まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し最終章 50話「世界が壊れた日⑨」ネタバレ

2017年12月12日 | カラダ探し 最終章(完)
留美子と八代先生は、美子の墓を必死で掘り続けたが、素手ではなかなか掘り進まない。
早くしないと『赤い人』が来る・・・、焦る気持ちとは裏腹に土の中から棺桶らしい物はまだ見えそうになかった。

突如、周囲の木がザワザワと音を立てて揺れだした。風など吹いていないのに・・・、見ると広場の先に『赤い人』の姿が見えた。
愕然とする留美子に、八代先生は立ち上がって言った。
「柊君急いで!僕が止める・・。これでも僕は高校時代ラクビー部でね、少しぐらい・・・足止めしてみせるさ!さぁ早く掘って!!」と言うその手がブルブルと恐怖で震えているのが留美子には見えた。



先生が、何年にも渡る『カラダ探し』の日々で恐怖のトラウマがその体に染み付いている事は留美子もわかっていたが、今は先生に頑張ってもらうしかない・・。留美子は「わ・・・分かった!!」と答えて土を掘り続けた。

八代先生は震える体を奮い立たせて、『赤い人』の前に躍り出た。
「おい、こっちだ!!僕が相手だ美子ぉっ!」
怖い・・・、何年かぶりに『赤い人』を目の前にして、鮮明に思い出される恐怖の日々と激しい痛み・・。
終わりが見えず、身も心も壊され続けたあの恐怖と絶望の記憶・・・・、だけど僕はもう逃げないよ!!!
今は終わりが見えている、終わらせようと必死に命を懸けて突き進む生徒達がいる・・・。
八代先生は「だあああああ!!!!」と叫びながら『赤い人』にタックルした。
「悪夢よ、終われ!」






タックルが決まった瞬間、留美子は「先生、やる!」と声をあげた。
次の瞬間には八代先生の胸に赤い穴が開き、血が噴き出し、一突きに殺されたが、八代先生は最期まで逃げ出さなかった。
それが、先生の最後の『カラダ探し』だった。



八代先生を瞬殺した『赤い人』は、あの歌を唄いながらゆっくりと留美子に近づいて来る。
留美子は逃げだすことも出来ずに土を掘ったが、涙が出てきてたまらなかった。土はまだ暫く掘らないと棺桶は出てきそうもなく、間に合わない・・。(来ないで、私は美子に心臓を・・・美子に心臓を・・・)

その美子の姿をした『赤い人』は、自分を殺そうとすぐ傍まで近づいている。ここで終わってしまう・・・・。
留美子が絶望の中で死を覚悟した時、目の前で『赤い人』が何者かに蹴り飛ばされて吹っ飛んだ。



「何諦めてんだコラァ!心臓戻すのがテメェの役目だろう留美子ぉ、そんなもん全部掘らなくても開けられるだろうが!」と留美子を怒鳴りつけたのは、結子を逃がして大急ぎで戻ってきた武司だった。
わざわざ戻ってこなくてもよかったのに・・・。
留美子は「武司・・本当に戻って来たんだ・・・!!」と言うが、武司はその言葉を無視して先を急がせた。 「もう棺桶見えてんじゃねーか、オラ来るぞ!!ここはオレに任せてさっさと終わらせろ!!」



そう言うと、武司は立ち上がろうとする『赤い人』に何度も蹴りを入れ続けた。
「最終ラウンドだぜ!クソガキがぁあ!!」

武司が『赤い人』と闘っている間、再び土を掘り続けていた留美子の手が止まった。
棺桶が全部土から出たのだ。あと少し、あと少し、心臓を美子に・・・!!!



小野山邸の方でも、間一髪、絞殺されそうになっていた3人を救う者がいた。
外に浮遊していた3体の人魂が、開いていた扉から地下室に入り込み、明日香達の横を通過した途端に、『黒くて怖い人』の力がスッと消えたのだ。




その3体の人魂は、『黒くて怖い人』の周りを執拗に飛び交っていた。一体何が起きているというのかわからなかったが、とにかく、人魂に周りを飛ばれて『黒くて怖い人』は苦しそうに動きを止め、こちらへの攻撃もしかける事が出来ない様で、人魂に抑え込まれているようにみえる。



明日香は、なんだか私達はこの人魂の事を以前から知っているような気がしてならなかった。
すると、人魂からのメッセージらしき意識が明日香達3人の脳になだれこんできた。
「私達が・・・出来る限り抑えているから・・どうにかして"黒くて怖い人"を追い返して・・・じゃないと・・"赤い人"が来ても壺に入らない・・・」と。

そのメッセージは高広にも同時に届いていたらしく、高広は「下がってろ明日香!!上等だぁ、こいつが何だろうがブッ飛ばしてやらぁああ!!!」と言うや、『黒くて怖い人』に素手で殴りかかった。







怨念や霊体に対して、"殴る"という物理攻撃が効くことに一同は驚きつつも、実際にその黒い塊は高広の拳が当たった部分が砕け散り、本体から切り離された黒いもやは、壺へと吸い込まれていく。
物理攻撃が効くとわかった高広は、「当たるなら喧嘩と変わんねぇ!!跡形が無くなるまでブッ飛ばしてやらぁ!!!」と啖呵を切ると、渾身の力で『黒くて怖い人』を殴り飛ばし出した。



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