富谷教会ホームページ・礼拝説教

富谷教会は宗教法人の教会です。教会は礼拝室と二つの茶室からなる和風の教会です。ゴルフ場に接する自然豊かな環境にあります。

「日本福音教団」について

2018-11-02 17:44:26 | キリスト教

 日本福音教団 1953年(昭和28年)6月2日に、正式に包括宗教法人として文部大臣より認可を受ける。 

 

代表役員: 野村正幸牧師 クリスチャン・コミュニテイチャチ                  〒500-8802 岐阜市不動町4-7 電話058-214-6081 Fax058-214-6082 E-mail fukuinsoumu@gmail.com

総務: 白均鉉(ぺク キンケン)牧師 日本ベテル教会〒160-0004   東京都新宿区四谷4-24 中島第一ビル2F 電話03-3356-1168  Fax 03-3351-1193           

書記 : 梅津衛副牧師 東京信安教会 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-9-3 電話03-3302-5252 Fax03-3302-5252

教団事務所 日本ベテル教会

          日本福音教団教憲 

 神は恵みにより、諸国民の中からキリストにあるみこころに適う者たちを召して、これを聖別し、聖書による交わりにあずからせて下さいました。これが聖なる公同の教会です。主はその福音を地の果てまで宣べ伝えて下さり、この終末の世に日本の人々を顧み救いの恵みに与らせてくださいます。聖霊を受け、天の召しに与った私たちは、自主独立の公同の教会形成するに至りました。聖霊の霊感による聖書理解に立ち、福音を信じ、これを地の果てまで宣べ伝え、聖礼典を守って、主の来たりたもうことを待ち望み、その聖(み)旨(むね)を成し遂げることを志(こころざ)すものです。

 第一条    本教団は主イエス・キリストを首(かしら)と仰ぐ公同教会であって、教憲及び教会規則の定めるところに従って主の体なる公同教会の権能を行使し、その存立の使命を達成することを本旨とする。

 第二条    本教団は、旧新約聖書を福音の真理を示した教会の拠るべき唯一の聖典とする。聖書は神の霊感によって記されており、神について、救いについて、全き知識を我らに与える神の言であって、信仰と生活の誤りのない規範である。主イエス・キリストにより啓示され、聖書において証された唯一の神は、父・子・聖霊なる三位一体の神であられる。御子は我ら罪人の救いのために人となり、十字架にかかり、ひとたび己を全き犠牲(いけにえ)として神にささげ、我らの贖(あがな)いとなりたまえり。神は恵みをもって我らを選び、ただキリストを信じる信仰により、我らの罪を赦し義としたもう。この変わらざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔(きよ)めて義の実を結ばせ、その御業(みわざ)を成し遂げたもう。                  教会はキリストの体であって、恵みによって召された者の集(つど)いである。教会は公(おおやけ)の礼拝を守り、福音を正しく宣(の)べ伝え、バプテスマと主の聖餐の聖礼典を執(り)おこない、愛のわざに励みつつ、主の再び来り給うを待ち望む。

 我らはかく信じ代々の聖徒と共に、使徒信条を告白する。

 使徒信条                                                    我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独子、我らの主イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりて宿り、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬(ほうむ)られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり、かしこより来りて、生ける者と死にたる(死ねる)者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。

 第三条 本教団は教憲及び教団規則の定めるところに従って、会議制により、その政治を行う。

 第四条 本教団は責任役員会を最高の意思決定機関とする。決定事項は総会において公表する。本教団の教会機能及び教務は教憲および教団規則の定めるところに従って、責任役員会の主導により、代表役員が統括する形で執行される。

 第五条   本教団はその教会的機能および教務を遂行するために教区を置く。

 第六条   教区は本教団所属教会の第二条の定める信条を告白する地域的共同体であり、責任役員会がこれを統括する。

 第七条 教会は宣教に勤め、主に日ごとに礼拝を守り、時を定めて聖礼典を執行する。礼拝は讃美、聖書朗読、説教、祈禱および献金等とする。聖礼典は洗礼および聖餐であって、本教団による按手礼を受けた教師がこれをおこなう。

 第八条    教団の教師は、神の召命を受け、正規の手続きを経て、献身した者とする。正規の手続きとは、神学校課程を修め、教師試験に合格し、本教団責任役員会の認定を受け、本教団による按手礼を受けた者のことである。外国籍の教師または日本に帰化した教師も、第八条の規定に準ずる。

第九条   本教団の信徒は、洗礼を受けて教会に加えられたものとする。

第十条   本教憲を施行するに必要な規定は、教団規則によってこれを定める。

第十一条 本教憲は教団総会三月前に議案を公表し、教団総会において責任役員の三分の二以上の同意を得て変更可能とする。

  沿革 ジョン・ウエスレーの教義である「クリスチャンの完全」を目指し、中田重治の主張された新生・聖化・神癒・再臨を受け継ぎ、ホーリネスの流れを汲み、66巻の旧新約聖書を神の霊感で書かれたことを信じ、時が良くても悪くても、あやまりなく神の言を伝え、主イエスが定められた洗礼と聖餐の式典を忠実に守っている。尚、政治などに関しては国家のためには祈るが政治活動には直接に参与せず、聖霊に満たされて、主イエスの証人となることを目標にし「福音を全日本へ」をモットーにして進んでいた。
 中田重治監督のリバイバル、そしてイスラエルの回復、その他様々な問題の中で、初期の群れは分裂し米田豊師、車田秋次師他の先生方と共に、聖教会に加盟していたが、太平洋戦争下、政府の命令により日本基督教団に統括されていた。                 

1952年、太平洋戦争後、日本基督教団ホーリネスの群の中で活動を続けていた吉田勝栄、星野栄一らは、1953年(昭和28年)東京聖書神学院卒業の教職者を中心にして、ホーリネスの群れから独立して、「日本福音教団」を設立し、6月2日に、正式に包括宗教法人として文部大臣より認可を受けた。

 1954年(昭和29年)、吉野勝栄(初代総会議長)、星野栄一(初代総会副議長、東京聖書神学院長)の尽力により、東京聖書神学院の卒業生が全国各地で開拓伝道をして、使徒の時代のように、主イエスは、教団の勢力を伸ばして下さった。 昭和29年夏には教会数30名、教職40名、信徒数1000名になるほどの隆盛に至りました。                                                           1971年に日本福音教団は分裂し、日本福音教会連合と分かれた。第2代の総会議長に星野栄一師が推挙され、その時代より韓国、中国の宣教師を受け入れ、各地の伝道を応援する。                                                 1996年9月、星野師が召天され、10月に福音聖書教会での臨時総会で、武井啓治師が議長に選ばれたが、諸事情により日本福音教団を離脱され、平岡忠雄師が議長代行となり1年余星野師、武井師の残期を全うされた。                                  1998年3月、教団第26回総会にて、田辺誠一師が総会議長に選定され、2002年で創立50年になった教団の記念集会と記念誌の発行が出来た。                           2,004年3月に分裂問題など、教団のさまざまな混乱が近年まで続き、教団の存続危機に陥りました。                                                   しかし、2018年2月12日に日本福音教団の再生を願う有志達によって「日本人教職者・信徒リバイバル聖会」が東京の福音聖書教会(田邊誠一牧師)で開催され、日本福音教団再生の道筋の土台が固められました。3月7日の臨時総会を経て6月19日には東京の聖都教会で年会・総会が開催され、議長を野村正幸が務め、新しい七人の責任役が承認され、日本福音教団の3年間の舵取りの責任が委ねられました。  2018年4月30日、東京の日本ベテル教会の年次総会において、野村正幸牧師が代表役員、総務は白均鉉(ぺク キンケン)牧師が選ばれた。      

  現在(2019年2月)の教会数は以下のようになっています。

 日本人牧師による教会の群れは、8教会です。(東北3教会、関東4教会、中部1教会) 韓国人牧師による教会の群れは19教会です。(東北5教会、関東12教会、中部2教会)(韓国人牧師とは、韓国国籍の牧師、または日本に帰化した韓国人の牧師です。)

     文化庁発行の宗教年鑑(平成29年度版)によると、キリスト教の新教では、日本聖公会や日本基督教団を始めとして、文部科学大臣所轄の包括宗教法人の教団数は50あります。日本福音教団はそのうちの一つです。

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