まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し 第弐章 10話 「三日目-4」

2016年06月03日 | カラダ探し第二章(完)

「赤い人」が私を狙って現れているなら、ここ視聴覚室に居るのは危険だと思い、歌声が遠くにある間に、視聴覚室の向かいの「生徒会室」へ逃げ込んだ。そして、やはり「赤い人」は迷わず「視聴覚室」のドアを開けて中に入っていく。


「赤い人」が、「視聴覚室」を探している間に下に逃げなきゃ・・・と思うんだけど、私はこの部屋に何かを感じた。
この感じは、以前に"腰"を見つけた時と同じような"呼ばれているような"感じがする。
そう思って引き出しを開けると、やはりそこに"明日香の右胸"が入っていた。
もしかすると、カラダのある部屋は全部、"この感じ"があるのかもしれない。

私は迷った。
カラダを置いて今すぐ逃げるか、危険を冒してカラダを運ぶか・・・。
でも、またここにあるとは限らない。見つけた「今」、これを運ばないと「カラダ探し」は終わらない。


そう思った私は、覚悟を決めて明日香の右胸を持って廊下に出たが、すぐに「赤い人」に見つかって、追いかけられた。


「赤い人」の足は早く、棺桶までは遠すぎる。
また私は、運ぶ途中で失敗して、また皆に迷惑をかけるのかもしれないと思うと、どうしても嫌で、思わず「来ないでぇーー!!」と叫んでいた。

私の声を聞きつけて、留美子がやってきた。
来ちゃだめ!!そう思ったけど時すでに遅く、留美子は「赤い人」に見つかってしまった。
留美子は、私がカラダを抱えているのを見て「ああーもぉぉ美雪、行けぇーーー!!!私が時間を稼ぐ・・・」と言って、自分が「赤い人」に捕まって時間稼ぎをしてくれた。



ごめん!!!!留美子!!!
私が必死で棺桶に"右胸"を入れた直後、背後から「赤い人」に飛び掛られた。


死ぬ・・・留美子、翔太・・巻き込んでごめんね。けどこれでやっと1つ探せた・・・・。
そこで私のカラダ探し三日目が終わった。




誰もが「カラダ探し」で見つかって殺されたり、カラダを運ぶ最中に失敗する条件は同じなのに、
美雪のこの自分の責めよう。
無事にカラダを棺桶に収めることが出来たのに、ちっとも喜ばずに、まだ人に謝り、反省する。
美雪の自己肯定感が低く、他人に対して臆病で「内向的(物事の原因を自分の内部にあると考える)」な面は、
とても生き難い発想を持つように思います。

それに対して、高弘や袴田の「外向的(物事の原因を自分の外部に求める)」な考え方が対照的。

第一章では、自由でわがままなキャラだった留美子が、第二章ではバランスのとれた考え方の位置に
あるのかな、と思いました。
第一章で、「自己犠牲でカラダを運ぶ」という発想までに時間のかかった留美子が、ここでは
早い段階で咄嗟に自己犠牲の発想を持っていて、第一章との比較が分かりやすい場面でした。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-08-05 12:39:00
そんなに怖くはな

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