伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

ささやかだけれどかけがえのない・・

2008年04月22日 | Weblog
ちょっと風のある朝です。昨日は予想以上に寒かったですが
今日もそんな感じになりそうですね。
寺の駐車場のボタン桜は今が満開です。以前は境内にも何本か
桜はありましたが、今はボタン桜だけになりました。
岩手生まれの私にとってはゴールデンウィークの頃に桜というのが
あたりまえの感覚なんですね。桜城小学校という、今思うとすてきな
名前の学校にも通っていましたが、なにより桜が満開の“高松の池”という
地元の名所をめずらしく母と散歩したのが心に残る私にとっての“桜”です。
誰しも桜にまつわる思い出というのがありますよね。桜はそういう意味で
日本人に深くしみこんでいる特別なものかもしれません。
子ども達にも印象に残る桜との思い出を作ってあげたいなと思います。
“あまりにも当たり前すぎて見過ごし忘れてしまった、人生にとってささやかだけれども、
かけがいのない大切な事や大切な時間”・・以前何かの雑誌で読んで気に入って書きとめたものですが、
日常こそが人生そのものです。
きっと生涯においての大切な思い出とは日常のなかの、ほんのしたことかもしれないのですから。