夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

Spot

2020-02-20 11:13:43 | 議員報告
ようやく確定申告の準備が終わりました。あとは役場で行われる申告会で書類を書き上げるだけ。
毎年そうですが、レシートの打ち込みだけは苦痛で集中できない男です。「誰がやっても同じ」って仕事はむいてないのでしょうね。



誰がやっても同じといえば、「地方の議員なんて誰がやっても同じ」って思いが根底にあり、「それでいいのか!?」って思いで一念発起、議員になることにしました。
でもね。
ちょっと前に「連さんの考えはこの村には馴染まないんだわ」と唐突に言われたことあって、それを言った彼(ブログを読んでいる方)もこの村の有力者。
田舎独特の見えない大きな力を持っていて「彼が言った」と噂さされることに住民は動かされるし、村の批判が圧倒的に多い。
まぁ、それだけ村の将来に関心があって、それはそれで良いんだけど、でもどうでしょうか?
今の村で何不自由なく快適に暮らしているなら、僕を排除すればいい。でも、多くの住民は「このままじゃいけないから、なんとかせいや!」と思っているし、彼もそう思っているから批判的な意見を言うのだと思う。
僕は今までの経験や知識をフルに活用し新しいものを取り入れようと思っています。それを「馴染まない」と言うことで片付けていいのでしょうか・・・?
馴染むということは止まるということ。
今は時代がすごいスピードで進んでいてアップデートを繰り返しています。AIは停滞はあっても後退はない。常に新しいイノベーションを発信し、その情報は安価で誰でも簡単に手に入れることができるのです。
≪そんな進歩を拒む人が、懇望するダイスを踏みつける≫
僕はそんなことでひるむつもりはないから「馴染まない」と言われても愉快に感じるけど、多くの村の者はどうでしょうか・・・?若者はどうだろうか・・・?

以前にも書いたことがありますが、政治に若者の参加が少ないのは本当に危険なことだと感じています。ここでは詳しく説明しませんが、政治家は選挙で票を入れる有権者に向いて政治を行う生き物らしい。
近年、少しづつですが女性を融通した政策がなされてきたのは女性の政治家が増えつつあるから、、、。(まだまだ少ない)
年金の問題もそうですが、テクノロジーの分野でも若者に向けた政策は少ない。ボヤボヤしているとやられるよ!もっと若者が政治に参加しないと、、、。
北海道の知事が37歳、有名なところでは橋下徹が38歳、福岡の高島宗一郎が36歳で都市のリーダになり30代40代の首長が都市部で増えている昨今、
地方はまだまだ。まだまだだ。

何もかも新しくしようと言っているのはない。今の世の中にスピードに合わせていく必要性を感じてるのです。

国の政策として、ここ数年で全国の小学生がタブレットを持つようになるでしょ。タブレットを利用していない大半は「タブレトの使い方を勉強するのか・・・?」っていうんですよ。(確かにルール説明はするでしょう)
少し知識を持った人は、「プログラム教育の為に必要」だとか、、、、。その程度の展望しか持っていない。
タブレットからプログラム教育ってどう繋がるのかわからないけど、小学生にタブレットを持たせる本当の意味は『勉強のスタイル』革命。
言うまでもないけど、今や、学校に行かなくても勉強はできます。
ただ、学校はなくならない。勉強だけを教える場ではないからね。でも、英語を話せない先生から英語を教わる矛盾はなくなるだろうな。
それだけ大きな改革が教育の世界で起こり始めているのに、田舎は田舎のルールみたいなものに縛られています。

ボストンダイナミクス社という会社が作った犬型ロボットはご存知でしょうか・・・?、
YouTubeで簡単に検索できるので見てもらいたい。僕も最初にその画像を見たときは「これはCGだろ」と思うぐらい驚きの映像でした。
その画像を始めて見てから1年、つい先日ある企業のTVコマーシャルに出演している「Spot」を見て、これは、ここ数年で身近で見られるようになると確認したね。
ボストンダイナミクス社は以前HPで、今は生産コストがかかるが将来は3Dプリンターで、各家庭に犬型ロボット「Spot」が利用されるようになると書いていましたが、いよいよ実現感が伝わるCMだったと思います。

話がずいぶんダイナミックになりターミネーターやアベンジャーズの世界になってしまいましたが、つまりボヤボヤしてる場合じゃないってこと。

「馴染まない」って言われても、議会ではタブレットが使えないなら、使えるように言い続けるしかないでしょう。
保険屋や車屋がいち早くタブレットを取り入れ、民間から徐々に自治体にも移り、最近の調査では全国の15パーセントの議会がタブレットの利用を始め、議会資料のデーター化が進んでます(田舎は最後で良いという理論はないだろ)。
データー化を自治体に求めても「議会で決めてくれ」って、、、、。議会は議会で、タブレットの話についてきてくれる議員は一人か二人、、、。まだ、スマホを持っていない議員もいる。
「まったく」どうなるんだか・・・?

大げさだけど幸福論ってお金では測れないでしょ。貧乏な長屋で育った家庭にも幸せってあったでしょ。
一番大切なものって「希望」や「期待」なんじゃないかなぁ。
変わらないことに希望は生まれない。全てを変えようと言うことではない。時代に沿った変化に恐れない勇気を持たないと、今のままではダメだよね。
頭の固い人たちにどう伝えていけばいいのか分かりませんが、まだ始まったばかり!
まだまだ頑張んないとね。来週からいよいよ3月の定例会に向けた準備が始まります。
一般質問はできたので、先ずは決算書の見方を勉強しないと、、、。


(小さくてごめんなさい。伸ばせば見えるかな・・・?札幌市議会はタブレットを利用すると品位が下がるらしいです)

さて、確定申告の書類もでき、気持ちの整理もできたので、僕の部屋の片づけをします。
古くなったものは箱に詰めて、いらなく物は捨てようっと。

素敵な一日になりますように、、、、。

おまけ