まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し 最終章 36話「六日目④・最低で終わりたくない」

2017年07月18日 | カラダ探し 最終章(完)
明日香の「どうか左胸であってほしい」との思いとは裏腹に、そこにあったのは、「右胸」だった。
見つかってよかったの感情よりも、このまま左胸がなかったら、また一から探し直さねばならない不安が大きく落胆した。みんなに大きな迷惑をかけてしまう・・・。



今日が最終日になるはずとして、今日見つけたカラダには手を触れない事になっている為、明日香は不安を覚えながら、「左胸」を探し続けたが持ち場にはそれ以上の発見はなかった。

仕方なく集合場所である生徒玄関に集まると、他の誰も「左胸」はなかったと言う・・・・。
明日香は落ち込んだ顔で「ごめん・・、私がちゃんと運べていたら、今頃終わっていたのに・・・」と謝ると、日菜子が
「何行ってんの、私だって明日香が振り返って助けてくれなきゃ運べてなかったんだから」とかばってくれた。

小川君も、「僕が『赤い人』から出した右胸も、森崎さん納めなきゃ今頃どこにあったやらだよ」と付け足してくれたので、明日香はホッとして二人に「ありがと」と礼を言った。
その横で、中島が苦々しい顔をしていた事に誰も気づいていない。




さらに、明日香が一番恐れていた遥も「誰のせいとか意味無いわ、さっさと探しに行くわよ」と次に探す場所を皆に指示して次の場所に移動して行った。気にするなと言われているようで、明日香はホッとした。




工業棟は、明日香、日菜子、中島君と小川君の4人で探すのだが、中島君が「2階はオレと森崎さんで調べる」と言いだした。


中島君がどうしてそれを言いだしたのかは見当もつかず、2人で黙々と調べていたが、中島君が口を開いたのは、理科準備室を探していてナイフを見つけた時だった。
「これ、思いだすよ。オレは森崎さんを何度も叩き、森崎さんはナイフでオレを切りつけた。
そんなオレとよく二人きりになれたよな・・・。」




その言葉に嫌な事を思いだして、明日香の心臓はドクンと打った。準備室内は狭く、逃げ場がない。

中島君の話は続いた。
「怖かったんだ。パニックだった。こんな事現実として受け入れ難い・・・まるで悪夢だった。
オレは袴田武司が大嫌いだ。殺したのはあれが初めじゃない。今までも何度も夢の中で殺した・・!
そして「カラダ探し」の中でもいつものように殺した・・・、けど目が覚めたら終わりじゃないんだ・・・。」


明日香は恐る恐る「・・・何が言いたいの?」と聞いた。

中島は「結局オレは彼に殴り倒されて、いつものように縮こまってる。情けなくてカッコ悪いと思うだろ?
心の中でざまあみろと思ってんだろ・・・!?」
と卑屈だった。
「オレは馬鹿じゃない。左胸だってオレが見逃したんだろ、それくいわかってる・・・」

明日香は、中島君も自分と同じように左胸の紛失の責任を感じているんだ・・と思ったが、この話を続けていても埒が明かないと思って、次の場所へ移動しようと提案して、自分から先に廊下に出た。
その時だった。
廊下にいた『赤い人』と目が合ったのは・・・!!!
今日は、今日だけは殺されるわけにはいかない!!!死んで終わってしまえば、記憶が全部なくなってしまう!!美雪の事も助け出せなくなる!!!何がなんでも逃げ切らなきゃ・・・!




走り出そうとした時、明日香は腕を掴まれて、準備室の中に引っ張って倒されてしまった。
腕を掴んだのは中島君だった。




中島君は準備室のドアを閉めながら、自分が廊下へ飛び出して行きながら「オレが引き付ける!!森崎さんは続きを!オレだって・・・最低のまま終わりたくないんだ!!!!」と言い残して走って行った。
廊下の先で中島君が「こっちだ化け物!!」と挑発している声が聞こえる。







だけど・・・・・。
『赤い人』は準備室のドアの前でピタリと足を止めた。

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