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エベレストのモルゲンロートとアーベントロート

2021-04-11 00:01:11 | Weblog
エベレストモルゲンロートアーベントロート
エベレスト街道をトレッキングで、
ルクラ2,840メートルから、2泊3日で、
ホテル・エベレスト・ビュー3,880メートルへ。
体力と、高山病の心配があるが、エベレストを見たい!

エベレスト街道では、小雨もあったが、
3日目には、晴れてくれた。
エベレスト8、848メートル。

ホテル・エベレスト・ビューから。2016年4月19日、10:29。

Top of The World。強風で、雲が吹き飛ぶ。
手前は、ヌプツェ7,861メートル。

翌日の2016年4月20日。天気はよさそうだ。
朝5時前に、屋上のサンルームへ。

ここからは、ヒマラヤの360度の眺望がある。

エベレストが見える北東の屋根は透明になっている。
こちらを見ていると、エベレストが見えてきた。
肉眼で見たいから、手前のデッキに出た。

エベレストのモルゲンロート。2016年4月20日。
ステップ① 炎のように焼けた雲。05:24。

右に見える東面は、雪の岩肌が赤く焼けている。

ここで、エベレストの位置関係

以前に利用したEVEREST EXPRESSのBOARDING PASSから。
Eエベレスト、手前にNヌプツェ、右にLローツェ8,516メートル。

ホテル・エベレスト・ビューは、⇔イエローバンドの面と向き合っている。
←東面は、雪肌が見える。さらに見るには、カラパタール5,545メートル、
がある。ベースキャンプの近くで、健脚者向けのトレッキングになる。

ステップ② 朝焼けの雲は踊る。05:25。

強風で先端は、ちぎれる。東面は、明るくなった。

ステップ③ 雲は、赤から、ピンク、白になる。05:31。

形、色が、目まぐるしく変わる。
そして、薄れていく。

モルゲンロートを見るのは、
これまでにして、部屋にもどる。
6時に、お湯のバケツが配られる。
顔を洗い、ヒゲをそって、6時半に朝食。
そして、クンデピーク4,200メートルへの登山。

前日までのトレッキングの疲れと、高山病から、
ツァー・メンバー5名の内、3名がクンデピークに登った。

登山中は、エベレストが気になるが、見えている。
湧き立つ雲が途切れることはない。11:04。


クンデピークの登山、6時間から、
ホテルにもどる。雲は厚くなった。
エベレストは見えなくなっていた。

晴が多い乾季10月~3月に、
準じた? 4月にやってきたが、
1日まるまる晴れることはないようだ。
これでは、アーベントロートは、期待できない! 
食事をしながら、ダイニング・ルームの大窓から外を見ていた。

すると、雲が途切れて、エベレストが見えた!
あわてて、テラスに飛び出た。となりの談話室のアメリカ人も。

エベレストのアーベントロート。2016年4月20日。
ステップ① エベレストが群青の空に現れた。18:14。

山頂の白が映える。
手前の、ヌプツェの頂も白い。

ステップ② 岩肌はまだ黒い。18:15。

強風で雲は流れる。
左の黒い雲が不穏だ。ヌプツェにかかりそうだ。

ステップ③ 岩肌が明るくなった。18;16。

⇔イエローバンドが、見える。
海底だった地層が隆起したものという。
群青に浮かび上がったエベレストが神々しい。

左の黒い雲は、ヌプツェにかかってきた。
そして、エベレストまで、広がってきた。
たった3分の撮影だった

世界最高峰のアーベントロートは、
強風にさらされて、日本よりも各段に動きが早い。

翌朝の2016年4月21日。晴れ。
エベレストのモルゲンロート
ステップ① 後ろから、炎が上がっているようだ。05:29。


ステップ② 横に広がる。05:30。

赤が薄くなる。東面の雪肌が、ピンク。

ステップ③ 雲は、ピンク、白に。05:31。

高さが、低くなった。
色と形が、刻々と変わる。

部屋にもどって、お湯で顔を洗って、サッパリする。
エベレスト、ありがとう! それに、
絶景の地にあるホテルにも!

ホテル・エベレスト・ビューに2泊3日の滞在。
Top of The Worldは、
2回のモルゲンロート、それに、
1回のアーベントロートで、装ってくれた。
予想をしていなかった、最高のおもてなしだった。

食事中、突然に現れたアーベントロートは、
神々しいエベレストを見せてくれた。
世界最高峰のエベレストは強風で、
モルゲンロートも、アーベントロートも、
色と形が、目まぐるしく変わるものだった。
訪れるときの、参考になればと、思います。
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