伝える

今のうち（５時台）はいいんですけど、日中はまた３０度いくみたいですね。
昨日のちょうど暑かった頃、地元小学校の体育館で６学年合同の授業参観
でゲストティーチャーとして一時限任され授業をしてきました。
国連世界食糧計画（WFP)の推進する「学校給食プログラム」についてのお話です。
飢餓に苦しむ子供たちのこと、温暖化により自然災害が増えていることで
さらに食糧難になることなどをなるべくわかりやすく話したつもりですが
ホント難しいですよ授業は。最初に難民キャンプなどで配給されるトウモロコシ粉
と大豆粉などで作られているお粥を再現したものを少量ずつ児童全員に食べてもらいましたが、
案の定「うまくない…」という反応がかえってきました。
このお粥だけが一日に一回の食事になることを伝えましたが、
子供たち一人一人はどんな気持ちをもったのか・・・。
豊かな国と食事もろくに摂れない国の子ども達…。現実にその場所にはいけませんが
相手の立場をいかに想像するということが、物の見方や感じ方を変え、自分自身を変えるという
ことにつながってゆくんだと思います。
でも、“伝える”ってむつかしいですよね。