まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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東京喰種トーキョーグール 3巻 022「新聞」

2016年06月18日 | 東京喰種トーキョーグール
翌日、僕は「喫茶あんていく」に置いてある新聞の、ある記事に目が止まった。
 
20区で「喰種捜査官」が、身長155センチぐらいの兎のキャラクターの面を被った【喰種】に殺されたとの記事。


僕はその捜査官の顔に、見覚えがあった。
僕はトーカちゃんに聞いてみた。
「もしかして、トーカちゃんが・・・」

トーカちゃんは僕から新聞を取り上げて言った。
「・・・だったら何?私は人殺しよ、全員殺すまでやめない。全員・・・」
僕は何も声をかけられなかった。
【喰種】として生まれてきた彼女は、人の命に対する価値観が全く違うんだろうな・・・と思ったから。



そんなトーカちゃんは、ヒナミちゃんの事は何かと気にかけていて、優しい。
僕はヒナミちゃんの事で声をかけた。
「ヒナミちゃんだけどさ、ずっと元気がないし、夜も寝てないし、食事もとってないらしい。心配で・・・。」と言うと、
「ヒナミを元気づける方法なんて、1つしかないじゃん。だからこっちは命がけで「CCG」行ったりしてんの!」と言いながら、ヒナミの様子を見に行った。

トーカちゃんの信じている方法って、・・・復讐。
でも・・・本当にそれでヒナミちゃんは報われるのか、僕には疑問だった。


トーカは、元気の無いヒナミの前で、わざと明るく振舞ってみせた。
「メシ喰ってないんだって?ダメだよ成長期なんだから、ちゃんと喰わないと。
大丈夫。アンタはなーにも心配しなくていいから、私が全部うまくやってやるよ。
こんな狭い部屋じゃなくて、もっと広い世界を見せてあげる。だから・・・もう少し辛抱して」



ヒナミは力なく「うん」と答えた後、トーカの持っていた新聞に興味を示した。
たくさんの文字、人間の世界のこと・・・。
ずっと塞ぎ込んでいたヒナミが、久しぶりに明るい笑顔を見せた瞬間だった。



トーカは、ヒナミの部屋を出ると"ある場所"へと向かった。
そこは日中、トーカ達がヒナミを見たと、嘘のタレコミで指定して場所だった。
目撃情報の精査の為、複数の「喰種捜査官」達が、捜査していたが、それを確認したトーカは「あんていく」に戻ってきた。

捜査員達はガセネタだったのだろうとその場を後にしたが、真戸だけは何かひっかかるものを感じて、その場に残った。


その夜、ヒナミは夢中で辞書を片手に新聞を読んでいた。
訃報欄の「哀悼」という言葉を、辞書でひいた。
「人の死を惜しみ、悲しむこと・・・・か、私のことだ」と思った瞬間、その記事の写真の顔に見覚えがあった。
お母さんと私を追いかけてきた捜査官・・・死亡・・・喰種・・・「私が全部うまくやってやるよ」・・・!!!


ヒナミはその心を押し込んで立ち上がり、そして「あんていく」を抜けて、夜の町を一人駆けて行った。



ヒナミちゃんがいつ、どこへ出て行ったのかはわからない。
僕とトーカちゃんがヒナミちゃんの不在に気付いたのは、翌日の「あんていく」の営業が終了した後だった。
トーカは愕然とした。
嘘・・・でしょ? 何・・・で?ヒナミ・・・






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