日比谷の野音で

2008-10-07 18:04:01 | 音楽

フラワー・トラベリン・バンドを観る。

 立見も出る盛況。観客の7~8割くらいは5、60代の中高年。オープニング・アクトがジョニー,ルイス&チャーだったんだけど、チャーさんが「こんばんわ、シルバー・クラウドです」と言ったのには笑った。

 さて、フラワーズ。実は、90年代に横浜のライヴ・ハウスで、一時的に再結成された彼らのライヴを観たんだけど、オリジナル・メンバーはジョー&ジョージだけで、あとは若い人たちだった(※篠原氏も出ていた!)。ゲストとして和太鼓のヒダノ修一氏が参加して、かなりおもしろい内容だったが、それでも今回のオリジナル・メンバーは見逃せない。特にギターの石間氏は、J・A・シーザーにシタールを教えたという伝説の持ち主だ。

 曲はニュー・アルバムからのものがメイン。悪くないし、十分彼らならではのカラーが出てるんだけど、やはりオープニングでプレイした「メイク・アップ」、「サトリ」、アンコールの「ヒロシマ」のようなインパクトはない。これらの曲でのジョーのボーカルは、昔よりも民族音楽色が濃くて、過激だった。
 石間氏は、すべての曲で自分が開発したシターラ(ギターとシタールのハーフで、ネックが異様に幅広い)をプレイ。だが・・・・・。曲によっては、普通のギターの方がいいんじゃないか、とも思えた。もっと多彩なトーンを出すのがこの楽器のこれからの課題だろう。

 トータルで、約3時間。途中で雨も降ってきたけど、行った甲斐はあったにゃ。
コメント
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