まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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進撃の巨人 7巻 第30話「敗者達」  

2013年12月07日 | 進撃の巨人
第30話「敗者達」

この回は、心にずしんと重いです。特にリヴァイさんの目の奥の哀しみを思うと、
ずたずたに切り刻まれるより痛い思いが、伝わってくるようです。
テレビ放送第22話放送済み



リヴァイは、自分の班と合流する為、森の中を飛んでいた。
木から垂れさがるグンタ、噛みちぎられたエルド、地面に叩きつけられたオルオ、
そして、木に押し付けられて体が拉げ、上を向いたままのぺトラ・・・。

ぺトラの死体を見降ろす木に止まり、ぺトラの顔を・・・悲しみと怒りと無念が混じったような、
いや、それだけでは説明のつかない表情で見つめていた。
  

その頃ミカサは、怒りとエレンへの思いに突き動かされ、たった一人で
女型の巨人を追いつめ、全身を切り裂いていた。女型はミカサへの反撃
よりも、逃げに専じていたようだった。


女型の口の中で、絶対にエレンは生きている。
そう信じて疑わないミカサに、リヴァイは女型と距離を保つよう指示した。
  

エレンを守れなかったリヴァイを責める、ミカサの顔を見て、リヴァイは
一瞬悲しみの表情を浮かべたが、次の瞬間、エレン奪還に全神経を集中させた。


エレンを思うミカサに、ぺトラを重ねたのか・・・?

女型は、ミカサへの攻撃の意志はないが、リヴァイには瞬時に反応して
襲ってきた。しかし、本気を出したリヴァイに、女型は抵抗できず削られていく。
ミカサをかばって、足を痛めたものの、リヴァイは女型の口の中から、エレンを奪還してみせた。
    

振り返ると、女型の巨人は、涙を流して力尽きたように座り込んでいた。
女型の目的は何だったのか。涙の意味は、知るよしもなかった。



(壁への帰還)
壁の中に無事帰還した調査兵団達は、今までの死闘を、仲間の死を抱えたまま、
口々に勝手な事を言う民達の目に晒されていた。しかし、非難されるならまだいい。
リヴァイは、ぺトラの帰還を喜ぶぺトラの父の言葉に、青ざめるしかなかった。
自分が部下に抜擢し、塀の外に連れ出し、守れずに死なせたその立場で、
父親に何を言えばいいのか。
エルヴィンは今度の作戦の責任を問われていた。
   

エレンは・・・まるで昔の自分達のように、調査兵団に無邪気に憧れる
子供の声に、あの頃とは違う自分に、この辛い現実に、涙が止まらなかった。
   

今度の失敗で、エルヴィンを含む責任者が王都に召集され、
エレンの引き渡しが決まった。


(アニメ編)
アニメ編では、後半を使って、調査兵団の一行が、壁に帰還するまでの行動が
描かれていて、けっこうジンときました。
調査兵団の、リヴァイさんの、エルヴィン団長の辛さと葛藤がくっきり描き出さ
れているように思いました。

壁外調査終了後、遺体を回収するも、回収不能遺体は置いていかねばならず、
その決断をくだすエルヴィン団長。しかし、司令を無視して、巨人の近くの
仲間の遺体を無断で持ち帰り、結果一団が、巨人の群れに狙われる事になる。
その仲間を、連れ帰りたかった兵の気持ちもわかる。
だが、生きている者の命を守り、優先せねばならないジレンマ。
平地で巨人の群れに対抗できないリヴァイは、回収した遺体を放棄して、
巨人の餌にし、その間に逃げる策を指示する。
巨人にくれてやった遺体の中に、リヴァイ班の部下、ぺトラの遺体があった。
顔色を変えずに、落ちてゆくぺトラを見届けるリヴァイ。

後、仲間を回収して一団を危険にさらした兵を責める事なく、
死んだ仲間の胸から切り取った「調査兵団のワッペン」を差し出す。
「俺には、これがそいつの生きた証だ。」
リヴァイ兵長も辛く、リヴァイなりの弔いがあったことを知った
兵は泣き崩れる。
もうすぐ壁に着く。


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