まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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カラダ探し 第一章 2巻・17話 「五日目-1」 

2016年04月17日 | カラダ探し第一章(完)


「カラダ探し」が始まって5日目の朝を迎えた。
とは言っても日付は11月9日のまま。

だけど、小さな変化が起こっていた。
「カラダ探し」から目覚めた時の、いつものケータイの置き方が違っていた。

高弘が、昨日放送で名指しされていた事を心配して迎えに来てくれたことは別として、
毎朝、登校中に車に轢かれて死ぬはずの猫が、今日は車に轢かれることなく、生きている。


学校でも、人の立ち位置、置いてある物などが少しずつ違っている。


私達は、まだ登校していない健司意外の5人で、情報共有の為に昨日わかった事を話し合った。
私からは、昨日の放送室の件と、今朝の小さな違和感の事を、
留美子からは、体育館で「右胸のカラダ」を無事見つけたこと、・・・健司に理恵が襲われたこと。


それを聞いた高弘は、「健司あの野郎は許せねーな!」と健司を責めた。
翔太は「今度は健司を生贄にするのかよ、お前はただ誰かを責めたいだけだろ!」と高弘に
くってかかり、二人はケンカを始めた。

また・・・。理恵の気持ちなんて置き去りでケンカ。
私は腹が立ってきて「やめなさいよ!!!」と二人を怒鳴りつけた。
「友達が襲われたの!ヒドイ事をされたんだよ!!何でその気持ちを考えてあげれないの!!?」
そう言っている自分が泣きそうになってしまった。




その空気を破って、私と理恵を外に連れ出してくれたのは、留美子だった。
どうせ同じ授業ばかりなんだから、サボろうと、私達3人は屋上にあがって気分転換をした。
屋上からは、隣の「旧校舎」が見える。

私達女子3人は、昼のうちに「旧校舎」について調べてみることにした。
旧校舎の中は、湿って土の匂いがして、その不気味さが、夜の校舎のような雰囲気に思えた。
中に入っていくと、廊下に不気味な人影がぼーと立っていて、思わず悲鳴をあげてしまった。

するとその不気味な影は、「ちょっと・・・何で僕を見て叫ぶんだ?君達授業中だろ_?」と声をかけてきた。

それは、農業科の八代友和(やしろともかず)という先生だった。
だけど、明るい場所で見た先生の目は闇のように暗く、先生だとわかっても、尚不気味に思えた。


八代先生は、見かけと違って優しく、授業をサボった私達を頭ごなしに叱らず、温室で話を聞いてくれた。
留美子は単刀直入に「八代先生は『カラダ探し』って知ってました?」と聞いた。

先生のくぼんだ目がギョロリと不気味に動いてから、話しだした。
「僕がこの学校に通っている時もあったな。『赤い人』の怪談話だったね。
でもね『赤い人』を見てしまったら絶対に、校門を出るまで振り返っちゃダメだ。
『カラダ探し』なんて『呪い』に巻き込まれてはいけないんだ・・・!!」




私はその言葉に違和感を覚えた。
呪い・・・?
私達は"呪い"だなんて一言も言っていない。

私がその話を聞こうとした時、再び先生の目がこちらを向いた。
私は、この先生・・・・何か知ってる!!!と直感した。


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