本日(10月25日)、決算特別委員会(市民まちづくり局、観光文化局)と2つに分 かれ審議、私は、観光文化局の決算特別委員会にて、札幌観光の「おもてなし」について、2項目を質問いたしました。
以下、質問内容であります。
「北海道おもてなしタクシー」と「外国人のおもてなしと受入」について
◎北海道おもてなしタクシーについて
《質問》
本市の訪れる観光客の満足を高め、リピーターを増やしていくためには、心の残る思い出をまち全体で観光客に提供することが重要思います。 北海道や札幌に代表される、食べ物美味しさや景色・景観の素晴らしさも勿論でありますが、地元の人から受けた「おもてなし」や触れあいも観光客の印象に残ると思います。その為、ホテル、飲食店、商店街、交通機関で働く人など観光客と触れ合う機会の多い人が常に「おもてなし」を意識し、自分達が札幌の観光を盛り上げて行くという自覚と責任を持って、観光客に対応していく必要があると思います。
この様な中、札幌市はタクシー乗務員のおもてなしと観光知識の向上による、利用促進を目指して、「北海道観光おもてなしタクシー乗務員認定制度」を全道に先駆けて実施すると聞いております。
今般、乗務員の認証等を実施する、組織体「北海道おもてなしタクシー乗務員認定機構」及び「札幌協議会」の発足を本年の9月9日に設立総会を経て、先般予想を上回る、1,000人以上の乗務員から応募があり研修がスタートしたと聞いております。
そこで2点質問をいたします
タクシー業界の反応を含め、この制度の内容と今後の進め方についてお尋ねします。
この事業は、先駆的に取組んでいる、他の自治体でもあると聞いております。その状況や成果をお尋ねします。
《最質問》
この研修に先駆け、「北海道観光おもてなしタクシー乗務員認証制度」のロゴマーク、愛称も募集も決まったようであります。
愛称は、「夢大地北海道ガイドタクシー」で、北の大地北海道の夢の観光スポットを案内する観光ガイドタクシーであり、多くの人々に親しまれるように」という願いを込めて命名されました。同時に、認定者であることを示す愛称と組み合わせたデザインのロゴマーク決まり、日本では北海道にしか生息しない「シマフクロウ」モチーフに採用し、森の賢者といわれるほどの知恵は観光知識豊富さを、「森の守り神」は旅の安全を守ることに通じ、360度の視界の良さは気配り・おもてなしを象徴しているとのことです。
その愛称はやロゴマークを実践する、「乗務員認定制度」は3つ星まで段階的なステップを踏んでいくと聞いております。認定を受けて2年毎に次に行くようでありますが、
2つ星、3つ星の認定やそれまでの検証をどのようにされていくのか、お尋ねします。
この本制度が広く普及していくことで、タクシー業界の活性化やタクシー以外の業界や一般市民も「おもてなし」を意識するようになり、まち全体のおもてなしレベルアップに繋がっていくものと考えます。
他の業界との連携や市民へのPRについて、どのような取り組みを考えているのか、お伺いを致します。
◎外国人のおもてなしと受入について
《質問》
昨年度の札幌を訪れる外国人は、前半は景気や新型インフルエンザの影響があり、入り込みも大きく落ち込みましたが、昨年の12月頃から今年に掛け徐々に回復しており、観光関連業者も、更なる伸長を期待しているところであります。
特に、本市に訪れる観光客は、やはりアジア圏の方が、断然に多く、ここに至っては、中国の富裕層から、この度、中間層への海外旅行の幅が広がり、今後、中国を中心とした観光客の増加も期待されることから、アジア各地に向け、日本の観光地を始めとする各都市において、プロモーションも盛んになり、日本の都市間競争も激しくなると予想をしております。
そこで、本市や北海道観光の振興のため、北海道ならでは、札幌ならではという魅力を十分に発揮し、「おもてなし」を伴いながら外国人観光客を受け入れ態勢も、観光関連業者のみならず、市民レベルまで拡げていくべきと考えます。
そこで質問でありますが、
今後、札幌を訪れる、外国人観光客増加に、本市観光行政は、どのように対応、取組んでいかれるつもりか、伺います。
また、それに伴う課題を、どう認識しているのか、伺います。
一方で、外国人観光客の増加に伴い、文化や習慣、マナーの違いから、受入現場では、小さな摩擦の発生や市民が不快な思いを感じる場面も多くなっできたとも聞いております。
市として、外国人観光客との摩擦等などの実態把握をしているのか、また、他都市(他観光地)などの実態等も把握されているのか伺います、更に把握されていれば、その具体例を、お示し願います。
《再質問》
今後、外国人観光客の増加、受入に対し、札幌観光の振興を更に進めるためにも、観光業者も市民も「おもてなし」の心を持ちながら、外国人に対する理解も深めていくべきであると考えます。
また、日本や札幌に訪れる外国人も、日本の文化、習慣、ルール、マナー等といったものも、しっかり理解した中での訪れが必要と思います。
現在は、小さな摩擦としても、大きなトラブルに発展する可能性もあり、受入側は「もう受け入れない」、来客側も「二度と行かない」など、相互にとって、不愉快なものしか残らず、観光振興等のマイナスに繋がりかねません。
そのようにならない為にも、相互理解を深めていく事が肝要と考えます。
そこで質問でありますが、
本市観光行政として、現在、どのような対策をしているのか、また、今後どのような取り組みしていく考えなのか、伺います。
また、他都市での取組みあれば、紹介をお願いします。
更に、観光関連業以外の市民レベルでの、取組みをどのようにされるつもりか、伺います。
《再々質問》
・・・これまでの答弁を受けて
相互理解の方策に於いて、外国人の生活習慣や食文化の違いを学ぶ研修と実施しているとのことですが、市民との同じ施設内での接点に対しどのような取り組みをしているのか。
外国人観光客向けに、地図やガイドに加え、日本の風習やルールを記載した、小冊子を配布するとの事ですが、そのガイドブックは何ヶ国語を作成しるのか。
「答えは現場にある」を信条に
「あなたの声を市政に」・・・むねかた雅俊
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