むさしのスマイル

東日本大震災、福島原発事故により武蔵野地域に避難されているママ&キッズ~シニアまでの当事者と、地元ボランティアのグループ

【活動報告】こういき親睦会 東京⇔会津宿泊交流 (平成26年8月29日~30日)

2014-08-31 07:29:41 | 日記
平成26年8月29日~30日の1泊2日の旅程で

東京から会津若松市の東山温泉を訪ねました。

参加者はシニアから子供まで総勢21名。(大人17名、子ども4名)

東京で避難生活を送られている方(8名)
福島県内で避難生活を送られれている方(3名)
福島県在住者(3名)
託児スタッフ(2名)
事務局スタッフ(4名)
運転手さん(1名)

【8月29日】
朝10時半に東京・中野を出発し、
途中、お昼休憩を取り、山々や猪苗代湖を眺めながら
会津東山温泉に到着したのは午後4時。

現地で待ち合わせしていた福島県内避難者、在住者の方々が
待ちわびたように笑顔で迎えてくださいました。
東京と福島で離れて暮らしているご家族の再会の場でもありました。

ぐずついたお天気が続いていた関東地方ですが、
会津は薄曇りで涼やかな風が吹くちょうどよいお天気。

部屋割り後、自己紹介と交流の時間を持ちました。
それぞれの暮らしの様子、除染作業の様子、思い出話、
3年半を間近にしている中での状況についてお話しされました。

夕食の後はフリータイム。花火をしたり、温泉にゆっくり浸かりました。

なんと、露天風呂では20代~80代までの「女子会」がスタート。
避難元の村での暮らしの様子や昔の恋愛・結婚の様子を伺い、
女子会らしい多様な話は尽きることがありませんでした。
幸せは~歩いてこない、だから歩いてゆくんだね、と
365歩のマーチをみんなで歌ったことが、とても心に残りました。


【8月30日】
青空に恵まれたこの日。
朝食をみんなで食べ、福島県内避難者の方々と再会を願いつつお別れをしました。
ここでも365歩のマーチを唱和し、もうしばらく、とお互いを元気づけました。

一行は、会津武家屋敷へ。
大人は福島県在住のお父さんに案内してもらいながらゆっくり散策。
子供たちは衣装を着けてチャンバラごっこを楽しみました。
昼食後、別れを惜しみながら帰路につきました。


2日間を通して、託児スタッフにたくさん遊んでもらった子供たち。
シニアの方々にもかわいがってもらい、
虫取り、花火、卓球、外遊びと、夏休み最後の休日を過ごすことができました。

そして、安全で予定通りの運航を務めてくださった運転手さん。
福島県の子供たちの保養活動でのバス運転もされていて理解が深く、
きめ細やかに必要に応じた送迎もお願いできました。

託児スタッフさん、運転手さん、本当にありがとうございました。


むさしのスマイルの宿泊交流会は次回、来年平成27年1月を予定しています。
温暖な西伊豆地方に向かいますので、お楽しみに!








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