伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

シクラメン

2010年12月20日 | Weblog
薄暗い朝です。でも気温は上がって行くそうですね。とうとう今週クリスマスが来ちゃいますね。いくら寺でも子どもたちにはプレゼントを考えてます。私にとってはクリスマスが誕生日なので昔っから何とも変な日でありましたし、坊主になってからはなおさらそう感じましたが、もうこの歳ですからもうただのにぎやかな25日という感じです。
プレゼントをもらえる子、そうでない子、家族で迎えられる子、そうでない子…。いろんな環境の中で暮らす家族がいます。自分は恵まれた環境の中にいます。ですからわずかでも援助できることを25日前に出来れば、それが自分に対するプレゼントになるような感じがしています。玄関に飾ってあるシクラメンを見つめているとそんな思いがこみ上げてきます。

深呼吸して・・・

2010年12月19日 | Weblog
昨日よりはゆるみましたが今朝も冷え込んでます。ホント師走らしくなってきました。来週はクリスマスですもんね。子どもたちも二学期が終了しちゃいます。こんどは正月準備でまたあわただしくなります。
今日が今年最後の超法事ラッシュ(明日も忙しいですが)。分刻みで法事が入っています。こんな時だからこそ落ち着いていないといけませんね。忙しいくてあせってしまうと周りが見えなくなります。相当気をつけないといけません。まず深呼吸して…この繰り返しで行きましょ。では準備に取り掛かります。スーハー、スーハー…

いい朝・・・に感謝

2010年12月18日 | Weblog
今朝の方が昨日より寒い感じがします。冬の朝ですね。
今日から月曜までまた超ハードな三日間になります。体調に気をつけて切り抜きましょう。

賢者は、順次に少しずつ、そのつど、みずからが汚れを除く。
鍛冶職人が銀の汚れを除くように。
                    『法句経』
その都度気づけばいいんですよね。いいことも悪いことも。気づかないから大ごとになるんですよね。ちょっとした事にも感謝の気持ちを持てれば幸せです。ちょっとした怒りの感情にもその都度気づけられると、大ごとにならなくて済みます。
こんな気持ちのいい朝を迎えられることに感謝して一生懸命今日も励みましょ。今日を大切な一日と感じて過ごそうと思えば、なんかそれだけでうれしくなりますもんね。
“なんでもない日 万歳!”「不思議の国のアリス」でも歌ってましたもんね!

ととのえて

2010年12月17日 | Weblog
キ~ンと来てます!今朝は氷も張ってますね。今シーズン初です。所どころ参道も凍って滑りやすくなっています。
12月も後半になりましたからね~。なにかとあわただしくなってきました。

まず自分を正しくととのえ、ついで他人を教えなさい。
そのようにする賢明な人は、煩わされて悩むことがない。
                   『法句経』
自分を整えることは非常~っに難しいことです。理想です。でもそこに向かっていかないと成長しませんよね。こんな時こそ、この句を心にしっかりととどめておくべきでしょう。
20日まで超忙しくなりますが“ととのえ”ていきましょ~!

杉玉

2010年12月16日 | Weblog
今朝はこれまでになくキ~ンとした寒さを感じますね。でもまだ真冬の寒さとは違います。昨年の方が寒かったですもんね。
写真は“杉玉”です。なぜか寺に杉玉。でも雰囲気ありますよね。杉玉は作り酒屋の軒先に吊らされているの何度か見たことはありますが緑色の真新しいのは今回が初めてです。ご近所の檀家さんが作ってくれたものです(ありがとうございます)。
お酒の神様への感謝をあらわすものだそうですが、作り酒屋においては新酒が出来たことを知らせるために吊るしているそうです。
酒屋ではありませんが(当ったり前)、この杉玉が吊ってあるとすんごく雰囲気があります。お酒の神様に感謝しつつ、お酒にのまれないように自己管理をすることを誓って年末年始を送りましょ。

感謝と幸福を願って

2010年12月15日 | Weblog
朝焼けの日差しが境内をオレンジ色に染めています。しっとり濡れた参道がとてもいい感じです。
残り二週間くらいですもんね。これからは気をつけないとあっという間に大晦日になっちゃいます。本日今年最後の寺の役員会議をおこない一応年内の寺の事業は終わります。あっという間の一年でした。いろんなことがありましたが、事故やアクシデントにあうこともなくどうにか無事に過ごせた感じです。まだ終わったわけではありませんが、最後まで気を引き締めていかないといけませんね。
目に見えて変化しているのは成長期の娘たちです。特に三女は食べる量も多くなり一番変化がわかりやすい一年でした。子どもの成長はうれしいもんです。どこの子供でも食に差が出てはいけません。成長期の子供にはしっかり食が保障されなくてはいけません。しかし今年も理想通りにはいきませんでした。飢えに苦しむ子どもたちにいくらかでも支援をしてきましたが、やはり厳しい一年だったようです。
世界の6人に一人が飢えに苦しんでいます。このことはいろんなことを私達に伝えてくれます。この一年感謝の気持ちとあらゆる人々の幸福を願いながら穏やかに過ごして行きたいところです。

明るい未来・・・

2010年12月14日 | Weblog
雨の朝はよけい暗いですね。ずいぶん降ったようで水たまりが出来ています。
12月も半分過ぎようとしています。年賀状やその他事務的ことなどやらなくてはいけないことがずいぶん残っています。
この頃になるとこの一年の時世やスポーツを振り返った特集番組が放送されますよね。一月のハイチの大地震から始まりパキスタンの大洪水、西アフリカニジェールの干ばつ等々、大災害が多数起きてしまいました。ロシアでの干ばつによる小麦価格の高騰やオーストラリアでも同じように小麦の生産が落ち込んで食糧支援にも大きなダメージを与えています。
それに加えて世界的不況もありますからますます不安定な情勢になっています。明るい未来…誰もがそのことを夢見ていますが現実は相当暗い方向に行っているような感じです。
すべては人類の業(ごう…行い)の結果なんでしょうね。因果応報なんでしょう。一人一人の意識が変わらないうちは明るい兆しは見えないでしょうね。
酔っ払いの歌舞伎役者のけんかに多大な放送時間を費やしているようでは明るい兆しは難しいでしょうね。

もう一人の自分

2010年12月13日 | Weblog
くもり空の朝です。午後からは冷たい雨になるようですね。乾燥していますから雨はいいかもしれません。
昨日は午前・午後とず~っと法要を繰り返していました。一日に何人の人と顔をあわせたんでしょうかね。
たまには逆の立場で法要を観てみたいですね。わたしの法要ってどんなもんなんでしょうね。法話はわかりやすいでしょうか?所作・歩き方・姿勢はどうなんでしょ。
“客観的”ってとても大切なことです。もう一人の自分がいつも観ているように法要を行うこと、生活をすること、これは自分を磨くためにはいいことだと思います。
みっともない、だらしないことをしたらすぐ気づくことができますもんね。
“もう一人の自分”といつも居たいですね。