実はこのテーマ、先日一度アップしたのですが、ちょっとした手違いで消してしまいました。そこで、もう一度。
投げ釣りにおける力糸、すなわちテーパーラインと道糸との接続は、多くの投げ釣り師が電車結びに頼っている。
しかし、ご存知の通り、電車結びは結び部分の強度が極端に低下してしまう欠点がある。
そこでぼくなどは、いったんビミニツイストでダブルラインを作り、そこにセイカイノットでテーパーラインをつないでいる。
これは抜群に強く、手早く結べるのが最大のメリット。
ただし、テーパーラインがないと、出来ない。
そこで、「かんたんリーダー結び」を使って、道糸に直接PE5号をつないでみたところ、これが意外にも良好。
強度がセイカイノットを上回るのは間違いないうえ、太いPEに直接つないでもすっきり収まるのが嬉しい。
この結びを使えば、0・4号程度の道糸でも、直線強度がそのまま生かせるため、投げ釣りに使用しても全く心配はない。
唯一の欠点としては、根掛りした際、結び部分が弱くなっていないため、どこで切れるか分からない。
まあ、それほど強い結びになるってことですね。
興味のある方は、一度試してみていただきたい。
つなぎ部分の仕上がりは、こんな感じです。
これが「かんたんリーダー結び」です。
はじめはポイントがつかめなくてうまくラインが反転しなかったり、右手に巻き付けたラインが食い込んで痛かったりしたのですが、今は全く問題ありません。
先日鎌倉のボートカワハギでPE1.2号にフロロリーダー20LB、そして市販のカワハギ仕掛けで挑みました。
何度か根がかってしまったのですが切れてくるのは仕掛けの途中で、結束部分が抜けることはまったくありませんでした。
根掛かりはない方がいいけど寒い時期にフィールドでラインシステムを組む手間を考えればこの強度は強い味方になりますね。
時合にも釣り逃すことなく尺上をゲットすることもできました。
今度はメバル用の細いPEでも試してみたいと思っています。