のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

「アビエイター」

2006-11-22 12:37:42 | ほんとえいがのこと
昨夜は風邪っぴきのダンナさんを子供と一緒に早々に寝かせ
(20時。いくらなんでもワタシは寝れん。)

『アビエイター』
を鑑賞。
長げぇゾ、この作品(3時間近く)・・・。


レオナルド・ディカプリオ演ずる主人公ハワード・ヒューズは
アメリカの実業家で映画製作者で飛行家でもあり
20世紀を代表する大富豪として知られている。
(↑でもワタシは映画を観るまで知らなかった)
何でそんなにお金持ちなのかと思ったら
石油などの掘削に使われる掘削機のドリルビットの開発を親がして
自分は特許を取ったことによる富とか何とか・・・。
また強迫性障害を持っていたことも知られており
この描写は映画後半を中心に全編に渡っていた。



巨万の富を駆使して自身が執着する飛行機製造や映画制作に携わる様は
どうみても尋常な様子ではなかった。
「デカく儲けて、デカく使う」
というアメリカ的な志向傾向がうかがえる。
ワタシは冒頭1時間は少々退屈。
独断と偏見とお金で
飛行機にしろ映画にしろの制作をビシビシと指揮する頭の切れるレオ様(笑)。
少しならいいけれど、1時間近くは長いよぅ。


それがケイト・ブランシェット演ずる
キャサリン・ペップバーンとの恋に落ちる辺りから
ハワードの人間的な弱さが本格的に露呈してきて
物語が濃く、深くなってきた気がする。
以降、ラストまで目が離せず、いい映画だったなぁと思う。


個人的には見せ場は
 ・新作飛行機での飛行事故(これ、相当激しい)
 ・全裸で閉じこもりの場面(ヒゲと頭髪ボウボウのレオ様。
                 気のせいかツィメルマンに似てる?笑)
 ・公聴会での反論(どうしてイキナリこうも立ち直ったのか?)

でしょうか~。
ただ、見終わって何がいいたかったのか・・・?
その辺がワタシが未熟なせいか見えなかったが
観て損はないと思う。


あとテーマ曲で聴こえるあのカスタネットの音・・・。
どういうつもりで入れたのかな?緊張感を高めるためだろうけれど。
あのカスタネットの音を聴いていると
こちらも何かに追われている気がする~(泣)。



  出演:  レオナルド・ディカプリオ
       ケイト・ブランシェット
       ケイト・ベッキンセール

   監督: マーティン・スコセッシ


はぁ。あと1本DVD観なきゃ。観れるか~?