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沖縄は日本語文化圏

2013年05月05日 | 文化
 沖縄と日本の関係は古くからあり、日本書紀や続日本書紀等に阿児奈波(おきなわ)の名前でたびたび記載されている。沖縄の言葉は日本語の変形であり、日本と同じで漢字かな混じり文で書かれている。古事記や万葉集は漢字だけで書かれているが、平かな、カタカナは発明されて以来、古今和歌集を最初として、殆どの文章が漢字かな混じり文で書かれるようになった。沖縄では平安時代に坊主が平仮名を伝え、漢字かな混じり文で表記することが定着した。日本の万葉集に相当するのが「おもろ草子」で16世紀から17世紀に渡って編纂されたが沖縄の古語を知ることができる。これによると日本語の方言であることがよくわかる。先島諸島の与那国、石垣島や西表島などの名前も訓読みであり、純日本風の名前といえる。琉球と言う名は中国語である。1872年頃60名の宮古島民が台湾に流れ着き、50数名が殺された事件があったが言葉が通じなかったことが大きい。沖縄では自分たちのことを「うちなんちゅう」と言い、日本人のことを「やまとんちゅう」と区別するがこの言葉が成立したのは大和朝廷が成立した頃と思われる。言語統計学的には「同じ言語から分かれたとすれば1700年前に分かれた」と評価されているが1700年前に大和人が沖縄に移住し、それぞれ独自に発展した程度に言葉が近い、似ていることを意味する。
 拙著「漢字かな混じり文の精神」では日本語は表意文字と表音文字を使う世界で唯一の言語と書いているが当然沖縄を日本に含めている。
 日本が文永の役(1274年)と弘安の役(1284年)の二回に渡る元寇を退けたと同じく沖縄はまだ琉球王国は成立していないが1291年と1296年の二度に渡る元の侵寇を撃退している。
 琉球八社の一つ安里幡宮(1457年創建、主祭神、応神天皇、神功皇后、玉依姫命)の三つ巴の神紋は琉球王家の家紋と同じである。
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