聖書に出てくるさまざまな神々。
カナン地方のバアルとアシュトレトは有名だ。結局ユダヤ人はこの神々を駆逐することができず、かえって先住民に影響されて崇拝するようになる。他にも・・・。
モアブ人の神ケモシュ。ペリシテ人の神ダゴン。アンモン人の神ミルコム ( モレク? )。バビロン人のスコト・ベノト。クト人のネレガル。ハマト人のアシマ。アワ人のニブハズとタルタク。セファルワイム人のアドラメレクとアナメレク。
マイナーな神々だが、侮れない。イスラエル、ユダ、エドムの連合軍がモアブを攻めた時、モアブ王は城壁の上で、長男を焼き尽くす生け贄として捧げた。するとイスラエルに対して激しい怒りが起こり、イスラエルはそこを引き揚げて自分の国に帰った ( 列王記下3、27 )。
つまり、モアブの神ケモシュが、エホバの神に勝ったのだ。預言者エリシャが 「 主はモアブをあなたたちの手にお渡しになる 」 と言ったにもかかわらず ( 列王記下3、18 )、だ。
果たしてこれらの神々が、グラブルに登場する日は来るのだろうか。確かバアルはもう召喚石になっているけれど。