紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2022産 種子の発芽検証

2022-11-12 19:17:52 | 日本ムラサキ栽培
「種子の選別の傍ら、本年度産の種子の発芽を試みる」
 
種子の選別に手間取っている一方、発芽に支障は無いだろうか・・?
本年度産の発芽検証に手を出す。

困った事に、室内温室は解体して無い。
気温が下がる一方の霜月に自然環境では検証も不可。
ヒーター付きの座椅子に座っている事に気付く。


貧弱な温室が出来た。これより他に方法はなし。
温度計20°Cを保てる様だ。


紙コップに敷いたキッチンペーパーに40粒程の種子をセット。
3粒の発根を確認できたのでポットへ移す。


数日後に発芽して来たが光量不足で、黄色い双葉で困惑。
日中は外の日溜まりに置く事にした。幸いに良い天気が続き、緑の双葉になった。


双葉のサイズが異なるのは、種子のサイズと関係がある。
小粒の種からは、双葉も比例して小振りである。
選別過程では除外品として、廃棄する。


紙コップの残り種を赤玉土の培土へ播いて見た。
日を置いて2粒が発芽して来た。共に黄色い発芽?これもポットへ移す。


浮種が沢山あるので、試みに紙コップにセットしてみた。
以前は、日当たりの良い水道のシンクの端に放置して置いた。
その部屋は、引っ越し荷物の置き場になって使用不可。

昨年の12月は、大変だった。月中旬で真冬日がやって来て、積雪となった。
年末も真冬日で積雪だった。幸いな事に、この11月は穏な良い天気が続く。

「まだつづく たねのせんべつ いつおわる」
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