まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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東京喰種トーキョーグール 1巻 002「異変」

2016年06月18日 | 東京喰種トーキョーグール




有名な小説家「カフカ」の代表作に、青年がある日突然大きな毒虫に
なってしまう話がある。
毒虫になった青年は、食べ物の嗜好が変わり、新鮮な食物は口に出来なくなり、
腐りかけのチーズなどを好むようになる。





僕は緊急手術のおかげで奇跡的に一命を取り留め、入院していたのだが、
世間では、僕と彼女の臓器移植に、家族や本人の同意なく行われた事が
問題視されて、テレビのワイドショーは、連日その話題でにぎわっていた。

時間の経過と共に、僕は"あの事"が全部ウソだったのではと思えてくるのだ。
だけど、僕のお腹にある"傷"が、ウソではない事を物語っていた。

僕の体は順調に回復したけれど、食べるものの全てを不味く感じてしまい、
結局退院するまでの数週間、水だけで過ごした。
食欲が、減る一方だった。

そんな時、友人のヒデが僕が大好きだったハンバーグ屋「ビッグガール」で
好物をおごってくれると言うので行った。
それなら食べられると思っていた。
だけど・・・嗜好が変わったしまったのか、大好物だったはずのハンバーグも、
豚の内臓を舐めているように生臭くて、僕はその場で激しく嘔吐してしまった。
体が食べ物を受け付けない。




その頃から僕は「空腹」を感じるようになっていた。
なぜか、女の子や子供を見ると、無意識によだれをたらしてしまうようにもなった。
何かがおかしい。

そんな時、テレビで【喰種グール】研究家、小倉久志のグール解説を見るともなしに
見ていて、ゾッとした。
【喰種グール】は、その特殊な酵素の影響で、ヒト以外から栄養を摂取できない為、
人間の食べ物を食べられない。
食べても非常に不味く感じ、食べた後は強い吐き気に襲われる・・・・のだと言う。
まったくの今の僕の状況じゃないか・・・!!


心当たりがない事もない。
僕の体に、【喰種】の臓器を移植したのだから・・・。でも・・・。
僕はそれを確かめる為に、冷蔵庫の中の食べ物を片っ端から試してみて、わかった。
僕はもう、人間が食べる食べ物が食べられない、という事が。



僕は究極の空腹を抱えて、家を飛び出して街を歩いていたら、裏路地で
喫茶「あんてえく」のバイトの女の子が、男に絡まれている所に遭遇した。
だけど僕の頭を回るのは、その女の子が美味しそう・・という事。

僕が彼女を「美味しそう・・」と見ていると、男が僕に絡んできた。
男に触られたことが虫唾が走るほどに気持ち悪く、「僕に触るな!!」と思わず叫んでいた。



男は僕の片目が赤いのを見て「何だその気持ちの悪い目は・・・!!」と後ずさり、「このバケモンが!」と避けんだその時だった。
女の子が、素手で男の頭蓋骨を真っ二つに割った。





女の子・・・バイトの霧島トーカちゃんは、男の腕を切断すると
「あんたむかつく。あーあ、お腹すいてないんだけど、腕ぐらいもらっとくか」
腕をまるで荷物のように持ち上げた。

この子も【喰種グール】・・・。
そう思った時、彼女が僕に声をかけた。
「この腕、欲しいの?」と。






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