無名人独白集

美しいもの、麗しいもの大好き。その真逆は嫌い。
故に「小異に拘り、大道を外す事勿れ」
そんな我侭で偏屈な人の独り言。

当分目はあるまい。

2009年11月25日 17時36分31秒 | 
政権奪回へ自民が3理念、党名変更も検討課題(読売新聞) - goo ニュース
〉〈1〉資本主義制度を円滑に機能させる
〉〈2〉民主主義を堅持する
〉〈3〉社会の安定を確保する
う~ん・・・
あまりイメージがわきませんが・・・
この状態を見ると、大敗の理由が総括できているのか微妙ですね。

現有権者たる国民の読書率の低下、マンガの普及。
お笑い芸人達の、総一発芸家にも見える通り、
国民は、抽象的表現より単純明確な表現、雰囲気を好む傾向にあると思うのですが?





さて、巷によく言われる、二大政党制への移行は、
小党の乱立による緊急時の政治混乱を考えれば、歓迎すべきことかもしれません。
であるならば、自由民主党としては、
現在、与党である民主党に対して政治理念的に反対の体制を組むのが基本となるべきです。


現民主党政権は、好むと好まざると、
労組や北朝鮮労働党と友好関係にある旧社会党関係者が過半数を占めるその組成上、
極めて思想的には、社会主義的な党と云わざるを得ません。
厳密にいえば、キリスト教的博愛主義を含む資本主義問題点指摘型の平等理想主義とでもいうものでしょうか。

これに対し対抗できるのは、同じやうな言い方をすれば、
日本的観念を基とした和魂思想的平等現実主義とでもいえるものでしょう。

平等主義が争点から抜けぬのは、日本人が古来、極めて平等な社会構築を願い続けて来た事と無縁ではありません。
その根幹は、現在においてもさほど変わらぬ話です。


当然、手厚い福利厚生面やベーシックインカムを含む国民生活に直轄する生活安全保障とも云える部分は、
厚くなる点において両党合致します。

そのための、効率的かつ公平な増税もやむを得ない話です。



では両党の相違点は何なのか?
それは純粋に、「日本を日本人の国」とみる新生自由民主党と、
あくまでも国土の管理者として「日本人は日本人だけのものではない」とみる民主党と云う分類となるのではないでしょうか。

当然、
民族的視点から日本国民と国土の権益を守ろうとする自民党と、
国土、国民の保護よりも、博愛主義に基づく理想を優先しようとする民主党。
とも云い換えられる話です。


そう考えれば、
在日参政権付与、国籍法改正、日本国民としての教育縮小、国土保全の努力を最小限に縮小、
在日外国人に対する各種優遇処置などなどを進めようとするのが、
民主党でありますでしょうし、
その逆が、新生自由民主党となるはずです。

この点こそが、もっとも戦うべき点であるはずなのです。
その点を明快にする事により、たとえ野党であったとしても、
国民の不利益を防ぐ事にも繋がるのですから。


そう考えてみると、この状況は、
どうも自民党の中にも、敵に利する行為を行いたい方々が蠢いている結果のやうです。

国民は、意外と敏感なところもあるのです。
政党メニューなるメニューにおいて、明確な差異が提示できなければ、
選ぶ側も「どっちでもいいや」となるのは自明の理。

このままでは、当分の間、自民党が復活する目はなさそうです。
コメント (3)
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