まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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ファイアパンチ 37話「私の名前はスーリャ」

2016年02月07日 | ファイアパンチ
ユダが目を覚ますと、そこは暖炉で暖められた室内で、ベッドに寝かされていた。
意識はあるが体が重く、ぼうと暖炉の火を見ていると、誰かが部屋に入ってきた。



「起きたかい?寒いだろう。薪が湿気ててうまく火がつかないんだ」とその人は言うと、暖炉に置いた薪に手をかざすと、その手から炎を出して火をつけた。



ユダは質問した。 「・・・・私はなんで生きてるの?」
その人は「キミは生きなければいけないからだよ」と答えたが、意味が分からない。
それだけ言うとその人は「それにしても寒い!寒いと思考も凍ってしまう!」とユダに背を向けて暖炉で体を暖めだした。


ユダはもう一度質問した。 
「貴方は・・・・?」



その人は暖炉を向いたまま「氷の魔女・・・・。なんてね。氷の魔女なんてファンタジーいるわけないだろう。そういって発破かけないとアグニ君が死んでたしなぁ。キミらの好きな演技だよ、演技。私の名前はスーリャ。」と一方的に聞いていない事まで喋って自己紹介したが、ユダは興味がなかった。

ユダが思う事は1つだけ。
ユダは再生した首から下の体が重く、かろうじて動く首をゆっくりと天井に向けて言った。 
「私は・・もう死ぬだけでいいの、お願い・・・死なせて・・・」




スーリャと名乗るその人は、ユダの方を向いて「そんな悲しい事言わないでくれよ。やっとこうして会えたのに。私はキミに障るのをずっと夢見てたんだ。ずっとユダの手下が邪魔で近づけなかったけど、アグニ君のおかげでやっと会えた。」と言うと、そっとユダに近付き、ユダの顔に手を伸ばしてなでまわすように触りながら、「冷たい・・・。もう私の手の体温は感じないだろう。首から上しか動かないだろう。
酷い事をしてしまってごめんね、あと少し経てば意識だけになって、私の人形になる。そうすればやっと・・・やっと始められる。」
と言う。




スーリャの体からは無数の木の根のような物が出て、ユダの体に巻き付いていた。
ユダは3つ目の質問をした。 
「貴方は何をする気なの・・・?」

スーリャはサラリと質問に答えた。
「この世の理を果たすのさ。破壊と、再生。





全ての事柄はいつかは朽ちて崩れ落ちる。私はこの崩れ落ちそうな世界にトドメを刺したいんだ。
肉体も精神もこの世にあるものは全て、一度破壊しないと再生しない。」


そう言ったスーリャの記憶にあるものは、自分を置いて出て行った人・・・トガタの記憶だった。
自分達が眠っている時、何も言わずに荷物をまとめて出て行った人。






「私の目的はね、この世界を一度終わらせて、次の世界を暖かくすることだよ」と言った。




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1 コメント

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Unknown (ななし)
2019-05-09 19:06:10
絵的に、置いてかれたのは現在のネネト達だと思います。。
スーリャがトガタと同じく映画映画言うのを見て、この二人どういうつながりなんだ?と思っていたので、私も、だったらいいなとはおもぅたのですが、違うと思う。

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