勇気付ける言葉

先日の強風の後、ハウスの補修を終え休憩中家族でこんな会話になりました。



「「オンショ畑」昔はな、障子で稲の苗を育てていたんだ。」（父）

まず、第一納得。よく稲の苗を育てる床の事をオンショ畑と言います。
自分は「温床畑」だと思っていました。違うらしいです。
昔ハウスの無い時代は苗を保温する為に、障子を使っていたそうです。障子に油を塗り横手方向に２枚を三角よりそわせ、つなげて苗を保温したそうです。
温床畑でなくて、温障畑が正解。そして・・・

「風が吹く年は、ようく障子が飛んだんだ。重りはするものの強風が吹くと一枚飛んだら続けて飛んでさ、かなり苦労したもんだ。」と、
「そんな俺たちの姿を見てさ、となりの爺さんがなぐさめてくれたよ」と、（父）


『春風、秋良し』（ハルカゼ、アキヨシ）


春に風がよく吹いた年は、秋は豊作だと！！！！！！！！！！！！

昔の人がいう言葉はとても重みがあります。

「ああ、ありがとう」（こめっと）

疲れも吹っ飛びます。「今年は冷夏でしょう。」とかちょっと寒かったらいう天気予報とは違い、

『春風、秋良し』。

覚えておきます。笠原の爺さんが言う言葉。

世代を超えて僕に引き継がれました。

あなたの田んぼは僕が守るよ！！！

明日から楽しく農作業ができそうです。









ちなみに、

「その秋は獲れたのかい？」（こめっと）

「んー・・・・・？」（父）

・・・・・・・・・・・。

覚えてないらしいので、凶作では無かったらしい・・・・・。