まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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進撃の巨人 19巻 77話-2 「彼らが見た世界----俺達が殺したんだ」

2016年10月31日 | 進撃の巨人
ベルトルトは、『獣の巨人』化したジーク戦士長のすぐ近く、『四足歩行型巨人』の荷台の樽の中にその身を隠して、ライナーからの合図を待っていた。

だが、ライナー巨人化後、いまだに合図がない事に不安が増幅していく。
奇襲が成功していない事はわかる。
成功していないなら合図はまだか、そっちはまだ無事なのか、ライナー・・・。





ベルトルトの不安は的中していた。
ライナーは、『鎧の巨人』の中から引きずり出されて、その頭は、104期同期達の手で吹き飛ばされて無残な姿をさらしていた。



同期を殺したライナーは、同期に殺された。
そして、ジャン、コニー、サシャ、アルミンはあの時ライナーが味わった気持ちを、味わうこととなる。
仕方がなかった、こうするより他に仕方がなかった・・・そんな事は頭でわかっていても、心はついてこなかった。
泣き崩れるコニーとサシャを、鼓舞しようとするジャンの目にも涙が溜まっていた。
「立て!まだ終わっちゃいねぇぞ!!まだライナーを殺しただけだ!!泣くな!!俺達が殺したんだぞ!?」



アルミンは、顔を蒼くして放心したように突っ立って、頭のないライナーを見ていた。
ミカサがアルミンの肩を叩き、やっと自分に言い聞かせるように言葉を発した。
「・・・交渉できる余地なんてなかった・・・。何せ僕達は圧倒的に情報が不足している側だし、巨人化できる人間を捕まえて拘束できる力もない・・・力がなければ、こうするしかないじゃないか・・・これは仕方なかったんだ・・・」



ギリギリのところで理性を維持しようとしているアルミンに、ミカサはかける言葉がなかった。


それはエレンも同じだった。
エレンは巨人のうなじの中で、放心したように、目の前の光景を見ていた。
わかっていたはずで、これを望んでいたはずだった・・・・。



ハンジさんが「まだだぞ!!装備を整えて次に備えろ!!」と号令をかけるも、104期はそれに反応できないでいた。



その時、そんな落ち込みを吹き飛ばすように、『鋼の鎧』が強烈な叫び声を挙げた。
同時に、頭のないライナーの体が煙を挙げて再生しだした。
まだ、死んでいなかったのだ!!!









リヴァイ兵長が、ライナーを殺しきれなかったのも、この自分達の知らない「巨人の力」のせいだったのだ。
うなじと頭を吹き飛ばせば死ぬ、と思っていたのが甘かったのだ。

ハンジ班、リヴァイ班の104期兵が反応するより前に、壁の向こうの『獣の巨人』がその声に反応し、『四足歩行型巨人』の背に積んでいた樽を、叫び声の場所まで投げ飛ばした。
樽の中のベルトルトは、ずっと、ひたすらこの声を待っていた。
ライナーは生きている!!そして自分の助けを待っている!!!!






宙を飛ぶ1つの樽を、リヴァイ、エルヴィン、アルミンの3人は見逃さなかった。
そして、その樽がこの局面を窮地に追い込むことを、一瞬で感知した。










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