を観たのにゃ。オッペンハイマーは、「二度と核兵器が使われないようにするために、実際に原爆が投下されて大惨事になることは必要」という考え方だった、ということになっているにゃ。それにしても・・・。
長過ぎる。後半の異端審問みたいなシーン、何とかならなかったのか。2時間半で十分な内容なのにゃ。あと、この監督は騎乗位が好きらしいが、正常位にしていたらR15がR12になって、もっと幅広い人たちに観てもらえたにゃう。
「三本の糸」を観る。中村福助・児太郎の会。
実にわかりやすい勧善懲悪の物語と様式美なのだが、小見川千明はうまくハマっていたのにゃ。1500人収容の大ホールでほぼ満席なのだが、さすがはベテラン女優、いつもどおりだった。客イジリもお手のもの。喜怒哀楽のメリハリが光る。
久しぶりに歌舞伎俳優を観て、つい「音羽屋!」と叫ぼうとしたけど、間違ってるとやだからやめておいたわ。あと、もともとワタシが買ったのは二等席だったのだけれど、受付で差額を払って一等席と交換できたの。さすがは松竹、気が利くのだわ。
カール・ケレーニイ、カール・グスタフ・ユングの「神話学入門」(晶文全書)を読んでいるのだが・・・。
211ページにこんな記述が。「欠乏(マンコ)」だと。マンコにそんな意味があるとは知らなかった。いや、ワシにとってはマンコが欠乏していて、実はワシはマンコを切望している、ということか。
70年以上もの時を経て、ユング先生からメッセージを受け取ったぞ。ユング派を続けていてよかったにゃんこ。
を観たにゃんこ。今さらだけど。
なるほど、これは名作にゃう。怪獣のスペクタクルと、細かな人間模様と、両方がよくできているのにゃ。ただ、主人公と浜辺美波のカラミが最後までないのは、どういうワケなのか。ゴジラのせいで、インポになっていたのだろうか。
あと、ラスト近くで安藤サクラさんが、「のりこ」と言うべきところを「あきこ」と言い間違えているような。なんで直さなかったのだろうか。
今月は、ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」の再放送。
前に見たが、内容に問題があるのにゃ。たぶん来週の放送になると思うが、「独裁体制を平和的に転覆させたのか、暴力的に転覆させたのか。統計的には前者のケースの方が多い。だから、暴力を使うべきではない」、というような主張をアメリカの政治学者が行ったという。だが、これは、実に愚かな考え方だと思う。暴力的なやり方が選択されたケースには、それなりの必然性があったのではないか。どちらのやり方が適切なのかは、それぞれの国情によって違うのではないか。ルーマニアのようなケースで、暴力を用いない革命はありえたのか。暴力を用いなければ成功の確率が上がるというのは、まったく現実離れした意見ではないか。
どうも、非暴力的な闘争が、きれいごとにすり替わっているような感じがするにゃ。非暴力でダメなら暴力で、という選択も当然ありうるのにゃ。