まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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東京喰種トーキョーグール 2巻 021「哀悼」

2016年06月18日 | 東京喰種トーキョーグール
その死神のような顔の捜査員は、何か確信を得たかのように、しつこく僕達を"ゲートの奥"へと誘ってきた。
ヤバイ!!!ここをどうやって切り抜ければいい??
捜査官は、僕の腕を掴んで有無を言わさず"ゲート"に引きずり込んだ。


僕は結局成す術もなく、ヤバッ・・・!!と思ったきり、通ってしまった。
捜査官がニィに笑って振り返る。


が、ゲートは僕の心臓のドクンドクンという爆音に反して、静まり返ったままだった。

恐らくその時3人ともが「あれ?_」と思っていたに違いない。
僕自身も驚いたが、僕の人間の部分が残っているからだろうかと思った。


僕達はそこから走りに走って「CCG」からなるべく遠ざかった。
今回の事にはさすがにトーカちゃんもびびったのか、「助かったよ・・・半端ヤロー」と言った。
いつも態度が大きくて、謝ることもないトーカちゃんが少し素直だったことと、二人に何もなくてよかったと思えた。



ゲート前で考え込む真戸に、亜門が声をかけた。
「さっきの学生二人、ピンと来るものがあってね。目線に落ち着きの無い少年の方をゲートチェックしてみたんだが・・・
どうやら違ったみたいだ。・・・私のカンも鈍ったかな」
と答えた。

亜門は、先日殉職した草葉さんの告別式の事を真戸に伝えたが、真戸は興味なさそうだった。
「私は遠慮する。それなら1分1秒でも仕事していたい。君もそうだろう?」と云われたが、亜門は告別式に出席していた。


告別式を終えた亜門に、中島が声をかけた。 「メシ、一緒にどうですか?」
来たのは、以前草葉さんと中島さんの二人に声をかけられて、3人で来たうどん屋だった。
中島さんはポツリポツリと喋りだした。
「あいつが独身でよかった・・・、嫁さんなんかいたら哀れで・・・。あいつ、あなたの事尊敬してたんですよ・・・。」そこで天麩羅うどんがでてきた。
うどん屋の親父は「今日はめがねのニィちゃんは一緒じゃないんだね」と笑いかけた。

中島さんは、うどんに手をつけずに言葉を続けた。
「僕はここではいつもこれでね、草葉の野郎は「またですか、中島さん」ってうるさくてな・・・
あのバカ・・・毎回俺に奢らせるくせしてよ・・・奢る相手が・・・いなくなっちまったじゃねーかよ・・・バカヤロー」

中島さんは、そこでこらえきれずに目頭を押さえて、肩を震わせた。
どんなに悔やんでも、どんなに思っても、もう草葉さんは帰ってこない。
草葉さんのやりたかったことも、もう叶えることは出来ない。
生きている者は、それを背負って生きていかねばならない。


亜門は、突然箸をつかむと、烈火の如くに天麩羅うどんを飲み込むように食べだした。
これには中島さんも、泣くのを忘れて驚いた。



一気に全部を食べ終わった亜門は、箸を置いた手をギュッと堅く握りしめて言った。
「草葉さんが殺されていい理由なんてない・・・、こんな社会は間違っている。俺達が正すべきだ。
中島さん、今度私にも奢ってください。草葉さんよりずっと食いますが」

中島さんは「給料がとんじまいそうだな」と微笑んだ。



帰宅した亜門は、自宅で一心不乱に筋肉トレーニングに精を出した。

正義を貫こうとした男、大切な人を奪われた子供達、誰かを守ろうと戦った人々、
なぜ彼らが命を落さねばならない・・・?
変える・・・変えてみせる。まちがったこの世界を!!!







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