日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

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民主党による「自民党の悪口」の研究

2009年10月31日 | 政治
 政権交代で自民党は完敗した。そして民主党を中心とした政権が実現した。現在は民主党が政権を運営する。その中で自民党への悪口を言いたい放題に言っている。
 自民党は全く反論しないというより反論できない。もちろん民主党が野党の頃から自民党の悪口(自民党へのレッテル張り)は最大限利用した。実際に政権を取ったあとは国民が我々を支持したという事実の裏づけは大きい。民主党の言いたい放題である。こういうことはよく行われていたことである。明治維新で出来た新政府は江戸時代は階級社会で明治は四民平等になり文明開化したと新政府のありがたさを強調した。その結果江戸時代は暗黒の時代であるという間違った印象を国民が受けるほどである。
 これと同じことは敗戦の際にも発生した。戦後利得者たちは戦前は天皇絶対の君主制であったが戦後は国民主権の民主主義になったと宣伝した。戦前の世の中も言論の自由と思想の自由を認められ、国民は何不自由なく暮らしていた。政権交代も大正時代には何度も経験している。それにもかかわらず戦前は暗黒であったということになっている。
 それと同じことが民主党への政権交代で起こっている。民主党は出来るだけ自民党に悪いレッテルを張ることに集中している。例を挙げよう。

 1.税金の無駄遣い
 2.官僚のいいなり
 3.命を大事にしない政治
 4.天下りで国民の金を私物化している

  政権を去った自民党は砂袋状態で言われっぱなしである。おかしな評価が定着してしまう。
 しかしながら民主党が自民党に張ったレッテル(上に示す)は殆どが誤りである。それは民主党が自ら主張の誤りを認める形で決着するであろう。
 例えば天下り禁止と言っていたけども何れ天下りは認めることになる。その手始めは郵政会社の社長人事である。また政治主導といいながら官僚の力は借りなければ何事もうまくいかない。前原大臣は八ヶ場ダムを中止するといっているが関東地区の全員の知事が反対している。彼らはダムをちゅうしすることが税金の無駄遣いと主張し、前原大臣は殆ど有効な反論が出来ない。
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