まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し 第一章 目次

2016年05月30日 | カラダ探し第一章(完)
第一章 資料とまとめ

※「カラダ探し」第一章ストーリーまとめ

※第一章 時系列データ

※第一章 登場人物データ

※カラダ探しルール

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(1)第一章 一日目
1話、一日目 「私のカラダ探して・・・」
 


(2)第一章 二日目
2話、二日目 夢じゃない
3話、二日目-2 遥の中の少女
4話、二日目-3 2回目の「カラダ探し」がはじまる
5話、二日目-4 だったらアンタが死ねばいいじゃん
6話、二日目-5 昆虫を弄ぶように殺す


(3)第一章 三日目
7話、三日目-1 頼まれる前に遥を殺す
8話、三日目-2 殺しても死なない
9話、三日目-3 自分で死んでりゃ世話ないな
10話、三日目-4 ”腰”発見

11話、三日目-5



(4)第一章 四日目
12話、四日目-1
13話、四日目-2
14話、四日目-3 健司による理恵レイプ未遂
15話、四日目-4 「赤い人」の最優先事項
16話、四日目-5 禁断の放送室



(5)第一章 五日目
17話、五日目-1 「カラダ探し」なんて”呪い”に巻き込まれてはいけない
18話、五日目-2 胸、揉んだろか
19話、五日目-3 5回目のカラダ探し、敵は健司
20話、五日目-4 理恵が健司を殺す時


(6)第一章 六日目
21話、六日目-1 キーワードは「小野山美子」
22話、六日目-2 殺された小山美子
23話、六日目-3 6回目のカラダ探し、健司の異変
24話、六日目-4 翔太、男の意地


(7)第一章 七日目
25話、七日目-1 今まででわかったことまとめ
26話、七日目-2 八代先生の自宅と5年間のカラダ探し
27話、七日目-3 矢代先生がイケメンだった頃
28話、七日目-4 だから俺が引っ張ってる 
29話、七日目-5 憑依された健司の力


(8)第一章 八日目
30話、八日目-1 健司と山岡泰蔵、山岡雄蔵
31話、八日目-2 高広のおんぶ、明日香の気持ち
32話、八日目-3 8度目のカラダ探し、放送室の中の人
33話、八日目-4 「赤い人」と「ケンジ」の挟み撃ち


(9)第一章 九日目
34話、九日目-1 「赤い人」が旧校舎に現われました
35話、九日目-2 海辺の告白
36話、九日目-3 トイレの遥さん
37話、九日目-4 ギャーギャー言ってないで旧校舎を調べるのが先
38話、九日目-5 見えない壁
39話、九日目-6 旧校舎で待つ者
40話、九日目-7 旧校舎を調べても
41話、九日目-8 「赤い人」と鬼ごっこ
番外編、福井あずみ


(10)第一章 十日目
42話、十日目-1 教室の変化
43話、十日目-2 記憶の行方
44話、十日目-3 10回目のカラダ探し、残すは生徒玄関と放送室のみ
45話、十日目-4 血まみれの生徒玄関
46話、十日目-5 放送室のドアが開く
47話、十日目-6 ルール無視の虐殺


(11)第一章 十一日目
48話、十一日目-1 健司の知る真相
49話、十一日目-2 八代先生の最後の忠告
50話、十一日目-3 高広のキス
番外編、高広のゴメンのわけ
51話、十一日目-4 俺がぬいぐるみを奪ってくる
52話、十一日目-5 泰蔵、俺に力を貸せ
53話、十一日目-6 「赤い人」激怒
54話、十一日目-7 今までの「赤い人」がかわいく見える
55話、十一日目-8 後は任せたから
56話、十一日目-9 終了処理
57話、十一日目-10 次はお姉ちゃんが遊んでくれるの?


(12)第一章 最終日
58話、最終日-1  元に戻ったんだ
59話、最終日-2  第一章完

コメント

カラダ探し第一章 ~ストーリーまとめ~

2016年05月30日 | カラダ探し第一章(完)
どこの学校にも1つや2つ「学校の怪談」があるように、県立逢魔高校にも、昔から言われてきた「学校の怪談」があった。
それは「赤い人」と呼ばれる話で、放課後1人で学校に残っていると、「赤い人」と呼ばれる全身を真っ赤な返り血で染まった人に遭遇することがあり、その「赤い人」を見た後、”振り返る”と「赤い人」に殺される、という話だった。

だけど、それを本気で信じる生徒などいなかった。



2年生の森崎明日香、伊勢高広、鳴戸理恵、柊留美子、浦西翔太、杉本健司の6人は、ある日突然クラスメートの三神遥から「私のカラダを探して」と頼まれる。

何の事かわからなかったが、帰宅後の6人に異変が起こり、深夜12時に6人は制服姿で学校の生徒玄関前に飛ばされてしまう。
帰宅しようにも、校門の前には”見えない壁”があって外に出ることができないうえ、ケータイは通じなくなっていた。
何が起こっているのかわからず、とまどう6人のケータイに「カラダ探し」のルールが配信され、強制的に「カラダ探し」がスタートする。

一日目。事態を呑み込めない6人は、無人なのに自動で開いた校舎玄関に招き入れられるように恐る恐る入る。入った途端に生徒玄関で「赤い人」・・・全身に返り血を浴びて真っ赤に染まった幼い少女と遭遇し、次々に少女の恐るべき怪力で惨殺されていった。
高広は、幼い頃から思いを寄せていた明日香が、自分の目の前で首を吹き飛ばされて殺される様子を見てショックを受けるも、自身も殺されてしまう。


二日目。朝、6人が目を覚ますと、自宅ベッドに居て”昨日”である11月9日に戻っていた。
だが、昨夜の惨殺の記憶、痛み、体のあざが夢ではないことを物語っていた。
6人は共通した”今日とは違う昨日の11月9日”の記憶を持っていて、2度目の11月9日の朝を迎えていた。
とにかく、三神遥から「カラダ探し」を頼まれなければいいと考えた6人、三神遥から逃げるも逃げ切れずに、6人それぞれが再び「カラダ探し」を頼まれて、再び恐怖の深夜0:00を迎えることとなる。
2回目の「カラダ探し」の夜、6人は昨日よりは落ち着いて校舎に入ると、校内放送で「赤い人」の出現場所をアナウンスしているのを聞き、その場所を避けながら「遥のバラバラになったカラダ」を探した。高広が第一号となる「右腕」を見つけて、ホールに不自然に置かれた棺桶の中に収めた。

「赤い人」に見つかると殺される、その恐怖と痛みは皆の記憶と体に染み込み、翔太は自分が助かる為に、理恵と健司を身代わりにして逃げるが、結局は全員殺されて2日目を終える。



三日目、登校すると理恵と健司が、昨夜の翔太の行動に対して激怒していた。
話を聞いて怒ったメンバーは、翔太に三神遥を殺してくるように言いつけ、翔太は三神遥の首を絞めて殺すが、6人は首が半分ちぎれた異様な姿の三神遥に「カラダ探し」を依頼され、6人は「カラダ探し」からは逃れられないことを悟る。
深夜の「カラダ探し」は、翔太と留美子が自分以外のメンバーが殺されたことを「ざまーみろ」という態度を見せるなど、協力しあうには状況が過酷すぎて、「カラダ探し」を終わらせるには協力が不可欠と考える明日香は不安を覚えた。



四日目の「カラダ探し」では、健司が「自分の体の中に誰かが入ってくる・・・」と言い出して様子がおかしくなり、理恵が健司にレイプされそうになった。レイプは未遂で終わったものの、「赤い人」だけでなく「健司」にも警戒が必要となった。
明日香は「赤い人」以外に「放送室の中の人」の存在に気付き、「放送室の中の人」に見つかると「赤い人」がピンポイントで現れる事を知る。
また、「赤い人」に見つかると背後から抱き着かれ、歌を歌い終ってから絞殺されるのだが、歌をうたいきる前に、他の場所で誰かが”ふりむく”と、そちらを優先して殺しに行くことがわかる。



五日目、「カラダ探し」の中で体のパーツを棺桶に収めると、翌日の日中の11月9日に微妙な変化が起こる事を知る。また、日を追って三神遥からの「カラダ探し」の依頼が悪質な程怖くなるが、回避のしようがなく、日中も遥による恐怖体験を味わうことになっていった。
 さらに、「カラダ探し」の中での健司の異変も加速しており、理恵をレイプする為に、健司は包丁で明日香と留美子を刺し殺すという暴挙に出る。
理恵は、あらかじめ「赤い人」の姿を見ていたことを利用して、健司の前でわざと振り返って「赤い人」を召還して、自分が襲われる前に健司を「赤い人」に殺させるという技を編み出すまでになる。
「赤い人」や「健司」からの恐怖は募るも、留美子の明るい性格をムードメーカーとして女子3人は結束力を束ね、辛い中にも女同士の友情の楽しさを失うことなく行動していくようになる。



六日目、結束を強くした女子3人は日中も行動を共にするようになり、旧校舎の捜索をしている中で、八代先生が「カラダ探し」について何かを知っている事を突き止める。
繰り返す11月9日の記憶が積み重なる6人に対して、日々記憶のなくなる八代先生との交渉は難しく、頭脳派の翔太がその役を担ってくれたおかげで、八代先生の知る「赤い人」に関する情報を得る事ができた。



七日目、八代先生は、高校生の時に5年間もの間「カラダ探し」をした経験者であった事を知る。
健司を除くメンバーは八代先生の自宅へ行き、そこで当時、先生が5年かけて調べた「赤い人」についての情報を得る。「赤い人」とは、50年程前にバラバラ殺人の被害者となった「小野山美子」という少女で、彼女の遺体は当時建設中だった逢魔高校にバラバラに隠されていた、とのことだった。だが「赤い人」の正体がわかっても、「カラダ探し」から逃れる方法はわからない。



八日目、毎晩豹変しては、「カラダ探し」で「赤い人」の味方について、メンバーを殺す側に回る健司の事を調べる為、5人は日中に健司の自宅を訪ねた。健司は、日中も学校には来ず、気が触れたように自室に閉じこもっていたが、同居している健司の祖母から有力な情報を得る。
健司の祖父である「山岡雄蔵」とその弟で知的障碍者の「山岡泰蔵」は、殺された小野山美子との接点があったのだ。山岡泰蔵は、小野山美子を殺して自殺した犯人とされていた人物であったのだ。



九日目、校舎内を探し尽くしたが、残る3つのカラダは見つからず、健司を除く5人は途方にくれる。
だが昨夜の校内放送で、「旧校舎に赤い人が現れました・・・」というのがあったことをヒントに、旧校舎を探索することとした。
新校舎のドアや窓から外に出る事はできない。唯一出れるのは屋上だけであった為、綱引きの綱を利用して屋上から校庭に出て、旧校舎へと向かった。旧校舎では「左腕」を見つけたが、残りの2つはどうしても見つからないままだった。



十日目、パーツが見つかる度に翌日に変化があるのだが、10日目の変化は劇的だった。
まず6人の記憶の中に三神遥が刷り込まれており、また、今までクラスの皆から存在に気付かれなかった三神遥が、クラスの人気者になっていた。
残り2つ。今まで何度も通ったが見落としていた生徒玄関と、放送室の捜索を試みる。
まずは玄関の下駄箱で「右脚」を発見し、残るは頭部の1つを残すところとなった。
意を決して高広と明日香、理恵の3人で放送室に向かうと、「赤い人」が待ち構えており、放送室のドアを開けようとする人を最優先でルール無視で殺しにくる。
それでも放送室を開けると、そこには見えない壁があり、中には「小野山美紀」と思われる少女がいた。
高広が「赤い人」との接触の際に「赤い人」の持つぬいぐるみを奪ってしまった時、今まで見た事がない程の激怒をみせ、3人は連続して一瞬で惨殺される。その時にぬいぐるみの中に、遥の頭部が入っている事に気付く。



十一日目、健司が登校し、自分に憑依しているのは「山岡泰蔵」であること、小野山美子を強姦して殺した真犯人は「山岡雄蔵」であること、かろうじて自分の意識を保っていることの説明と謝罪をうける。
5人は健司を受けいれて、6人で協力して最後のパーツを集め、皆で「カラダ探し」を終わることを誓い合う。
最後の「カラダ探し」の目標は、「赤い人」の持つぬいぐるみの中の頭部。
激怒した「赤い人」に殺される事は前提で、リレー方式で死ぬ前にぬいぐるみを次の人へと受け渡していき、棺桶に収める計画を立てた。順番は健司→翔太→高広→理恵と留美子→明日香の順となった。
計画通り、ぬいぐるみの中の頭部は、仲間の命と引き換えに明日香の手に渡り、明日香の手で棺桶に無事収め「カラダ探し」は終了かと思われた。

だが、「カラダ探し」が完成した"後の事"は、誰も知らなかった。
死んだ者達は、放送室の「小野山美紀」によって”終了処理”がなされて消えた。生き残った明日香の目の前にゲームの支配者である「小野山美紀」と、凶暴性をなくした「赤い人・・・小野山美子」と棺桶から立ち上がった「三神遥」が和やかに現れて、明日香を三神遥の代わりに棺桶に入る人に指定した。
「カラダ探し」とは、メンバーのうちの1人が次の「カラダ探し」の依頼者となって、延々と繰り返される終わりのないゲームだったのだ。
とまどう明日香を、遥は棺桶へと突き落とし、明日香は深い眠りに落ちていった・・・。



最終日。明日香は学校のホールで目を覚ます。
教室に行くと、「終了処理」がされた仲間たちが元気に登校しているのを見て喜んで話しかけるが、留美子も幼馴染の理恵までもが、自分の事を知らない人だと怪訝な顔をする。明日香の記憶も「カラダ探し」の記憶も喪失してしまっているようだった。

明日香は、自分が以前の「三神遥」の立場・・・「カラダ探し」を依頼するだけで、クラスの誰の記憶にもなく、存在のない人になっている事に気付いて愕然とする。
そんな明日香を、「カラダ探し」の記憶を持つ遥があざ笑った為、明日香はカッとなって遥にくってかかるが、遥をかばった留美子にビンタをされて、明日香は泣きながら教室を後にした。
帰宅しようにも、日中だというのに「見えない壁」があって、学校を出ることができない。

泣き崩れる明日香を追いかけてきたのは、高広だった。
明日香は知らなかったが、「終了処理」をされた時点で高広は虫の息ではあったが生きていた為、八代先生同様に記憶を消されることなく、明日香の事も「カラダ探し」の事も覚えていたのだった。

「何があっても、明日香を守る」と言う高広に、明日香は涙が止まらなかった。
でも、明日香は大好きな高広を、再び「カラダ探し」に引きずり込みたくはなかった。

明日香は、高広に告白の返事を・・・「大好きだよ」と答えた後、高広の前からその姿を消してしまった。



「カラダ探し」第二章へ続く
コメント

カラダ探し 第一章 ~~時系列データ~~

2016年05月30日 | カラダ探し第一章(完)
「カラダ探し」で起こった出来事、わかったことを時系列に沿って書き出しました。


1日目(1話)
・11月9日の昼13:00、6人がクラスメイトの「遥」に「私のカラダを探して」と頼まれる。
・21:30、それぞれのケータイに友人の名前で、しつこくメールが届く。
・深夜0:00、ケータイを持ち、制服姿で学校の玄関前にとばされる。
・ケータイに、「カラダ探し」のルールがメールで着信する。
・玄関にいた「赤い人」に全員惨殺される。


2日目(2話、3話、4話、5話、6話)
・自宅で目覚めると、また11月9日に戻っている。
・登校途中、猫が車に轢かれて死ぬのを目撃。
・2度目の11月9日の13:00、遥に依頼されぬよう全員ちりぢりに逃げるが、各自の所に遥が現れて「カラダ探し」を頼まれる。(カラダ探しは拒否は出来ないことがわかる)
・深夜0:00、諦めて「カラダ探し」をスタートさせる。
・「赤い人」は、校内放送でその居場所が告知される。
・「赤い人」は、一瞬で場所移動が出来るらしい。
・高広が、右腕発見して棺桶に収める。
・翔太、理恵と健司を自分の身代わりにして逃げる。
・全員殺されて2日目終了。

3日目(7話、8話、9話、10話)
・目覚ると、また11月9日に戻っている。
・登校途中、猫が車に轢かれずに生きているのを目撃。
・学校で、翔太の昨夜の身勝手さにメンバーが激怒し、翔太に遥を殺させる。
・遥は、殺しても死なない。(不気味な姿でカラダ探しを頼みに来る)
・明日香、授業中に遥の首が180度回転して後ろを向いたのを見る。
・13:00、遥に「カラダ探し」を頼まれる。
・深夜0:00、翔太が昨日の詫びで、囮となって「赤い人」をひきつけて時間稼ぎをする。
・翔太、「赤い人」に背後から抱きつかれるが、ふりきって逃げる。
・留美子と翔太が、仲間の死を「ざまーみろ」と笑う。
・”腰”を発見する。

(11話)

4日目(12話、13話、14話、15話、16話)
・日中、三神遥が屋上から落下
・深夜0:00、4度目の「カラダ探し」開始。
・体育館倉庫で、理恵が健司からレイプされそうになる。
・健司の様子がおかしく、健司は呻きながら「誰かが中に入ってくる」と言う。
・明日香、背後から「赤い人」に抱きつかれるが「赤い人」が歌の途中で突然消えて助かる。
・「赤い人」は、背後から抱き着いて殺すよりも、「赤い人」を見た人が振り向くことを最優先で殺しに行くことがわかる。
・明日香、屋上にいる「赤い人」と目があって、狙われる。
・「放送室」の中に、美子でない誰かがいて、見つかると、ピンポイントで個人名で「赤い人」を召還されて殺される。


5日目(17話、18話、19話、20話)
・朝起きるとケータイの置き位置がかわっている。
・登校中の猫が生きている。
・女子3人で昼の旧校舎を探索して、矢代先生に出会う。
・八代先生が過去の「カラダ探し」の経験者である事が判明。
・女子3人で放課後は明日香の家ですごし、乳のもみあいをした結果、理恵が巨乳、明日香が普通、留美子が貧乳であることがわかる。
・21:00、明日香入浴中に遥に「カラダ探し」を頼まれる。
・同時刻、留美子と理恵は布団の中から這い出た遥に「カラダ探し」を頼まれる。
・深夜0:00、女子3人で「カラダ探し」中行動し、旧校舎の玄関が開かない事を確認する。
・健司が理恵のレイプを遂行する為に、包丁で明日香と留美子を殺害する。
・理恵、「赤い人」を見ておいて、健司の前でわざと振り向いて「赤い人」を呼び出して健司を殺させる。


6日目(21話、22話、23話、24話)
・翔太、過去の自分勝手な裏切り行為を反省して「男の意地」で別行動を宣言。
・翔太が八代先生との交渉役となる。
・八代先生の口から「小野山美子」の名前がでて調べた結果、小野山美子は50年程前に10歳で殺害され、バラバラにされた体を当時建設中だった高校校舎に隠されていた殺人事件の被害者であった事がわかる。
・「カラダ探し」中ではない時間帯に、ケータイに送信された小野山美子の新聞記事画像が、「赤い人」に変化する。
・遥の依頼方法が、悪質化する。
・深夜0:00、「カラダ探し」スタート時点で、高広が健司を捕まえておくが、憑依後の健司に素手で高広が殺される。
・憑依された健司、「赤い人」の歌を歌いながら校舎を徘徊。
・「赤い人」、ピアノを弾いてみる。
・「赤い人」には足跡がないことが確認される。
・翔太、「赤い人」に捕まるも、留美子の振り返り優先の法則で助かる。
・翔太、左足を棺桶に収める。
・健司、発狂して屋上から落下。
・明日香、うっかり屋上から落下。


7日目(25話、26話、27話、28話、29話)
・明日香が、今までのわかったことをノートをまとめ、矢代先生に見せる。
・放課後、八代先生の自宅の「赤い人」資料を見せてもらい、先生が5年も「カラダ探し」をしていたこと、終了後は元の世界に戻れることがわかる。
・八代先生自宅の小野山美子の絵が、「赤い人」に変化。
・八代先生は「カラダ探し」の前は活発なイケメンだったが、5年の「カラダ探し」で疲弊し不気味な容貌になった事が判明。
・「カラダ探し」をしていた人は、経過時間を経た体で、現在に戻される。

・21:00、遥の頼み方がいよいよ不気味になる。(この時の遥の顔がプレゼントTシャツのイラストとして採用される)
・深夜0:00、健司がスタート直後に殺人鬼と化す。
・高広が明日香の手をとって、「カラダ探し」をする。(高広の明日香への恋心が溢れ出る)
・高広、健司の襲撃を回避する為、明日香をその胸に抱きかかえる。
・高広がケータイアラームで「赤い人」をひきつける技を編み出す。
・明日香が「左胸」を発見し、棺桶に収める。
・高広と明日香は、健司に殺される。


8日目(30話、31話、32話、33話)
・午前中に学校を抜け出し、明日香、高広、留美子の3人で健司の自宅を訪ねる。
・健司は気がふれたように、日中も部屋に引きこもっている。
・健司の祖母から、健司は小野山美子を殺した「山岡雄蔵」の孫であることを知る。
・当時、真犯人とされた「山岡泰蔵」は、山岡雄蔵の知的障害のある兄で、小野山姉妹とは仲がよかったらしい。
・午後、健司の自宅で知ったことを、翔太に報告。
・女子3人で学校を抜けてカラオケに遊びに行くが、不良に絡まれ、高広に助けられる。
・不良に殴られた明日香を、高広がおぶって公園で休憩し、そこで、明日香も高広が好きであることを自覚する。

・深夜0:00、西棟にいた明日香、放送室の中の人と目があう。
・直後、明日香のいる場所にピンポイントに「赤い人」が出現。
・明日香、後ろから「赤い人」、前から「発狂したケンジ」に挟まれる。
・明日香、健司に「たいちゃん!」と呼びかけると健司の動きが一瞬止まる。
・「赤い人」が健司を殺す。(健司は「赤い人」の仲間ではないことがわかる)


9日目(34話、35話、36話、37話、38話、39話、40話、41話)
・登校後、昨夜の報告会にて、各班とも囮を使った協力プレイが効率がいいことがわかる。
・昨夜、「旧校舎に『赤い人』が現れた・・」との校内放送がかかっていた事が報告される。
・高広の提案で、気分転換に高広の祖母の家のある海に、みんなで行く。
・20:00、明日香、海辺で高広に告白されるも、返事は「カラダ探し」が終わった後とする。
・21:00、明日香が高広のフリをした遥に依頼され、留美子はぽっとん便所の中で遥に依頼されるなど、遥の悪質化がエスカレート。
・深夜0:00、最後の大職員室を「赤い人」の出現なく捜索できるが、新校舎内でカラダ発見ならず。
・旧校舎を探す為、校舎屋上に綱引きロープを運び、ロープを伝って新校舎を脱出する。
・高広、明日香、翔太の3人を旧校舎捜索隊とし、留美子と理恵は新校舎屋上でロープ引き上げ役として残る。
・明日香、旧校舎で「小野山美紀」らしき少女と遭遇、直後に「赤い人」出現。
・高広が「赤い人」の囮となって、校庭を何周も走り続ける。(赤い人の走る速さは高広より少し遅い)
・旧校舎で左腕を発見するも、残り2体は見つからず。
・新校舎へ戻る途中で健司と「赤い人」に全員殺害され、左腕は棺桶に収められずに終了。


10日目(42話、43話、44話、45話、46話、47話)
・目覚めると、6人全員の記憶の中に、遥が刷り込まれていた。
・今までクラスから無視されていた遥が、クラスの人気者になっていた。

・殺害された小野山美子には双子の姉「小野山美紀」がいた。
・美子が殺害される直前、赤い服の取り合いで美子とケンカをしていたことから「赤い人」は、自分の服を血で真っ赤に染めたくなったと思われる。
・美紀は、美子殺害後に原因不明の病で死んでいる。
・美子殺害の犯人とされていた「山岡泰蔵」は、実際は温厚な人物で、美子・美紀姉妹と仲がよかった。
・健司の中に憑依した泰蔵は、美子の服を赤く染める手伝いをしている、と思われる。
・『赤い人』が味方のはずの健司(山岡泰蔵)を殺す理由は不明。

・深夜0:00、残す捜索場所は、生徒玄関と放送室の2か所のみ。
・健司が「赤い人」に背中から抱きつかれた状態で高広と遭遇、いつもと違って健司の意思で高広を守ろうとする行動が見られた。
・玄関で「右足」発見する。
・高広、明日香、理恵の3人で「放送室」へむかうも、「赤い人」に待ち伏せされる。
・「赤い人」は、放送室のドアノブを触った人を最優先で背後にしがみつきにくる。
・放送室に「小野山美紀」がいたが、見えない壁があって、中には入れない。
・「赤い人」からぬいぐるみを奪うと激怒し、ルール無視で一瞬で3人が惨殺される。


11日目(48話、49話、50話、51話、52話、53話、54話、55話、56話、57話)

・登校中、いつもは子猫がいる場所に、子犬がいるという変化が見られた。
・遥がますますクラスの人気者になり、6人が無視されるようになる。
・健司が登校してきた為話をきくと、「山岡泰蔵」に憑依されているとのこと。
・「小野山美子」殺害の真犯人は健司の祖父の「山岡雄蔵」で、美子はレイプ後に殺害され、それを隠すためにバラバラにされた。
・残すぬいぐるみの中の頭部奪還は、6人全員で協力してリレー方式でする事を計画する。
・八代先生に「カラダ探し」終了後は普通の生活に戻ることを確認、ただし最後の1つを棺桶に入れる時の注意事項を聞き漏らす。
・高広、屋上で明日香に告白の続きをする。
・高広、放課後に明日香の家で明日香にキスする。

・深夜0:00、美子からぬいぐるみを奪い、6人のリレー形式で棺桶まで運ぶことを実践し、5人死亡で成功する。
・最後の1つはホールで待っていた明日香が納めて「カラダ探し」を終了する。
・棺桶から光が放たれ、「赤い人」が停止して小野山美子の状態に戻る。
・校内放送で死んだ者の「終了処理」が行われる。
・生き残った明日香は・・・・・・。

・美紀は明日香に「美紀が美子ちゃんの服を赤くしてあげるの」と話し、明日香はその言葉に純粋で無邪気な狂気を感じる。
・三神遥が棺桶から立ち上がった為、明日香は遥にいくつかの質問をぶつける。
・明日香達がメンバーに選ばれた理由は、友達ではない人達だから。
・「カラダ探し」も、日中の人々の記憶の操作も美紀の操作であり、美紀はルール決めに拘る性格である。
・カラダが全部集まれば、美紀はその体の主を開放すること。
・明日香は、遥の話しに矛盾を感じるが、遥に棺桶に突き倒されて棺桶の中で強制的に眠りに落ちる。
・眠りに落ちる明日香に美紀が「お姉ちゃん、また遊ぼうね」と声をかけた。



最終日(58話、59話)
・明日香は、日中の学校のホールで目を覚ます。
・教室では、消去されたメンバーがいたが、皆「カラダ探し」と「明日香」の記憶を失くしていた。
・三神遥もいて、明日香に「ごめん嘘ついちゃった」と囁く。
・遥を叩いた明日香に対し、留美子、理恵が遥の味方をして明日香を叩き、明日香は居場所を失くす。
・明日香は、夜の学校同様に見えない壁によって学校の外に出る事が出来ず、泣き崩れる。
・明日香は、八代先生の元で「カラダ探し」の終わった後について聞く。
・「カラダ探し」のラストは、生き残った誰かが、最後のカラダを棺桶に入れねばならない。
・終わった時に生き残った人(先生、高広)は、カラダ探しを頼まれた日の朝に目覚め、カラダ探しの記憶を保持する。
・終わった時に死んでいた人(留美子、翔太、理恵、健司)は、カラダ探しの記憶を失くして目覚める。
・棺桶に入った人(明日香)は、「カラダ探し」の日数分先で目覚める。
(カラダ探しに11日かかったので、11月9日から11日後の11月20日に目覚めた)
・八代先生がいいかけたアドバイスは「最後の体は誰も死んでいない時に入れなさい」だったが、頭部を最後に残した時点でそれは無理だった。

・終了時に死にきれていなかった高広は、「カラダ探し」の記憶と明日香の記憶を保持しており、「明日香がどこにいてもオレが絶対に探してやる」と宣言する。
・明日香は、「高広大好きだよ」という言葉を残して忽然と消えた。

・明日香が消えた時、相島美雪はふとナニカを感じた気がした。

----カラダ探し 第一章 完-------------

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カラダ探し 第一章 ~~登場人物データ~~

2016年05月30日 | カラダ探し第一章(完)




森崎明日香

・O型、158cm、49kg、将来の夢:保育士
・高広と理恵とは幼馴染。
・協調性のあるバランスのとれた性格で、仲間の輪を取り持つことが多い。
・物事をよく考えていて、いざという時の根性はかなりある。
・お風呂が好きで、途中入浴シーンがあり、ドラエもんのしずかちゃん的、
水戸黄門のお銀的役割も果たす。そこそこ巨乳。


伊勢高広

・B型、182cm、78kg、将来の夢:宇宙で星を見る
・明日香、理恵と幼馴染で、誰から見ても明日香が好きな事がわかる。
・カッとなりやすく、ケンカ早いが、優しい一面もある。
・バカ、単純、純粋、無鉄砲、ポジティブ、アイデア豊富。
・「カラダ探し」ではその肉体的強さと、精神的強さが重宝された。




鳴戸理恵

・A型、164cm、53kg、将来の夢:パティシェ
・高広と理恵とは幼馴染。
・怖がりで、控えめな性格。
・普段静かな分、怒った時が怖い。
・巨乳。


柊留美子

・O型、166cm、50kg、将来の夢:玉の輿
・茶髪で、軽くヤンキーが入っていて、元々は明日香や理恵とは仲良くなかった。
・はっきりとした明るい性格で、人懐っこく、怖がり。
・女子3人の中でムードメーカー的役割。
・貧乳。




浦西翔太

・AB型、163cm、51kg、将来の夢:公務員
・インドアな秀才。
・「カラダ探し」ではその頭脳で謎の解明や、八代先生との交渉、作戦を練るなど参謀的役割りで重宝された。



杉本健司
・A型、178cm、62のkg、将来の夢:アニメーター
・元々は大人しい性格で、理恵が好きだった。
・途中から何かに憑依されて、小野山美子に協力してメンバーを殺害するようになる。
・小野山姉妹の死と深く関わる、山岡兄弟の孫にあたる。



三神遥

・明日香達のクラスメイトで、「カラダ探し」を毎日依頼する。
・後半の依頼の方法やビジュアルが、「赤い人」を超える勢いの怖さとなる。



○八代先生


・旧校舎の農業科の教師
・高校時代に「カラダ探し」を5年経験し、「赤い人」に関していろいろ調べた経験から、現「カラダ探し」メンバーのアドバイザー的役割をしている。
・ただし「カラダ探し」に加わっていないので、毎日記憶がなくなっている。
・元々はイケメンだった。



○小野山美子
   
・昭和40年頃の人で、小野山姉妹の双子の妹。(前髪パッツン)
・50年ほど前に殺害され、当時建設中だった高校建物に体をバラバラにされて隠された。
・「赤い人」本人。
・殺害される前に、姉の美紀と赤い服の取り合いでケンカしており、元は白い服を着ていたと思われる。



○小野山美紀
・昭和40年頃の人で、小野山姉妹の双子の姉。(前髪長い)
・妹美子殺害事件直後、原因不明の病気で死亡。
・放送室で「赤い人」を操っている人と考えられる。




○山岡泰蔵

・画像左の人物
・昭和40年頃の人で、山岡雄蔵の兄。
・知的障害があるが優しい性格で、小野山姉妹と仲がよかった。
・弟の雄蔵に虐待されていた。
・小野山美子殺害の犯人とされ、自殺している。(真相は弟の雄蔵に殺害されていた)
・健司との親族の関係となる。


○山岡雄蔵

・画像中央の人物
・昭和40年頃の人で、山岡泰蔵の弟。
・とても気性の荒い性格で、妻や知的障害のある兄を虐待していた。
・健司の祖父。
・小野山美子を乱暴して殺した真犯人。



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カラダ探し 第一章 ~~カラダ探しルール~~

2016年05月30日 | カラダ探し第一章(完)
【学校の怪談】


1、「赤い人」は放課後の校舎に現れる

2、「赤い人」はひとりになった生徒の前に現れる

3、「赤い人」を見た者は、校門を出るまでに振り返ってはならない。

4、振り返った者は、カラダを8つに分けられ、校舎に隠される。

5、「赤い人」に殺された生徒は、翌日、皆の前に現れて「カラダを探して」と言う。

6、「カラダ探し」を拒否することはできない。

7、「カラダ探し」の最中にも「赤い人」は現れる。
 
8、「カラダ探し」はカラダを見つけるまで行われる。

9、「カラダ探し」では死んでも死ねない。



【カラダ探し・実際ルール】・「カラダ探し」は、”振り返った者”ではなく、別の方法で選択された”カラダを分裂”された生徒から頼まれる事で始まる。

・「私のカラダを探して」の依頼を断る事はできない。

・「私のカラダを探して」は、毎日一定時刻に全員に依頼される。

・深夜12:00、強制的に制服姿で学校玄関前に連行される。

・学校外へは”見えない壁”によって出れない。

・ケータイは通じない。

・「カラダ探し」中は、同じ日が延々と続くが、メンバーはその日数分年をとる。

・始まると、校舎に入らなければならない。

・校内放送で、「赤い人」の出現場所がしらされる。

・「赤い人」がターゲットを探している時は、うたを唄っている。

・「赤い人」を見ると、以降振り返ってはならない。
振り返ると「赤い人」が瞬間的に現れて、八つ裂きにされる。

・誰かが振り返って「赤い人」がその場所へ移動してきた時も、「校内放送」で場所のお知らせ がある。

・他の人を殺そうとしている最中でも、”振り返った”人が最優先で殺される。
(このルールを利用して、殺したい相手を殺したり、逆に助ける事が出来る)

・「赤い人」に背後から抱きつかれると、歌が唄い終った時点で腰を引きちぎられる。
歌の最中に、振り返らずに力で振りほどくのは可。
抱き着かれている最中に、違う場所で「赤い人」を見た人が振り返ると、抱き着きを放棄して、振り返った人を殺しに行く。


・「放送室」の中に入ろうとすると、名指しで背後に「赤い人」が呼ばれる。

・「放送室」の中には、見えない壁があって入る事はできない。

・見つけたカラダは、ホール棺桶に入れなければならない。

・カラダを棺桶に収めると、翌日に変化が生じる。

・「放送室の人」に見つかると、その場所に「赤い人」が召還される。


「カラダ探し」のなぞ
○なぜこのメンバーが選ばれたのか?

○遥とは誰で、どうして「カラダ探し」と関わっているのか?

○「赤い人」って誰で、呪いって何?

○「放送室の少女」は誰で、「赤い人」と何の関係?

○「カラダ探し」をする目的って何?

○「赤い人」が唄う歌の意味は?

○「カラダ探し」を完了させるとどうなるの?

○「カラダ探し」完了後、遥に関する記憶はどうなるの?

○健司に憑依している人は誰?目的は何?

○健司と「赤い人」の関係は?

○八代先生は、なぜ5年も「カラダ探し」をしていたのか?
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カラダ探し  ~~学校見取図~~

2016年05月30日 | カラダ探し 最終章(完)













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カラダ探し 第一章 7巻 59話「最終日-2」~完~

2016年05月29日 | カラダ探し第一章(完)
私は、八代先生の元へと走り、先生の顔を見るなり「『カラダ探し』を終わらせた後の話・・・教えてください」と泣きながら頼んだ。


八代先生は、この状況を理解してくれて、私の話を一通り聞くと、先生にもわからない事はたくさんあると前置きをして、先生の知ることと推測を教えてくれた。
・「カラダ探し」は生き残った誰かが、棺桶に入らなければ終われない。
・終わった時の各自の状況によって、3種類の「その後」がある。
・全員に共通して、「カラダ探し」で繰り返した日数分、年をとる。

終わった時の状況は、
①終了時に生き残ったいた人・・・八代先生と高広がここ。
・目覚めは「カラダ探し」を頼まれた日の朝。
・「カラダ探し」の記憶がある。
・頼みにきた人は、刷り込みの記憶になっている。

②途中で死んで消去された人・・・留美子、理恵、翔太、健司
・目覚めは「カラダ探し」を頼まれた日の朝。
・記憶は頼まれた日以降の全てと、棺桶に入った人を忘れている。
・すりこまれた記憶を持って、目覚める。

③棺桶に入った人・・・・森崎明日香、私。
・「カラダ探し」で繰り返された日数分先で目が覚める。
 (明日香は11日かかったので、11月9日スタート、目覚めは11月20日)



先生がいいかけた終了のさせ方のアドバイスは「最期のカラダは誰も死んでいない時にしなさい」だった。
それも最期の頭がぬいぐるみの中なら、どの道無理だったんだ。
私が一人で生き残っていたので、他の皆が私を忘れたという事だった・・・。

先生が5年もかかったのは、仲間の妨害があったせいなのだと言う。
当時の恋人が最期のパーツを棺桶に入れるところを、瀕死の状態で見ていたらしい。
その彼女は、先生が卒業した6年後に卒業した。
「カラダ探し」をした5年と、「カラダ探し」を頼んだ1年で、合計6年後。

そこまで話を聞いて私は悟った。
先生も、この状況からの抜け出し方は知らない。




私はまた屋上に戻って一人で考えて、考えてもどうしようもない事に落ち込んでいると、遥が「やっぱりここにいた」と私に声をかけてきた。
「ここぐらいしか行くことなんもんね、わかるわよその気持ち。
私も1年近く「カラダ探し」をさせられていて、目が覚めたら私の友達は皆卒業していたの。
あんた今、学校からでられないでしょ、でも大丈夫。
誰かに「カラダ探し」を頼めばいいの。また誰かを棺桶に入れると明日香を思い出すから」

と言うが私には出来なかった。
あんな辛いことを友達に頼むなんて、できるはずがない。



遥はため息を一つついて「あんたホントバカね。そんな明日香にいいこと教えてあげる。
「カラダ探しルール」校門から出るまで振り返ってはいけないってやつ、あれ出られない人には関係ないから。それから棺桶に入るのは誰でもよかったの・・・、それが私でもね。それと~私今日この後、高広とデートなんだよね」
と言う。
「それだけはやめてよ・・・、高広は私と約束を・・」と泣いて訴えたけど、遥は冷たく「約束?だから、全部忘れてねんだって。それじゃ、ま、頑張って」と立ち去っていった。


絶望のどん底にいる私に、今度は美紀が無邪気に話しかけてきた。
「お姉ちゃん、遊ぼう。美子ちゃんもいるよ。美紀が迎えに来たんだよ」


私は、彼女達の言う「遊ぶ」は、「カラダ探し」を頼んでスタートさせることだと思った。
もう逃げられない。
本当に私だけ、「カラダ探し」は終わってない事を悟った。
私は「お姉ちゃん1つだけやることがあるの、もう少し待ってくれないかな」と言うと、美紀は「うーんわかった!じゃあお姉ちゃんが振り返ったら迎えに来るね」と言い残してフッと消えた。
ふりかえったら・・・・か。


私のやり残したたった1つの事。
それは遠くからでいい、最後に高広の姿を一目見たい。
私は、階下に降りて廊下の角に隠れていると、高広の声が聞こえてきた。
高広の声を聞いて、私の心臓はドクンドクンと脈打と、涙が溢れて仕方がなかった。
実際に高広を見ると、助けてほしくて、声をかけてほしくて、でも出来なくて、更に辛くなってしまった。



けれど、高広の横にいる遥と理恵が私を見つけて「遥をひっぱいた子だ」と説明している。
私は、いたたまれなくなって屋上に逃げた。
健司が屋上から飛び降りた気持ちが、今ならわかる。
そしてもうそれも叶わないことも、わかってる。


高広に守ってもらいたかった。ずっと一緒にいてほしかった。
でも・・・もうダメだ・・・と思っていた、背後から高広の声がした。
「よう、こんな所にいたのかよ」


私は高広の口から、遥をかばって私を責めるような言葉を聞きたくなかった。
それだけは嫌だった。
「謝るから・・・一人にしておいて・・・」と泣く私に高広は「ダメだ、オレの気がすまねぇ」と言って、
そして「ずっと探してたんだぞ、今までどこに行ってたんだよ、明日香」と私を抱きしめてくれた。



どうして・・・・?
どうして高広が私の事を覚えているのか、私にはわからなかった。
実は高広は、"あの時"まだ死んでいなかったのだ。
私は高広が死んだと利きたくなくて、耳を塞いでしまったので気付かなかったけど。

私は、嬉しくて嬉しくて高広の腕をギュッと掴んだ。
私の事を覚えていてくれている人がいる、私を探していてくれた人がいる、それが高広である事が嬉しかった。
以前と同じ笑顔で「お前の返事聞いてねぇのにわすれるかよ、約束したろ?」と笑ってくれる。


私は嬉しさと反面、悲しさに涙が止まらなかった。
聞いちゃいけない・・・けど・・・・・・私は聞いてしまった。
「高広、返事の前に一つ聞いてもいい?もしも・・私がまたいなくなっても・・また探してくれる・・?」と。

高広はいつもの調子で「明日香がどこにいても、オレが絶対に探してやる。でももうどこにも行くな」と言ってくれた。


ありがとう、その言葉で私は十分だよ。
私は、高広の方へ・・・・振り向いた。
「大好きだよ」



明日香の涙が、高広の眼に入り、一瞬高広は目を瞑った。
そして再び高広が目を開けた時には、明日香の姿はどこにもなかった。


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明日香と同じクラスの相島美雪は、ふと何か・・・それが何かはわからないけど
何かを感じた気がして、ふと空を見上げた。




【カラダ探し 第一章 完】  
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【カラダ探し 第弐章 プロローグへ続く】













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カラダ探し 第一章 7巻 58話 「最終日-1」

2016年05月28日 | カラダ探し第一章(完)
目を覚ますと、私は学校のホールの長椅子の上で寝ていた。
昨日、確かにここで「カラダ探し」を完成させて、遥に棺桶に突き倒されて眠ってしまった記憶がはっきりと残っている。


私はすぐにケータイを取り出して、日を確認しようとしたが、電池が切れていて確認できなかった。
私は、教室へと駆け出した。
遥の言ったことより、八代先生の言葉を信じたい!!!
"昨日"死んだ皆が復活していますように・・・!!!!

教室には、笑顔で友達と笑う理恵がいて、朝からはしゃぐ留美子がいて、本を読む翔太、そして健司もいる!!!
「元に戻ったんだ・・・・」と思う私はほっとして涙が溢れてきた。


私は近くにいた留美子に「留美子、おはよっ!やっと「カラダ探し」が終わったね、皆も無事で嬉しくて・・」と言うと、留美子は怪訝な顔で
「は?朝っぱらから何言ってんの?てかその前にあんた誰?気安く呼び捨てにしないでくれる?」と冷たく言われて、私は驚いた。

理恵なら、わかってくれるはず。
私は理恵に「留美子が『カラダ探し』のこと忘れてるみたいなの!理恵は覚えているよね!?」と話しかけると、理恵が「あなた・・誰?ごめん、私怖い話とか苦手だから・・・」とやはり怪訝な顔をされた。
幼稚園からずっと一緒に育ってきた親友の理恵が、私のことを忘れている・・・。



私は、すぅーと血の気が引くような、嫌な胸騒ぎを覚えて、心臓がドクンドクンと脈打った。
留美子も理恵も翔太も健司も、私のことを知らない・・・・。
違ったんだ・・・私だけが皆の記憶から消されているんだ・・・、だとすると高広も・・・・。

私はもう一度理恵に「私はっ、同じクラスだよ!ずっとずっと一緒だったでしょ!!思い出してよ、理恵!!」と泣きながら訴えたけど、理恵は困った顔をして、泣く私にひいていた。


その時、遥が登校してきた。
留美子も理恵も遥とは旧知の友人のように、親しげに話している。
遥は「見ない顔・・・自分の教室に戻りなよ」と言った後、私の耳元で「ま、戻る所があればだけど。ゴメンね、嘘ついちゃった」とささやいた。


遥は知ってたんだ・・!!!だからあの時、私の質問に答えずに私を棺桶に突き飛ばした・・・!!
私が皆に忘れられると分かって、やってたんだ・・・と思うと私の怒りは抑え切れなかった。


「何でよぉっ!!ちゃんと『カラダ探し』やったじゃない!!何で私にこんなことをっ!!なんでっ!?」と遥の頬を叩いてつっかかると、留美子に思いっきりひっぱたかれた。
「どこの誰だか知らないけどさ!遥を殴るってんなら私が相手してやっから!!!」と凄い剣幕で怒鳴られた。





"昨日"まで仲間として一緒に行動して、あんなにもわかりあえていたのに・・・・
私は、もう訳がわからなくて、全てを一瞬で失くしたことが辛くて悲しくて教室を飛び出した。
誰も私を覚えていない、私はここの生徒ですらない・・・。
とにかく家に帰ってお父さんとお母さんに会って、と思って校門の方へ歩いていて、私は愕然とした。
見えない壁があって、私は学校から外には出られない・・・。


嘘・・・私、ここに居場所がないんだよ・・・・、私だけが「カラダ探し」が終わらないなんて・・・。
私は人目も憚らずに泣いたけど、誰一人として私に気付く人はいなかった。



私は戻る教室もなく、一人屋上に座り込んでいた。
「カラダ探し」が終わりさえすれば、皆で笑える明日がくると思ってがんばっていたのに・・・。
思い出されるのは高広の事だった。
「明日香ならオレが守ってやる、これからもずっとな」と言ったことも、もう記憶にないのだろう。
高広に逢いたくて、逢いたくて、寂しくて辛くて、涙が止まらない。
私のことを覚えてないなら逢っても辛いだけ、それでも逢いたい。


その時、私はハッと思い出した。
いる!!!「カラダ探し」の記憶を持つ人が1人だけいる!!!私のことを知らなくても頼れる人がいる!!
私は、走り出した。
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カラダ探し 第一章 7巻 57話 「十一日目-10」

2016年05月27日 | カラダ探し第一章(完)
小野山美紀は私の前へ進み出ると、無邪気な少女の顔で
「次はお姉ちゃんが美紀達と遊んでくれるの?」と私に聞いてきた。


私が「何のこと?」と聞き返すと美紀は「美子ちゃんが赤い服を欲しいって泣くから、美紀が服を赤くしてあげるの。でもね、どんなに赤くしてもダメなの。
美紀みたいな服が欲しいんだって!でもこの服はダメ!美紀のだもん!」


目の前で無邪気そうに飛び跳ねて笑う美紀に、「赤い人」と同じものを私は感じた。
見た目も無邪気さも子供そのものだけど・・・「赤い人」が人を殺す時の"純粋な狂気"と同じものが美紀にもあった。


それに、美子の服を"赤くしてあげている"という言い方からして、「カラダ探し」は美子の呪いじゃなくて、美紀の呪いってこと・・・!!?

私が混乱していると、棺桶から立ち上がった遥が伸びをしながら、「あ~~やっと開放されたよ。森崎明日香だっけ?ありがとう、助けてくれて」と清清しく言った。


あれだけの事をしておいて、あれだけの事をさせておいて、たったそれだけ?
でも、それより私はやっと話の通じる相手が出来たと、いろんな質問を遥にぶつけた。
遥は少し面倒くさそうに「アンタ達が探していたのは私のカラダで、放送室に居たのは私の"心"で、まぁ・・幽霊みたいなものかな。
次に私が誰かって?私も明日香を知らないから・・・高校なんてそんなもんでしょ?」
と言う。

知らないって何??
「だったらどうして!?誰か知らない私達に『カラダ探し』を頼んだの?」と聞くと、遥は笑って「知らないから頼んだに決まってるでしょ、友達に「カラダ探し」なんてさせたいと思う?」
と馬鹿にしたような顔で言った。




私はカチンときて、私達はあなたの為に苦労したんだから、質問する権利はあると食い下がると、
遥は「そうねぇ、知ってることぐらいは教えてあげる」と言って、喋りだした。

美紀の呪いにはルールがあり、カラダが集まれば美紀はその持ち主を解放しなければならない。
開放の準備として、クラスメイトの記憶を改ざんして、戻る場所を作り出すこと。
逆に、「カラダ探し」をしている人達のことを、クラスメイトの記憶からなくしていくのも美紀のルールで、
"消去"されても誰にも気付かれないため。



私は八代先生から聞いていた話と違うことに、ひどく戸惑い、不安が押し寄せてきた。
一番知りたいことは、死んだ皆のこと。
「遥が生き返れば、皆はどうなるの?」と聞いても、遥は「・・・さぁ、私も知らない」とそっけなかった。


遥は生き残った私が棺桶に入れば、お望みの"明日"が来ると言うけど、
私は高広や、理恵や留美子や翔太、健司のいない明日なんて望んでいない。
皆と一緒に元の生活に戻ること、その為に必死でやってきたのに、私だけが生き残っても・・・と
思うと涙がこぼれてきた。


でも・・・遥の話には矛盾がある。
生き返った後の事は知らない、と言いながら、さっきはクラスメイトの記憶の事などを知っていた。
私が遥におかしな点を追求すると、遥は突然私を棺桶の中に突き飛ばした。


「それはアンタが知らなくていいことだから。いいからそこで眠ってなさい」と言った遥の顔がやけに冷酷だった。
私はまだまだ遥に話があったけど・・・・何も考えらけない程の強力な眠気に襲われた。
薄れていく意識の中で、美紀が私に「お姉ちゃん、また遊ぼうね」と話しかけた声だけははっきりと覚えていた。






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カラダ探し 第一章 7巻 56話「十一日目-9」

2016年05月26日 | カラダ探し第一章(完)
校内放送は、いつものパターンとは違っていた。
「カラダが全て集まりました。皆さん、ありがとうございました。
カラダが揃いましたので、今から終了処理を行います。

杉本健司、死亡確認。消去します。
鳴戸理恵、死亡確認。消去します。
柊留美子、死亡確認。消去します。
浦西翔太、死亡確認。消去します。



伊勢高広、・・・・・・・・・・。」

明日香は高広の「結果」を聞きたくなくて、耳をふさいだ。
「やめてぇっ!!!聞きたくないっ・・!!!




「ねぇ美子!!皆頑張ったのに消去って何!?何とか言って・・・」


何で?八代先生は「カラダ探し」が終われば全員生き返るって言ってたのに・・・
もしかして先生の嘘?
それとも先生のやったのとは、別のものなの?
いや・・・先生は何かを言いかけていた・・・。

「美子!!教えてよ?何も言わないなら・・私ももう殺してよ・・・」
明日香は、あんなに怖かった美子にすがって泣いた。


校内放送はまだ続いていた。
「終了処理が完了しました。今からそちらへ向かいますので、しばらくお待ちください」

来るって、誰が来るの?
放送室の中の、あの目の持ち主?
来て、何が始まるの?

何もわからない不安、一人きりになった不安と恐怖はあったけど、今はそれよりも、腹が立って仕方がなかった。
私達を強制的に巻き込んで、弄んで、何度も殺されて、それでも皆で1つ1つ乗り越えて、こうしてやっと集められたのに・・・絶対許さない!!



しばらくして、ホールに入ってきたのは、三神遥だった。
振り返ると棺桶の中にはまだ遥は眠っている。
遥が2人いることに、私は混乱したが遥は黙ったままだった。



すると、遥の後頭部の髪の中から小さな手が出てきて・・・以前教室で見た”あの目の少女”が這い出てきた。


「あなた・・・小野山美紀?」
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