第一部。ワシはAV男優で、撮影に参加している。どんな内容かはよく覚えていないが、屋外で、確か３Pだった。
そこからシームレスに第二部に突入する。ワシは何かのテレビ番組のスタッフで、地下道を歩いている。古代の遺跡のようなものがあって、ワシはそこに強力な毒薬を振りかける。すると、砂の下から体長５、６メートルはあるミイラが浮かび上がってくる。そいつは仰向けに寝た姿勢のまま空中に浮いていて、首を曲げてこっちをじっと見つめた。・・・・・・そこで、目が覚めた。
フロイト流の解釈。これは明らかに、性的な夢だ。「 地下道を歩く 」。これは、女性器の中で動く男性器を表している。「 毒薬を振りかける 」。これは、射精だ。
ユング流の解釈。「 地下道を歩く 」。古代の祭儀にも、似たようなものがある。地下に降りて、また地上に戻る。儀礼的に 「 一度死んで、生まれ変わる 」。地下は、女性の胎内を暗示していて、そこに入って新たな生を手に入れる。
「 ミイラが地下から浮かび上がる 」。これは、無意識の内容が表に出ようとしていることを意味する。
何か新しいこと、新しい生を、ワシは求めているのか。
・・・・・・AVデビューする、とか？
