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すごく興味深い文章でした (文科系)
2006-11-01 07:02:49
凄く興味深い文章でした。
僕は今は売れないプロ作家を主宰とするある同人誌に属して小説などを書いています。そこで、同じようなことをいつも論議してきたのを、思い出していました。
作者の文学、読者の文学、作品の文学という奴。「一端作品になれば、それは作者から独立したものです」というようなことなども。しかも、小説よりも音楽の方がさらに抽象的であるという意味で、客観性、解釈が難しく、これらの論議の幅がさらに広いだろうということも考え込んでいたものです。

ギターの経験は少ないのですが、曲をいろいろに弾いてみる楽しみ、聴いてみる楽しみがまた増えたという思いでした。
 
 
 
遠回りが結局近回り (内生蔵)
2006-11-01 21:11:47
先生から教えられたことだけをやるのではなく、また決められたことだけを辿るのではなく、あーでもない、こーでもない、あーかな?こーかな?と一見遠回りをしているかのように見えるやり方のほうが、最終的にはあらゆる表現もできることになって、結局幅広い表現力を身につけることができるものだと思うんです。(ギターで言えば、あれこれ試行錯誤して練習していれば、最終的に例えばやってはいけないと言われている右手の形、角度、引き方などでしか得られない多彩な音色も自在に使えるようになる。ところが正しいと言われるフォームだけを守って長い間練習していると、後に音色の変化をつけたいと思ったとき大変苦労をする。これは私が若い頃自ら体験したことです)結局、自分のやりたい表現が見付かったときに、それが自在に表現できるように、一見遠回りに見えるやり方であらゆる技術を身につけることが、結果的には一番遠回りではないようです。やはり「自分はどう表現したいか」が大切なんであって、「私はどう表現したらいいですか?」ではないはずだと思うんですね。要は、芸術は何でも有りじゃないでしょうか。ただ、評価は他人がする、ということが何とも歯痒く、また楽しいのかもしれませんね。
 
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