかり乾かす必要があります。

ルカの指の意味もあったように思います。
また、調べてみます。










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画家

2015年05月07日 | イコン
クサカベの絵具を開発されている方に聞きましても
「アクリル絵具は何年持つかわからない」と言われていました。
アクリル絵具が世に出てきて100年も経ってないからです。

それを安易に人吉の正教会のイコノスタスに使っている
白石孝子さんの気持ちは理解できませんでした。
山下りんの研究者は
「白石さんのイコノスタスより、
山下りんの印刷物の方がマシだ」と言われたのには
自分の描きたいように描いたイコン、
ろくに画材を調べもせずに描いたイコノスタス
ということがすぐわかりますから
印刷物の方がマシ、と言われたのだと思います。
私はイコノスタスのミカエルとガブリエルを描くように言われましたが
黄金背景の金箔を貼っただけで
白石さんの都合よく、
取り上げられていきました。
でも、描かなくて本当によかったと思います。
日が経てば経つほど
身勝手な画家を助けて描かなくて
本当によかったと心から思いました。
画材の指導もなく、
ひどい制作過程でしたから、
批判が出ても当然だと思っています。
さらに、白石さんは
柳井原や他の正教会のイコノスタスも自分で描きたいと言い出したので
、、、これも欲深だと母は言っていました。
また、奇妙な制作に私が巻き込まれるのではないかと心配していました。
山下りんの研究者も
「現状維持で、今のままで、別に新しく描いたらいい」と言われました。
白石さんは、またどこかの教会で描かれるんでしょう。

私は金箔の独占販売など
奇妙な制作は一切したくないし、
美術のパワハラと言われたり
正教会と関係のない方に宗教詐欺とは言われたくはないので
その後は一切、関わっていませんが、
日本画や仏画の先生で、
このような奇妙な画家に会ったことは一度もないので
おかしな画家だったな、と思うだけです。
金銭面でお世話になったこともなく
10年くらいのつきあいで
目の前で支払いをしてくれたのは
コーヒー350円1杯だけでしたから
年下の人をかわいがらない画家だなと思いました。
私はキルトやアート系の年上の人と飲食したら、
必ず私の分を支払ってくださったから
私も年下の人のは必ず支払っていましたから、
非常に珍しかったです。
知らないんだと思いました。
それで「私を敬いなさい。
年下の者が私たちを助けるのは当然でしょ」と言うわけですから
おかしいと言われるのです。
日本画家の女性の先生たちは、
すごくかわいがってくださいましたから、
私はいまだに恩を感じています。
年下をかわいがらないと自分も大切にされませんね。
白石さんの生き方や指導方法が
夫婦で年下の人を罵りいじめるやり方だったわけですから
これでいいのではないでしょうか。
いじめられてきた作家は恨んでいる人もいると思いますね。
してきた結果です。
子どものいじめより、大人のは悪質です。

昨日は、この人たちを描きました。
たくさん同じ聖人を描くのは初めてですが、
これも勉強になります。
顔が全て違います。



イコンには、それぞれ深い意味があるのですが、
描いてみると深い意味の理由も少しわかります。
ですから、正教会の聖職者はイコンを描く修行をされるのだと思いました。

こんな絵を高額で販売してきたわけですから、
白石さんは宗教詐欺と言われても仕方ないと思います。
「私のイコンは高いのよ」が口癖ですから
印刷物の方がマシ、と言われる理由もわかります。

私は神様に仕える画家でいようと思います。







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花時計