朝、近所を歩いていたら
突然現れた大きな鳥。
白い体で、ふわふわ飛んでたのが
地上では長い脚を操って
そのわりに小股で?歩いてく。
と、突然ひらり宙に舞って
ちょっと躊躇した後
なんと!電線にとまった。
けっこう大きな、いかにも「シラサギ」
それがスズメみたいに
「電線にとまる」なんて!!
さすがに足が大きすぎるのかな
背も高いし、身体がゆらゆら
あぶなっかしい。
電線も「重みを感じて」
たわんでて…
それでも本人、体勢立て直して
ちゃんととまって
辺りはまた静かになる。
ドキドキしてたこっちの心臓も
とりあえずいつものリズムに戻る。
でも…
あ~んな大きな鳥が
その辺の電線にとまれるなんて
アタシほんとに知らなかった~
きっとすごーく軽いんだろな。
近くで見ると大きいのに。
でもね、けっこう機敏な感じ。
大きいけど、いつも河原に立ってる
あの「動かない」ヒトじゃなくて
もっと「普通の鳥っぽい」っていうか。
そういえば、前にチュウサギさんと並んでて
動きが全然違うのがわかったときは
正直ビックリした。
「なあんだ、普通に鳥さんしてるじゃん」
よく見かける、何でもないヒトでも
なんせこっちは知識がないから
次の瞬間「知らない姿」を見てしまうの。
こっちが無知なだけなんだけど
でもそれがすごーく新鮮で、そのたび
「あ、野生のヒトだったんだ」
って思う。
ペットじゃなくて
野生の生きもの。
もちろんペットの環境(安全)じゃないと
出合えない姿もあるって
最近は分かってきたんだけど…
それでも「自然」に
なぜか憧れる気持ちがあって。
アタシは虫は苦手だから
「野生の生きもの」って
「野鳥」くらいにしか会えない。
もしかしたら、それで
鳥さんたちを探しながら
散歩するようになったのかも。
そんなことあれこれ、いつも
ぼんやり考えながら
歩いてる。