まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し最終章 53話「世界が壊れた日⑫」ネタバレ 

2017年12月13日 | カラダ探し 最終章(完)
明日香と高広は、『黒くて怖い人』を消し、『赤い人』が吸い込まれた壺を壊した。
その後の世界がどうなるのかは、もう誰にもわからない事だった。やれるだけの事はやった、あとは・・・。

地下室の床に描かれていた儀式に用いる呪術の図が突如黒いもやとなって消え、地下室の床が、天井が壁が轟音と共に崩れ落ちてきた。



3体の人魂は言う。
「"呪い"が解けたんだよ・・・これから"呪い"によって歪んだ全てが・・・修正される・・・。この館もじき崩れる・・・。私達も留美子の所へ行かなきゃ・・・、あなた達も早くここから・・」



明日香は「待って!!修正って、どうなるの!?"呪い"に巻き込まれて死んだ人は?」と聞いたが、人魂は「それは私達にもわからない・・・、とにかく外に・・・」と言うと、先に階段を伝って外に飛び出していった。

高広は、崩落する地下室から遥の遺体を運び出そうとしたが、遥は落下してきた天井の瓦礫の下敷きとなり、高広と明日香は泣く泣く遥を地下室に置いて外に出た。そうするしかなかった。

足の遅い明日香の手を高広が引いて、倒れ込むように屋敷の外に飛び出た瞬間、それを待っていたかのように小野山邸は轟音と共にガラガラと崩れ、何の前触れもなく発火し、全ての物や事を全て消し去るかのように劫火でそれを焼き尽くした。






明日香と高広はただ黙って小野山邸が、地下室が、遥が燃えてなくなるのを見ていた。
すると、炎の中からまばゆい光が放ったかと思った時、美紀と美子の二人が手を取り合って光となって天に昇っていくのが見えた。
それはまるで、『カラダ探し』の"呪い"により歪まされた出来事や時間を、天に返している・・・そんな感じがした。












光が全て天へと昇華していくのを見届けた明日香は、手を繋いだままの高広に「終わったんだよね、高広・・・」と声をかけた。だが、高広は意識を失って地面に倒れ込んだ。高広は、もう息をしていないようだった。

高広を心配した明日香も・・・突如体が重くなり、意識がなくなっていくのを覚えた。この感覚・・・何度も経験して知っている・・・。
死ぬんだ・・・私・・・。
薄れゆく意識の先、かすかに見えるのは高広の横顔だった。
死が訪れた時、二人の手は繋がっていた。









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