まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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ファイアパンチ 55話 「今なら死ねる」

2016年02月25日 | ファイアパンチ
ルナが、女達に引きずられるようにして連れて行かれた。
『氷の魔女』は、木となったユダは再生も祝福も消すと言っていて、実際にドマの炎も、再生も消えて止まっている。
ということは、今なら死ぬ事が出来るのだ。




このまま、ただ黙って撃たれればいい。それだけで全てが終わり、楽になれる。
死ぬことが恐くないアグニは、男達の前で銃を突きつけられても平然と黙ったまま突っ立っていた。


だがアグニの耳に、ルナが「ニーサン、ニーサン!」と呼んで助けを求める声が聞こえる。
自分が死ねば、男達はルナも一緒に攫っていくのだろう・・・。
アグニはチラリと、ユダであったルナを見た。


男の中の一人、車を運転していた黒髪の男はテナの名前を呼ぶと、一緒にくるよう説得を始めた。
「テナ!こっちには食糧が山盛りあるぞ!!俺達の子供を産んで、女の役割を果たせ!!」




だがそんな身勝手極まりない説得に応じる女がいるはずもなく、テナと呼ばれた女は「男なんて全ッ員死ねー!!」と叫ぶとその掌から炎を噴出させた。
それはまるで、ドマの炎のようであったが、火力は圧倒的に少ない。



アグニはこの事態の中、ずっとルナを見ていた。ルナだけが気がかりで、他はどうでもよかった。
連れて行かれるルナの嫌がる顔を見て、アグニの腹が決まった。


男共にどっちにつくのかを聞かれたアグニは「あいつらを仲間と犯そうとした。アイツが祝福者だと知らずに仲間は殺された。俺は逃げたが服を燃やされた。俺の仲間と服の仇を討ちたい」と即席の嘘を言いつつ、真剣な目でまっすぐに男を見て訴えた。

男達はその話にくいついて「俺達と来い!こっちなら女をヤリたい放題だぜ!」と歓迎したので、アグニは笑顔を見せて「おう、いいなぁ最高だ!入れてくれ」と言って、口角を挙げ笑顔らしき顔を作ってみせたが、その目はちっとも笑ってはいない。




男共が油断したのを見て、アグニは男達を素手で殴り、至近距離の銃を気にせず頭突きをくらわせた。
戦いながら、(撃て!!俺を撃て)とアグニは念じていた。
この近距離で、複数の銃に撃たれて死ねばそれでいい。この場の男達を倒せば、女達はルナを連れて逃げることも出来るだろう。


銃を乱射されることには慣れていたので、全身を蜂の巣状に撃たれたまま、アグニは男達を1人を残して全員を倒した。
再生が全て消えてはいないのか、これほどまでに撃たれてもアグニはまだ立っていて、最後の一人に「俺の祝福で銃弾は効かない。銃を捨てて返れ。次に俺と会ったらお前を殺す」と言い渡して、男達を全員連れて帰らせた。








ベヘムドルグの男達が帰ったのほ見届けたアグニは、その場に倒れた。
全身から血を流し、意識を失い、倒れたアグニは再生していなかった。



とうとう、とうとう、長く長く渇望した死がアグニに訪れたのだ。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-08-05 11:24:47
ドマが死んだ後は蛇足だったな

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