まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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東京喰種トーキョーグール 3巻 023「失踪」

2016年06月29日 | 東京喰種トーキョーグール



「あんていく」を出たヒナミは、裸足で行く宛てもなく、街を彷徨うように歩いていた。
どの位歩き、それがどこなのかはヒナミ自身にもわからなかったが、匂いに敏感なヒナミは、懐かしい母の匂いを感じて、誘われるようにその方へと向かって行った。

トーカはヒナミを探す為、なりふり構わず【喰種グール】の能力を使って街中を飛び回って探した。探しながら、自分を責めた。
私がヒナミに渡したあの新聞が原因だ・・・どうしよう・・・。
どうして私はいつもそうなんだろう・・・、弟の時だって・・・。




トーカは、重原小学校近くの川の橋の下で、一人膝を抱えて泣いているヒナミを見つけた。
ここは、自分が「CCG」にヒナミを目撃したと、嘘の証言をした場所だった。
早くここを出ないと、「喰種捜査官」が来ないとも限らない。



トーカはヒナミに「帰ろう」と声をかけたが、ヒナミは「イヤ」と答えた。
「どこに隠れても、どうせ私は殺されるんだ。新聞にメガネの人が【喰種】に殺されたって書いてあった。お姉ちゃんがしたんだよね・・・。私が殺したって思われてる。どこに隠れてもお母さんほを殺した人が私を探しに来る、だから逃げないと、ずっと、ずっと・・・」

トーカはヒナミに声をかけようとして、ギョッとした。
ヒナミがリョーコさんの”手首”を愛おしそうに握っているのだ。
こんな所に、それがあるわけがない。





だけどヒナミの次の言葉に、トーカは胸を詰まらせた。
「【喰種】は生きてちゃいけないの?何でこんなこと・・・何で・・?」

トーカは、ヒナミをぎゅっと抱きしめて言った。自分に誓っているかのようでもあった。
「私が守る。あいつらにアンタを殺させはしない。絶対よ、約束する。
【喰種】が生きてていいのかは、私にもわからない。でもきっと何か意味はあるはずよ」




チナミの泣きはらしたその瞳は、トーカの言葉にどこかうつろであったが、トーカの気持ちに「・・・うん」と答えた。

チナミを説得できたトーカは、チナミが重原小学校近くで見つけた事を、別の場所を探している
カネキにケータイで報告しながら帰ろうとして、その目を見張り、言葉をなくした。

一番恐れていたこと・・・チナミの”お母さんを殺した人”が、目の前に立っていたからだ。






僕は、トーカちゃんからの電話報告を受けて、重原小学校近くにチナミちゃんが居たことに違和感を覚えながら、そちらに向かおうとしたが、すぐ近くの男も、自分と同じように、緊急連絡を受けて”重原小学校近くの橋の下”へ向かおうとしている事に気付いた。

おそらく、「喰種捜査官」の仲間だ。
その人をこのまま行かせると、トーカちゃんとチナミちゃんの命が危ない。

僕は自分に問うた。今、何をすべきかを。
もう、リョーコさんの時のような思いはしたくない。
僕は、二人を守りたいと思い、鞄の中から【喰種のマスク】を取り出すと、自分に装着して、その人の前に立ちはだかった。











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