室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

無伴奏ソロギター ②

2006年04月22日 | 練習・アドバイス
一昨日のソロギターについて、続編的なお話を書きます。

リハーモナイズ、チェンジコードの自由度が増すと書きましたが、
リズムに関しても同様です。

インテンポで弾く、
ルバートで弾く、
アッチェル(だんだん速く)、リット(だんだん遅く)をかける等、
自由です。
とは言っても、レッスンでもそうなのですが、
雰囲気を作るのは、なかなか苦労される方が多いようです。

最終的には、自由なリズム設定で弾くとしても、
しばらく全てインテンポで弾いてみると、
流れのなかで、どのように持って行くとよいか
アイディアが湧いたり、判断しやすくなると思います。
もっとゆったりした感じが欲しい場所、
よりスピード感があると活きる箇所などを
デフォルメする感じでルバートなどをつかうとよいと思います。
難しいから遅くしちゃおう的な、
弾く都合を優先させたリット(?)などは
非音楽的になってしまうので避けるようにするといいでしょう。

その他、ダイナミクスなどをはじめとして
留意するべきポイントはたくさんあると思います。
なんといってもソロギターは
自分ひとりで音楽として成立させるので、
それ相応のプレッシャーはかかると思います。
実際に演奏する場合は、
コンボの演奏の合間にでもソロを1、2曲弾く機会を、
なるべく作るようにして感触を掴むとよいです。
まるまる1ステージ、ソロで演奏するのは、
表現力を含め、自身の良い部分も悪い部分も全て露出します。
音楽的側面からみた音楽のみではなく、
ジャズやギターを通して要はドーしたいのサ的な
本質を問われるような部分もあるので、
相当な力をつけちゃいましょう。(コワ!)

とは言っても、部屋で一人で弾いても楽しいし、
気楽な感じからソロギターを楽しんでみると生活にウルオイが.....。

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