まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

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銀魂 目次 (11巻~20巻)

2016年08月31日 | 銀魂
【銀魂11巻-------陽はまた昇る】

86訓 恋にマニュアルなんていらない 
新八と猫身娘のデートの話2

87訓 走り続けてこそ人生
風を感じる女魔破のり子

88訓 理想の彼女はやっぱり南ちゃん 
殺し屋さっちゃんの恋の話

89訓 売店ではやっぱりコロッケパンが一番人気 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望1

90訓 災難は続け様に降りかかる 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望2

91訓 満月は人を狂わせる 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望3 

92訓 傘の置き忘れに注意
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望4

93訓 バカとワルは高い所がお好き 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望5

94訓 陽はまた昇る 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望6


【銀魂12巻-------急がば回れ】

95訓 闇夜の虫は光に集う 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望7 
 
96訓 急がば回れ 
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望8 

97訓 備えあれば憂い無し  
妖刀「紅桜」と人斬り似蔵と高杉の野望9

98訓 ミイラ取りがミイラに
銀さんの過酷な療養

99訓 サンタなんていねーんだよって言い張る奴こそホントはいるって信じたいんだよ

100訓 鍋は人生の縮図である
万事屋のスキヤキ事情

101訓 一日局長に気をつけろッテンマイヤーさん   アイドルお通の真選組一日局長のお話1

102訓 僕が僕であるために  
アイドルお通の真選組一日局長のお話2

103訓 雪ではしゃぐのは子供だけ
かぶき町の新しいお祭り


【銀魂13巻-------昨日の敵は今日もなんやかんやで敵】

104訓 どこの母ちゃんも大体同じ 
ホスト狂死郎と、八郎の母ちゃんの物語1

105訓 柿ピーはあんまり食べ過ぎちゃダメ 
ホスト狂死郎と、八郎の母ちゃんの物語2

106訓 もの食べるときクチャクチャ音をたてない 
ホスト狂死郎と、八郎の母ちゃんの物語3

107訓 花屋とかケーキ屋の娘に男は弱い 
万事屋グラさん、不倫の真相を暴く

108訓 んまい棒は意外とお腹いっぱいになる  
狂乱の貴公子K氏の一日密着取材

109訓 華より団子
団子屋のアナログな戦い

110訓 そういう時は黙って赤飯
柳生九兵衛の恋の戦い-1

111訓 火曜7時は坂田家を食卓で
柳生九兵衛の恋の戦い-2

112訓 昨日の敵は今日もなんやかんやで敵
柳生九兵衛の恋の戦い-3


【銀魂14巻-------四人揃えばいろんな知恵】

113訓 ワレモノ注意

114訓 血とか包帯って・・なんかカッケー憧れる

115訓 食べ物の好き嫌いの多い人は人間の好き嫌いも多い

116訓 落ちてたからって何でも拾ってきちゃダメ

117訓 やる前にやれ

118訓 四人揃えばいろんな知恵

119訓 言葉には裏がある

120訓 間違いは誰にでもある

121訓 普段 眼鏡かけてる奴が眼鏡外すとなんか物足りないパーツが1個足りない気がする


【銀魂15巻-------女の一番の化粧は笑顔】

122訓 誰もが誰かを想ってる 
柳生家の花嫁

123訓 女の一番の化粧は笑顔 柳生家の花嫁

124訓 ジャンプの次号予告は当てにならない

125訓 かもしれない運転でいけ

126訓 犬の肉球はこおばしい匂いがする 定春の恋

127訓 クーラーはタイマーで切れるようにしてから寝ないと風邪ひくよ

128訓 運に身分は関係ない将軍様と、将軍様ゲーム

129訓 羊数えるの自体に夢中になったりして結局 眠れないことも多い  ミツバ編1

130訓 辛いもんばっか食べてっと痔になるぞ ミツバ編2


【銀魂16巻-------私と仕事どっちが大事なのかという女にはジャーマンスープレックス】

131訓 男ってメンドくさい
 ミツバ編3

132訓 私と仕事どっちが大事なのかという女にはジャーマンスープレックス ミツバ編4

133訓 木を隠すなら森

134訓 漫画家は原稿のストックが出来てこそ一人前

135訓 男は心に固ゆで卵

136訓 悪人でも親は親

137訓 固ゆで卵は潰れない

138訓 ロフトに行けば大体何でもある  九兵衛、初めての合コン1

139訓 合コンは始まるまでが一番楽しい 九兵衛、初めての合コン2 


【銀魂17巻-------ゲームは一日一時間】

140訓 ゴミの分別回収にご協力ください

141訓 人生にせープポイントはない

142訓 女の涙に勝るものなし

143訓 可愛いモノも多すぎると気持ち悪い

144訓 洋楽は皆うろ覚え

145訓 誰々のためにとか言う奴は大抵自分のためだったりする

146訓 消せないデータもある

147訓 ゲームは一日一時間

148訓 休みだからってゲームばっかりやっちゃダメ


【銀魂18巻-------男達よマダオであれ】

149訓 人生もゲームもバグだらけ

150訓 2度あることは3度ある

151訓 ヒーローだって悩んでる

152訓 人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ

153訓 電車に乗るときは必ず両手をつり革に

154訓 男達よマダオであれ

155訓 愛は勝つ

156訓 やせたいなら動け

157訓 やせたいなら食べるな


【銀魂19巻-------策士 策に溺れる】

158訓 最近のはいろいろ機能つきすぎ

159訓 掟は破るためにこそある

160訓 オタクは話し好き

161訓 マニアは三つほしい

162訓 長所と短所は紙一重

163訓 制服は2割増し

164訓 線路で遊んじゃいけません

165訓 策士 策に溺れる

166訓 大切なものはよくみえない


【銀魂20巻-------夏休みは始まる前が一番楽しい】

167訓 人の話をちゃんと聞け

168訓 何事もノリとタイミング

169訓 好かれないものほど愛おしい

170訓 知らぬが仏

171訓 男なら諦めるな

172訓 ほぼ100%の確立でビニール傘を置き忘れてくる自分が嫌い

173訓 人生は試練だ

174訓 夏休みは始まる前が一番楽しい

175訓 一人の時間も大事


















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銀魂 目次 (1巻~10巻)

2016年08月31日 | 銀魂
【1巻--------天然パーマに悪い奴はいない】

1訓「天然パーマに悪い奴はいない」 銀時、新八、お妙登場
    
2訓「ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう」 長谷川さんくひになる

3訓「ジャンプは時々土曜日に出るから気を付けろ」 神楽登場

4訓「第一印象がいい奴にロクな奴はいない」 キャサリンの裏切り
    

5訓「ジジィになってもあだ名で呼び合える友達を作れ」 桂登場
   

6訓「お前らテロなんてやってる暇があるなら、ぺロの散歩にでも行ってきな」攘夷派テロ止める


【2巻-----------粘り強さとしつこさは紙一重】

7訓「一度した約束は死んでも守れ」 アイドル寺門通と親父の約束

8訓「粘り強さとしつこさは紙一重」 近藤局長、お妙に惚れる

9訓「喧嘩はグーでやるべし」 土方の敗北

10訓「疲れた時は酸っぱいものを」 定春登場

11訓「べちゃべちゃした団子なんてなぁ、団子じゃねぇバカヤロー」 じいさんの初恋は団子の味

12訓「全国のコギャルども門限は守れ」 海賊春雨との戦い1

13訓「便所で生まれるものは汚れたものばかり」 海賊春雨との戦い2


【3巻-----考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ!】

14訓「コスプレするなら心まで飾れ」 海賊春雨との戦い3

15訓「男にはカエルに触れて一人前みたいな訳のわからないルールがある」 俺らの大将は近藤さんだけ

16訓「考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ!」 長谷川さんのサングラス持論

17訓「酔ってなくても酔ったフリして上司のヅラ取れ」 万事屋対新選組の花見大会

18訓「男ならとりあえずカジキ!」  河童型天人の海老名さん

19訓「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」  お通ちゃんのスキャンダルと親衛隊長

20訓「飼い主とペットは似る」  エリザベス登場

21訓「襟足の長さと子供の憎たらしさは比例する」 火消しの「め組」父娘の絆1

22訓「ストレスはハゲる原因になるが、ストレスを溜めないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできることなんて何もない」 火消し「め組」父娘の絆2


【4巻-----------親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ】

23訓「脇だけ洗っときゃいいんだよ、脇だけ」 神楽とそよ姫の友情物語

24訓「昔の武勇伝は三割増で話せ、盛り上がればいいんだよ、盛り上がれば」 キャサリン、過去との決別

25訓「カワイイを連発する自分自身をカワイイと思ってんだろ、お前ら」 ハム子の純情

26訓「旅にはパンツは忘れてもUNOは忘れるな」 宇宙旅行と坂本辰馬1

27訓「困った時は笑っとけ、笑っとけ」 宇宙旅行と坂本辰馬2

28訓「ああ やっぱり我が家が一番だわ」 お妙さんのパンツ泥棒

29訓「音楽なんて聴きながら受験勉強なんてできると思ってんのか お前は!もう切りなさい」 高杉晋作と平賀源外の野望1

30訓「事件は悪い奴が起すんじゃない、はしゃぎすぎた奴が起すんだ」 高杉晋作と平賀源外の野望2

31訓「親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ」 高杉晋作と平賀源外の野望3


【5巻--------------ベルトコンベアには気をつけろ】

32訓「海の水がなぜしょっぱいかだと?オメーら都会人が泳ぎながら用足してくからだろーがァァ!!」 万事屋と長谷川さんの海の家エイリアン釣り

33訓「ベルトコンベアには気をつけろ」 真選組と真夏の怪談1

34訓「コンプレックスがデカイ奴は成す仕事もデカイ」 真選組と真夏の怪談2

35訓「慌てるな!クーリングオフというものがある」 銀時の木刀の秘密

36訓「恥ずかしがらずに手を挙げて言え」 新八とタカチンの友情1

37訓「暴走はもうやめろ」 新八とタカチンの友情2

38訓「オカマは男のバカさも、女のズルさも全部知ってる」  鬼神・西郷特盛親子と怪獣ポチ1

39訓「カワイイ顔には必ず何かが隠れている」  鬼神・西郷特盛と怪獣ポチ2

40訓「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」 始末屋さっちゃん登場


【6巻---------------刀じゃ斬れないものがある】

41訓「そんなに松茸って美味しいもんなのか一度よく考えてみよう」 万事屋のきのこ狩りが毒キノコだった件

42訓「夢は拳でつかめ」 地下闘技場の父子愛1

43訓「男はみんなロマンティスト」 地下闘技場の父子愛2

44訓「刀じゃ斬れないものがある」 地下闘技場の父子愛3

45訓「いい事は連続して起こらないくせに、悪い事は連続して起こるもんだ」 乙女座近藤局長の災難

46訓「美味いものほど当たると恐い」 看護師内野さんの恋

47訓「テレビとか新聞とかちゃんと見ないとダメだって」 宇宙ゴギブリとの戦い

48訓「すねに傷がある奴ほどよくしゃべる」 悪徳宗教家をやっつけろ-1

49訓「一度ウォシュレット使うと、もうそれ以外のトイレは、なんかもうダメ」 悪徳宗教家をやっつけろ-2


【7巻------------どうでもいいことに限ってなかなか忘れない】

50訓「どうでもいいことに限ってなかなか忘れない」 銀さんの記憶喪失と万事屋解散

51話 「人生はベルトコンベアのように流れる」  銀さんの記憶喪失とジャスタウェイ

52訓「公園は子供達のものだ」 銀さんの記憶喪失とマムシZ

53訓「煩悩が鐘が消えるかァァ、己で制御しろ己で」  元お庭番とのジャンプ争奪戦 


54訓 「人の名前とか間違えるのは失礼だ」  デリバリー大工のウンケイ・カイケイと茂吉の話


55訓「メニューが多いラーメン屋はたいてい流行っていない」 攘夷浪士桂と、ラーメン屋幾松との出会い 

56訓「冬に食べるアイスもなかなかオツなもんだ」  花火師爺さんの妻への愛情物語

57訓「ウィスキーボンボンのボンボンって何?」   神楽と父の物語1

58訓「子作りは計画的に」 神楽と父の物語2


【8巻-----------娘の彼氏はとりあえず殴っとけ】

59訓 トイレに入るときはまずノック  神楽と父の物語3

60訓 タイトルだけじゃ映画の面白さはわからない 神楽と父の物語4

61訓 みみずにおしっこかけると腫れるよ 神楽と父の物語5

62訓 せいぜい一緒に過ごす期間なんて20年くらいなんだから 娘さんはお父さんを大切にしてあげて 神楽と父の物語6

63訓 娘の彼氏はとりあえず殴っとけ 神楽と父の物語7

64訓 キャラクターはシルエットだけで読者に見分けがつくように描き分けよう ヒロインの条件、神楽再び

65訓 外見だけで人を判断しちゃダメ 松平栗子と愛の戦士マヨラー13

66訓 さくらんぼってアレ桜の木になるの?

67訓 Mってある意味無敵

【9巻-----------キャバクラ遊びは20歳になってから】

68訓 月は何でも知っている ニンジャー5のエリザベス奪還作戦1

69訓 お母さんだって忙しいんだから夕飯のメニューに文句つけるの止めなさい ニンジャー5のエリザベス奪還作戦2

70訓 ギャンブルのない人生なんてわさび抜きの寿司みてぇなもんだ 銀時と長谷川のギャンブルに負けた日

71訓 酒は気持ちのいい状態のうちに止めておけ  狛神定春の秘密1

72訓 愛犬の散歩は適度なスピードで 狛神定春の秘密2

73訓 百万篇の詩より一吠のワン  狛犬定春の秘密3

74訓 キャバクラ遊びは20歳になってから

75訓 似てる二人は喧嘩する 銀さんと土方の休日

76訓 何であれ やるからには負けちゃダメ



【10巻-----------一寸の虫にも五分の魂】

77訓 ミルクは人肌の温度で
銀時の息子疑惑事件と橋田屋事件簿1

78訓 家政婦はやっぱり見てた 銀時の息子疑惑事件と橋田屋事件簿2

79訓 人に会う時はまずアポを 銀時の息子疑惑事件と橋田屋事件簿3

80訓 デートは30分前行動
 銀時の息子疑惑事件と橋田屋事件簿4

81訓 扇風機つけっぱなしで寝ちゃうとお腹こわしちゃうから気をつけて 銀さんが扇風機を買いに行った話

82訓 渡る世間はオバケばかり 万事屋がおばけ屋敷のバイトをした話

83訓 少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る

84訓 一寸の虫にも五分の魂

85訓 ネットでも最低限のエチケットはもって 新八と猫耳娘のデート1








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銀魂 20巻-169話「好かれないものほど愛おしい」

2016年07月20日 | 銀魂
ジャンプをこよなく愛する銀時は、憂いていた。
連載中の「ギンタマン」のレベルの低さに、いい加減やめさせて「ワンパーク」や「ベルト」を超える逸材を育てるべく、イキのいい新人に変えるべきだ・・・と。



その独り言を聞いていた隣の小柄な男「小西」が、我慢ならずに銀時に声をかけた。
その男こそ、ジャンプ編集部で「ギンタマン」の担当をしている男だったのだ。



自分でも、こんな事をする為に集英社に入社したわけではなかった。メンズノンノの編集部に入りたかった、なのにこんなカッコ悪い漫画の担当に配属されてしまい・・・。

愚痴る小西にその銀髪の男は「なかならつくればいい、ジャンプ歴20年の俺が友情、努力、勝利のなんたるかを教えてやらァ」と言うので、その男を漫画家「空知」に引き合わせた。



男は、レクチャーを始めた。
主役のギンタさんの見た目が地味なのがいけない、主役はシルエットで見わけがつかないといけないと。


そこで男が提案した理想のギンタさんがこれだ。


ギンタさんのライバルだってそうだ、特徴的なシルエットが必要だ。

あとはつっこみ。現在のギンタマンのつっこみは長く、口説く、説明いすぎである点を改善すべく、男は江戸一番のつっこみ使いを紹介してきた。
そのツッコミ使いは銀髪の男のボケに「どんだけェー!」の一言でつっこんでいた。

その後、その男の言う通り「どんだけー」を取り入れた結果、その年の流行語大賞となり、小西はヒットメーカーとして有名になっていた。







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銀魂 20巻-168話「何事もノリとタイミング」 (伊東との戦い-11)

2016年07月20日 | 銀魂
真選組の皆が見守る中、土方副長と伊東参謀の因縁の対決は、土方が伊東を斬ることであっけなく幕をひいた。






だが、土方が伊東を斬った瞬間、伊東はそこに強く光る糸・・・絆があることを感じた。
見回すと、その場にいる全ての真選組の隊士から伊東へと繋がる無数の絆があった。



伊東がずっとずっと探し、求めていた「絆」を今は強く感じる事ができる。
裏切者ではなく、仲間として見送ってくれる同士がいる。
伊東は、ポロポロと涙を流すと「あり・・・がとう」と感謝の言葉と笑顔を見せて、倒れた。


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後日、高杉の屋形船には怪我を負った河上万斎が、計画の報告に来ていた。
元々この計画は、真選組の目を幕府中央から逸らし、その隙に宇宙海賊「春雨」が密航して、中央との”密約”を成立させることが主目的であったのだ。

だが、その計画の裏目的である伊東もろと真選組を壊滅される事が失敗に終わった事で、河上を責めたが、河上万斎は「何事も重要なのはノリとリズムでござる。これを欠けば何事もうまくいかぬ。ノレぬとあらば、即座に引くのが拙者のやり方」と否定した。


高杉は目を閉じて「万斉・・・俺の歌にはノれねーのか」と問うと、万斉は聞き返した。
「・・・白夜叉が、俺の護るものは今も昔も何一つ変わらん・・と。晋助、何かわかるか?」
高杉は、閉じていた目を開いたが、何も答えなかった。
万斉は「最後まで聞きたくなってしまったでござるよ。奴らの歌に聞き惚れた、拙者の負けでござる」と言って屋形船を出て行った。


独りになった高杉は、「フン」と三味線をかき鳴らした。



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多くの犠牲を出した真選組では、殉死した山崎の葬式が執り行われていた。
実は山崎は、河上万斉にトドメを刺されてはいなかったのだ。
「気が変わった、ぬしの歌、も少し聞きたくなった。生き延びてその続き聞かせてくれる日を楽しみにしているでござる」と。



葬式で隊士達の間では、山崎ではなく、土方副長の事が話題になっていた。
あれ以来、謹慎処分を申し出て姿を見せなくなっていて、もう元の真選組には戻れないのかもしれない・・・という空気が漂っていたが、近藤も沖田もその事については何も触れなかったのが、さらに不安を増しさせていた。


その頃、土方はあらぬる神社仏閣を訪ね歩いたが、とうとう妖刀はその身から離れることはなかった。銀時は「ケッコーな事じゃないの、まさしく剣身一体ってわけだ、てめーにおあつらえの剣じゃねーか」と言葉をかけた。



土方は立ち上がると「世話になったな、俺の身体はとうの昔に霊やら祟りは定員オーバーさ、今まで踏み越えてきた敵や仲間達の怨念でにな。今更誰が死のうが振り返るつもりもねェ、全部背負って前に進むだけだ。地獄で奴らに笑われねぇようにな」と言って、立ち去った。

「どこに行くんですか?」という新八の問いに「決まってんだろ」とだけ言い残して。
ギャラの貰い忘れを心配する神楽に銀時は、「大丈夫さ、もう心配はいらねーよ」とつぶやくように言った。

土方は、鬼の副長として真選組に戻った。その腰には妖刀を指して。


戻ってきた土方を見て近藤は思った。
(トシ、おめーは俺真選組の魂なんて言ったがよ、こいつらにとっちゃ、おめーもかけがえのない魂なんだよ。よく帰ってきてくれたな)




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銀魂 20巻-167話「人の話をちゃんと聞け」 (伊東との戦い-10)

2016年07月20日 | 銀魂

銀時は、河上万斎ごとヘリコプターに飛び込んだ。
万斎は、銀時の肩を刀で突きさして斬りながら、問うた。
「白夜叉ァァ!!貴様は何が為に戦う!何が為に命を懸ける!最早、侍の世界の崩壊は免れぬ!!
晋助が手をくださずとも、この国はいずれ腐り堕ちる!ぬしが一人あがいた所で止まりはせんっ!この国に護る価値など最早ない!!!この国は腹を切らねばならぬ!!
・・・坂田銀時、貴様は亡霊でござる。かつて侍の国を護ろうと晋助らは共に闘った思い・・・・それを捨てられず、捉われた生きた亡霊だ」




言い終ると、万斎は銀時の肩に突き刺した刀を大きく振りぬき、銀時をヘリから突き落とした。落ち行く銀時に、鎮魂歌(レクイエム)を奏でてやろうとした万斎は、ギクリとした。

いつの間にか、万斎の弦が万斎ごとヘリに巻き付けられていたのだ。
その弦の先は、銀時の木刀に繋がっていた。
「オイ・・兄ちゃん、耳の穴かっぽじってよぉく聞け、俺ァ安い国なんぞの為に戦った事は一度たりともねェ、国が滅ぼうが、侍が滅ぼうが、どうでもいいんだよ!俺ァ昔っから!
今も昔も、俺の護るもんは何一つ変わっちゃいねえェェェ!!!!」











ヘリが銀時の怪力で叩き落とされたのを、列車の中から真選組の連中は唖然と見ていた。すると、瀕死の伊東が声をかけた。 「何をしている、ボヤボヤするな。副長、指揮を・・・」


その声にハッと我に返った土方は総員に指示を出した。
「敵の大将は討ち取った!!一気にたたみかけろォ!!」
その号令と共に、真選組vs鬼兵隊の大乱闘となったが、互いに兵力を削いで決着はつかずに戦いは終わった。



戦場に残ったのは、血まみれの伊東だった。
「人と繋がりたいと願いながら、拒絶されたくなくて、傷つきたくなくて、ちっぽけな自尊心を守る為に本当に欲しかったものさえ、見失ってしまうとは、ようやく見つけた大切な絆さえ自ら壊してしまうとは・・・。
何故、いつだって気付いた時は遅いんだ、
何故、共に闘いたいのに立ち上がれない
何故、剣を握りたいのに腕がない
何故、ようやく気付いたのに、僕は死んでいく・・・」



だが組織の裏切り者であり、犯罪者であり、人殺しである以上、警察組織である真選組としては、処罰しなくてはならない。連行されていく伊東を擁護しようとする新八を近藤が止めた。
だが、その近藤の目からは、涙があふれて流れていた。




言葉にならない近藤に変わって銀さんが、新八と神楽に言った。
「・・そうさ、ほっといたって奴は死ぬ。だからこそ、斬らなきゃならねェ。あいつらは伊東を裏切者のまま死なせたくねーんだよ、最後は・・・武士として・・・仲間として・・・やつを死なせてやりてーんだよ」









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銀魂 19巻-166話「大切なものは見えにくい」 (伊東との戦い-9)

2016年07月19日 | 銀魂

伊東は思う。
僕が本当に欲しかったのは、地位や名誉、武功でも才能でもなければ、才能を認めてくれる理解者でもなかった。僕はただ・・・誰かに隣にいて欲しかった。ただ・・・誰かに見てほしかった。
ただ・・・一人が嫌だった。ただ・・・絆が欲しかった。


正面から僕を受け止めてくれる仲間、正面から僕にぶつかってくる仲間・・・



ずっと求めていてものは、実はそこにあったのだ。
今、堕ちそうになる自分の手を、己の命を懸けて手を握っていてくれるヤツ(近藤)がいる。

自分に向けられたヘリの銃弾を、そのヘリに飛び移ってヘリごと斬ったヤツ(土方)がいる。


動力を失ったヘリと共に落下しそうになる土方に、手を伸ばしたてその手を握ったのは伊東だった。その伊東の体を近藤がしっかり掴んでいた。


伊東は手の先の土方に対して言おうとすると、土方も伊東に言った。
「僕は、君が嫌いだ、いずれ殺してやる、だからこんな所で死ぬな」
「俺はお前が嫌いだ、いずれ殺してやる、だからこんな所で死ぬな



その頃、銀時は河上万斎を振り払って、一刻も早く神楽達や真選組を助けに行きたかったが、河上がそれを許さなかった。
河上は、銀時に三味線の弦を巻き付け、少しでも動こうものなら、鉄の強度の弦でその体を切り刻
むつもりだった。



河上は「今更助けに行った所でもう遅い。たとえ生き残っていようとも、ヘリ部隊に浪士部隊、策は幾重にも張り巡らせてあり、真選組は消える」と忠告した。

だが銀時に、そんなことは関係なかった。
「誰があんな連中助けに行きてーかよ。止まらねぇんだよ、身体が勝手に引き寄せられる。手足の1本や2本どうぞくれてやらぁ、んだが肉は斬れても、この糸・・・腐れ縁!!切れるもんなら切ってみやがれェェ!!!」



そう言って、手足が切断される前に、その糸を振り払って銀時は前に進んだが、間に合わなかった。



近藤や土方、沖田、新八に向けて、ヘリからの銃弾が無数に撃ち込まれたのだ。だがその弾は伊東の身体に食い込んで止まり、伊東の後ろにいる真選組は無事だった。






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銀魂 165話「策士 策に溺れる」 (伊東との戦い-8)

2016年07月19日 | 銀魂
神楽と新八、そして真選組の近藤、土方、沖田と伊東を乗せた列車は爆破され、鉄橋から今にも落ちんとぶら下がっていた。

その中で宙づりになって生きていた伊東は、思い出していた。
こうなったいきさつを、高杉晋助といういう男と接触した時の事を・・・。

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伊東と高杉は、その密会を誰にも見られぬよう屋形船の中で会っていた。伊東は主張した。
「天才は孤独なもので、僕には理解者がいない。僕はこんな所でくすぶっている男ではないので、自ら己の器を天下に示すしかあるまい。
手始めに真選組をわが物とし、それを地盤に天下へ躍進し、この伊東鴨太郎が生きた証を天下に・・・人々の心に刻みこんでみせる。」




その陳腐な主張を聞き終えた高杉は、「その為なら恩を受けた近藤を消してもかまわねーと?」と聞くと「恩?あんな無能な男の下に僕が仕えてやったのを感謝されど、恩を受けたとは思わない」と平然と答えた。


高杉は「クク・・お前は自分以外の人間は皆バカだと思ってるだろう、だがバカに理解されぬのを不満に思い、理解されたい、自分を見てもらいたいと思ってる。
己の器を知らしめたい?お前はただ、一人だっただけだろう。お前が求ているのは理解者なんかじゃねぇ、お前が欲しいものは・・・・」



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そこで伊東は気が付いた。だが腕はもがれて血がしたたり、今にも死にそうになっている事にも同時に気がついて、叫んだ。




その叫び声を聞いた河上万斎は「自尊心の強い自己顕示欲の塊、それを刺激し利用する事は容易でござる。思わく通り、真選組同士争って、戦力を削ってくれたわ。あの男らしい死に方でござろう、裏切者は裏切りによって消える」

死に損なっていた伊東に、高杉の部下のヘリから銃弾が撃ち込まれたことで、伊東はやっと、自分が高杉に利用され、消されようとしている事に気がついた。
だが、伊東は死ぬわけにいかなかった。銃弾を避ける為、宙づりの列車から飛び降りた。
(やめてくれ、僕はこんな所で死ぬ男じゃない、もっと出来る男なんだ・・・もっと・・)


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伊東が命の危険に際して思い出される走馬燈は、幼き日々だった。
両親は、病弱の兄鷹久につきっきりで、次男の鴨太郎の事を見てはくれなかった。
幼き鴨太郎は、親に見てもらうため、振り向いてもらう為、勉強も剣術も何もかも必死になって良い成績を収めたが、努力努力しても、なお、親は自分の存在を見る事さえしてくれなかった。

ある日、鴨太郎は聞いてしまう。親の会話を。
「私のおなかにいる時に、鴨太郎が鷹久の全てを奪いとったのね、あんな子、産まれてこなければ良かったのに・・・、鷹久が可哀想」



こんな頑張っているのに、僕は何も悪くないのに、僕を見て、僕を褒めて、僕を一人にしないで、隣にいて、僕の隣でこの手を握ってくれさえすれば・・・



落下していく伊東の手をしっかと握ったのは、近藤だった。
その近藤の足を、沖田と土方と万事屋達が握って、皆が命がけで伊東1人を助けようとしているのだった。
近藤は伊東の手を掴んだまま謝った。
「謀反を起されるのは大将の罪だ。すまねぇ、俺はアンタの上に立つには足らねェ大将だった。先生、俺ァ・・・兵隊なんかじゃねェ、ただ肩突き合わせて、酒酌み交わす友達としてアンタに居て欲しかったんだ。まだまだアンタに色んなこと、教えてほしかったんだ、先生・・・・。」



その謝罪は、伊東の奥底にいる子供の頃に抑圧され、ねじ曲がってしまった少年鴨太郎に届いた。
孤独を受け入れられず、孤独を人のせいにし、心に壁を立て、満たされない自己顕示欲だけが膨らんでいったあの頃・・・

いつしか忘れていた、本当にほしいものは、もうとっくの昔にそこにあった。


だが、そんな伊東や近藤ら真選組に容赦なく、鬼兵隊のヘリからの銃撃が降り注がれた。
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銀魂 19巻-164話「線路で遊んじゃいけません」 (伊藤との戦い-7)

2016年07月19日 | 銀魂

鬼の副長が復活した。
「大将の首を殺りたくば、この俺を倒してからにしろ、何人たりともここは通さねぇ。何人たりとも俺達の魂は汚させねェ、俺は近藤勲を衛る最後の砦、真選組を衛る最後の剣・・・真選組副長土方十四郎だァァァ!!」
土方は、自力で妖刀の呪いをねじ伏せたのだった。

銀さんは「ワリーなゴリラ、あっちの依頼が先だ。てめーの依頼は受けらけねぇ」と言いつつ、走り続ける列車から近藤を救出しようとした。




しかし、切り離された先頭車両と後続車両が、銀時や近藤を乗せたパトカーを間に挟んで、今にも衝突しそうだ。
このままでは、パトカーもろとも近藤や万事屋達が潰される!
土方は、暴走する列車の間に自分の体を割り込ませ、なんとか踏ん張って食い止めたが、重量のある車両を食い止めるには脆い。




それでも踏ん張る土方に声をかけたのは、沖田だった。
沖田は、列車に乗っていた伊東派の連中を全て斬り捨て、列車内を安全な場所に変えていた。
「近藤さん、さっさとこっちに移ってくだせェ」
そして土方には「伊東の始末も頼みまさァ、土方さん。少しでも後れをとったら俺がアンタを殺しますぜ。
今度弱み見せたらァ、次こそ副長の座ァ、俺が頂きますよ」
と宣告した。



土方の頑張りでのおかげで、パトカーに乗っていた万事屋の3人と近藤が列車に乗り込んでいると、「鬼兵隊」の河上万斉が突っ込んできて、銀時を地面に叩き落とした。

伊東は、近藤達の乗り込んだ後続車両に接近した先頭車両に乗って、列車に挟まれてぐしゃぐしゃに潰れていくパトカーを見ていた。
「土方君、君は僕の唯一の理解者だった。惜しむらくは僕の器を知り畏れ、敵に回ってしまったことか。」とつぶやいて、伊東は刀に手をかけた。

潰れたパトカーを斬り払って現れたのは、土方十四郎だった。
伊東が叫ぶ。 「最後の決着の時だァァァァ!!」




一方、バイクに乗った河上万斉は、地面に叩きつけられた銀時にトドメを刺しに襲い掛かったが、銀時は返り討ちにした。


河上万斉は「面白い音を出すな、おぬし」と銀時に興味を持った。 「でたらめで無作法、気ままでとらえどころのない音は、ジャズに通ずるか、いやそれにしては品がない。たとえるなら、酔っ払いの鼻歌でござる」



銀時はそれを無視して、「伊東は高杉の息のかかった者のようだが、スパイにでするつもりか?」と問うと、河上万斉は逆に「坂田銀時・・・いや白夜叉、なぜお主が真選組にいるでござるか?」と聞き返した。
そして「背信行為を平然とやる男を仲間とするほど、我らは寛容ではないし、信義に背く者に人は集まらんことも知っている。哀れ、己の器量知る頃にはもう遅い、全て砕け散った後だ」

その言葉が終わらないうちに、銀時の背後で大爆音が響いた。振り返ると、神楽、新八と真選組の奴らを乗せた列車が炎上していた。





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銀魂 19巻-163話「制服は二割増し」 (伊東との戦い-6)

2016年07月19日 | 銀魂



列車内では、沖田が一人で伊東鴨太郎と、伊東派についた真選組隊員を前に刀を抜いていた。
「真選組局中法度21条、敵と内通せし者これを罰する。・・・てめーら全員、俺が粛清する」

だが伊東派に寝返った隊員に、もはや土方の作った『局中法度』は通用しなかった。沖田は「真選組一番隊隊長として、最後の教えを授けてやらァ。圧倒的に差のある敵を相手にした時は同時に一斉に斬りかかれ、・・・・そして、死んじまいなァ」と言うやあれだけの数の隊員を一気に斬った。





戦地には、「鬼兵隊」と「万事屋とオタク土方」と「土方派真選組」らが続々と集まり、混乱の一途であった。

銀時はまっすぐに近藤の乗る車両に向かって、近藤を救出した。
近藤は「俺にあんな仕打ちをうけたお前が、俺の為に来てくれるなんてー」と号泣して喜んだが、トシの様子がいまだおかしい事に気づき、トシは自分でここまで来たのではなく、万事屋に連れてこられたことを悟った。

銀時は「コイツの遺言で、真選組護ってくれってよ。面倒だから自分てやれと連れて来た。」と近藤に告げたが、近藤はそのまま銀時に言葉を返した。
「俺もお前達に依頼がある。これも遺言と思ってくれていい。トシ連れてこのまま逃げてくれ。戦いを拒むトシを巻き込みたくねェ、、、仲間同士で殺りあうのはたくさんだ」



近藤の言葉を黙って大人しく聞いてた土方は、無線マイクを持って「我らが局長近藤勲は救出した。勝機は我らにあり。今こそ月に変わってお仕置きするのだ。俺は・・・真選組土方十四郎ナリ!!!」

マイクを切った土方は近藤を向いた。
「近藤氏、僕らは君に命を預ける、その代わりに君に課せられた義務がある。それは死なねー事だ。何が何でも生き残る。どんなに恥辱にまみれようが、どれだけ隊士が死んでいこうが、君は生きなきゃならねェ。君がいる限り、真選組は終わらないからだ。俺達はアンタに惚れて真選組に入ったからだ。

近藤さん、あんたは真選組の魂だ。俺達はそれを護る剣なんだよ」
その時の土方は、人格を取り戻していた。



戻ってきた土方は、銀時に「ありがとよォォォォ!!」と礼を言うと、今まで決して抜く事の出来なかった妖刀を抜いた。
「俺は真選組副長、土方十四郎だァァァァ!!!」



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銀魂 19巻-162話「長所と短所は紙一重」 (伊東との戦い-5)

2016年07月19日 | 銀魂
伊東派としてついて来た沖田は、「その人から手を離せって言ってんだァァァ」とキレた。


伊東に盾突く沖田に、「君はやはり土方派なのか」と聞くと、沖田は堂々と言い切った。
「俺の眼中にあるのは副長の座だけだ。邪魔な奴は誰だろうと叩き潰す。土方は消えた、次はテメーの番だよ、伊東先生。俺ァテメーの下にも、土方の下にもつくのは御免だ。
俺の大将はただ一人・・・。そこをどけ、そこの隣はオレの席だァ」
と刀を抜いた。




刀を抜いた沖田だったが、列車にしかけておいた爆弾を爆発させ、その隙に近藤を避難させようとした。だが、伊東は炎を上げる列車を止めはしなかった。電車が走り続ける限り、近藤と沖田は袋の鼠なのだ。

近藤は、この時点でやっと伊東の計画に気づき、土方の必死の訴えに耳を貸さなかった事を後悔して落ち込んだ。
落ち込む近藤を、沖田は前の車両に押し込み、外から連結を外して近藤を隔離避難させた。
「近藤さん、大将の首取られたら戦は負けだ。ここは引き下がっておくんなせェ。
近藤さん、いつも言ってるでしょ、アンタの悪い所は人が良すぎる事だって。誰でも信じて疑おうとしねェ。だがそんなアンタだからこそ、俺達ァ集まったんだ。そんなアンタだからこそ、一緒に戦ってきたんだ。そんなアンタだからこそ、命張って衛る甲斐があるのさァ」


近藤が総悟を呼ぶ声は、電車の走る音にかき消されて、遠ざかって行った。
沖田はたった一人で、大勢の伊東派と対峙した。しかも列車を追いかけて来るは「鬼兵隊」の連中である。





一方、伊東派と名乗る者が近藤と土方暗殺と真選組乗っ取りを企てている事を知った新八は、土方に「しっかりしてください!」と詰め寄ったが、土方の人格が帰ってくることはなかった。



銀時は、わずかに戻った人格で「真選組を護ってくれ」と頼まれた事を考え・・・・パトカーの無線を全真選組に聞こえるよう繋いで、マイクに向かって叫んだ。
「全ての税金泥棒に告ぐ。今すぐ近藤の乗った列車を追え。もたもたしてたら大将の首とられちゃうよー。こいつは命令だ。俺は真選組副長、土方十四郎だ、コノヤロー!!」



そう言い終ると、銀時はオタク土方の胸ぐらを掴んで怒鳴った。
「てめーが人にもの頼むタマか、てめーが真選組他人に押し付けてくたばるタマか。くたばるなら、大事なもんの傍らで剣振り回してくたばりやがれ!!それが土方十四郎だろーが!!」


それが効いたのか、土方は銀時を殴り返した。これでこそ、土方である。




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