真っすぐに目的地を目指しているつもりで森に迷い込んだゾロは、シャンディアの戦士プラハムと出くわし、闘う事となった。
プラハムとゾロは互角にやり合い、決着がつかない。
プラハムは、「なかなかしぶとい・・・、悪ィな、ナメてたよ、青海人」と言うと、海賊ゾロは剣を抜いた。
「いいや、こちらこそ悪かった。てっきりザコかと」
暫くのにらみ合いの後、先に動いたのはブラハムだった。
「貝」を足に仕込んだ戦士は、踏み込みなく超人的な飛躍をみせて、閃光付きの銃を撃ってきた。
"見合い"が必要な剣士に、目をくらませる閃光と俊敏な空中戦は不利だった。
ゾロは、背後から迫る巨大ウナギに一瞬気をとられている隙に、足を撃たれた。
ゾロは、ブラハムからかなりの距離をとった所で、逃げるのを辞めて振り返った。
「眼・耳・鼻・舌・身・意・・・人の六根に好・悪・平!!またおのおのに浄と染!!一世三十六煩悩。
おれは今、大砲の砲口をお前に向けている。お前は銃、おれは大砲。間合いも威力も、おれの武器が勝ってる。お前はよくやったが・・・・くだばれ」
遠くからほざくゾロに、ブラハムは呆れたが、ゾロはニヤリとして言った。
「飛ぶ斬撃を、見たことあるか? 【一刀流、三十六煩悩鳳(ぼんどほう)】」
ゾロの飛ぶ斬撃に倒れたブラハムに、ゾロは言う。
「痛み入るよ、別にお前に恨みはねェが、消すと言われて消されるタマじゃあねェんだおれは。受けて立つぜ、サバイバル」
ゾロがシャンディアの戦士と戦っていた頃、「脱出班」の目の前にこのゲームの大本命"神・エネル"が姿を現していた。
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