まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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東京喰種トーキョーグール 2巻 015「母娘」

2016年06月18日 | 東京喰種トーキョーグール
町中で、笛口リョーコ、ヒナミ母娘は、「喰種捜査官」に追い詰められていた。

亜門は【喰種】が暴れると危険として、周りの人達に立ち去るよう警告を発していたが、通りかかった人々は、初めて見る本物の【喰種】に興味しんしんで見ていた。


捜査官、臭い、人々の好奇の目・・・怖がってガタガタ震えながら自分にしがみつく娘を見て、リョーコは自分が強くならないとこの子を守れないと覚悟を決めた。
ヒナミをギュッと強く抱きしめて「・・・ヒナミ、逃げて」と言うと、リョーコは【喰種】として、赫眼と赫子を広げた。


         

それは、娘を逃がす為だった。
これで最後かもしれない。ならばこの命に代えてでもヒナミだけは守る覚悟。
いつも穏やかで優しかった母が【喰種】となり、ヒナミは躊躇した。


母は見たこともない気迫で「行きなさいッ!!!」とヒナミに叫んだ。
ヒナミは母との別れに恐怖し、泣いたが、その言葉に背中を押されるように走り出した。
走りながら、誰かに助けてほしかった。誰か・・・誰か・・・お母さんを助けて。



娘が走った道を塞ぐように、リョーコの赫子はうごめいた。「行かせないわ」
しかし、亜門は「調子にのるな、クズめ」と冷たく言い放ち、真戸は「母が子の為に命を捨てる・・・虫唾が走るよ、貴様ら【喰種】が人間の真似事をしている姿は」と、その母としての気持ちを踏みにじった。

リョーコは戦闘を好まずに今まできた為、赫子を出したところで、本局エリート捜査官の二人に敵うわけがなかった。
ボロボロになった赫子は雨に濡れ、リョーコは観念したように道路に座り込んだ。


真戸がリョーコにトドメを刺すためにアタッシュケースから出した物を見たリョーコは、恐怖におののいた。
その恐怖の顔が、真戸の快感を誘った。これを待っていたのだ。
「いいぞ、いいぞ…最高だ!!悲嘆、絶望、憎悪!!その表情だ!!もっとだ・・・もっと見せろ!!!」





バイトを終えた僕は、すれ違う通行人達が口々に【喰種】狩りの話を興奮気味に喋っているのが気になった。
タイミング的に笛口さんとヒナミちゃんの可能性が高い、不安に思った僕は店長に電話するが連絡がつかない。
僕が行って何が出来る・・・?と思うが、笛口さんのこと、ヒナミちゃんの事を思うと、心配でじっとしていられず、僕は走り出していた。

通行人達が来る方向へ走ると、泣きながら逃げてきたヒナミちゃんと遭って少し安心した。
「お母さんが・・!お母さんが・・・!!」と泣きじゃくるヒナミちゃんを連れて、お母さんの居る方へと急ぐと、喰種捜査官が笛口さんを取り囲んでいるのが見えた。
まさか、捜査官の中へつっこむわけにもいかず、僕はヒナミちゃんと建物の影に隠れた。
どうすれば!?どうすれば!!?こんな時どうすればいい!!?気持ちばかりが焦るが、判断がつかない。



真戸は「せめてもの情けだ、辞世の句でも聞いてやろうか?」と言う。
リョーコは、近くにヒナミがいる事に気づいているのか、いないのか、いつもの優しい母の顔で、ヒナミに話しかけた。
「い・・・」と言いかけたところで、真戸はその首を跳ねた。





あまりに突然の事に、僕は叫びそうになるのをこらえ、ヒナミちゃんの目を手で隠した。
僕に出来ることは・・・この残酷な光景を彼女に見せないようにするぐらいだった・・・。




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