まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
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進撃の巨人 20巻 79話-2 「完全試合---内門側」

2016年11月14日 | 進撃の巨人

この最悪の状況で策を考えねばならないのは、アルミンだけではなかった。
壁の上に一人立つエルヴィン団長も、前方、後方共に窮地に立つこの状況を打破する策を考えていた。
後方、シガンシナ区側では『超大型巨人』が爆発ともに姿を現し、味方の兵がどれだけ残っているかは把握できそうもなかった。





「さぁどうする? 『獣の巨人』、すべては作戦通りか?」



リヴァイ達のいる前方、ウォールマリア内門の戦いは、一部のベテラン調査兵団が先に動いた小型の巨人の討伐を続けていた。
だが、不気味に後方に控える大型巨人群と『獣の巨人』への警戒も怠ることはできないし、新兵や馬を守らねばならない。

リヴァイは『獣の巨人』を斬る隙を見つける暇なく、シガンシナ区の爆発後の戦況を心配していた。
(さっきの爆発・・・あいつらはどうなっている・・・。ハンジ達は上手くかわしたのか・・・?とにかく俺も早くそっちに・・・)



と考えていた時、リヴァイ側の状況が『獣の巨人』の次の一手によって一変した。
『獣の巨人』は瓦礫をその手の中で粉々にし、巨大な石の礫を大量に投げつけて来たのだ。
その破壊力とコントロールは物凄く、前線で巨人と戦っていた者達は、巨人もろとも木っ端微塵に粉砕されていく。
「うーん、球1こ分高かったか・・。目指すは完全試合(パーフェクトゲーム)だ」







これは『獣の巨人』の作戦だった。
小型の巨人を街に向かわせることで、馬を守りたいために兵士達は街の前方で小型巨人と戦うはず。
兵達が前方に集まったところで、投石で殺す。計画通りに事は進んでいた。


内門側の調査兵達は、この一度に街を覆いつくす程の砲弾の雨に何が起こったのか理解できなかった。
壁の上からエルヴィン団長が叫ぶ。
「前方より砲撃!!!総員物陰に伏せろおおお!!!!」














リヴァイは前線の仲間を助けようと飛び出そうとするが、次々に飛んでくる石の礫に身動きがとれない。
前線はもう無理だと判断して、後方の馬を守っている新兵達を壁間際まで移動させた。


壁間際に集まったリヴァイや、生き残った兵達の中に、エルヴィン団長が合流して状況を伝えた。
「最悪だ。じきにここは更地になり、身を隠す場所はなくなる。
壁の向こうからは『超大型巨人』が炎を撒き散らしながらこちらに迫って来ている。
仮に兵士が投石を免れても、馬は死滅し、その先に勝利はないだろう。」



「ハンジ達は?エレンは無事か?」と聞くリヴァイに「わからないが、大半は爆風に巻き込まれたようだ」と淡々と即答した。

「内門側の前方にいたディルク・マレーネ・クラース班は全滅した。
つまり、内門側の残存兵力は新米調査兵団の諸君達と、リヴァイ兵長、そして私だ」
と言い切った。



降り止まない人智を越えた威力の投石、先輩兵達の全滅、生き残っても先がない・・・・新米兵達は「おしまいだ!」と自分の命がもうない事に、自分が死ぬという事を実感して口々に泣き叫び、喚きだした。

その中で冷静なのは、リヴァイとエルヴィンだけだった。
リヴァイはエルヴィンに聞いた。
「何か・・策はあるか?」


エルウィンがそれに答えるより先に、エルヴィン達の頭上の壁の上にエレンの巨人が激突した。
向こうの状況も最悪らしい・・・。
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