「世界宗教史1」

2012-08-24 19:34:58 | 

を読む。ミルチア・エリアーデ著。ちくま学芸文庫。

 バビロニアのマルドゥク神は、どうしてティアマト神と戦わなければならなかったのか。新しい世界を創造しようとする力と、原初に帰ろうとする力の対立(ユング流にいうと、意識と無意識の葛藤)が、そこに表現されているという。他にも興味深い分析多数。

 引用元の「古代オリエント集」(筑摩世界文学大系)が読みたくなったが、現在絶版中。いやな時代にゃ。
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