季節の変化

活動の状況

ミュシャがプラハから東京へ

2013-04-21 00:04:21 | Weblog
ミュシャプラハから東京へ来た。
プラハでは、「ミュシャ美術館」と、
プラハ城の「聖ヴィート大聖堂」、それに、
プラハの「市民会館」へ行けば、ミュシャに会える。
東京では、「森アーツセンターギャラリー」の「ミュシャ展」。

プラハの「ミュシャ美術館」は小さかった。
黄道十二宮」。絵はがきから。


2番目の「プラハ城」は、プラハのランドマーク

プラハ城は高台にあるから、モルダウ川のカレル橋から望むことができる。
手前は演奏する芸人。

「プラハ城」の中央に見える尖塔が「聖ヴィート大聖堂」。
聖ヴィート大聖堂」では、

入場料とは別料金を払うと、中の撮影ができた。

ミュシャによるステンドグラス。「聖ヴィート大聖堂」。

息子のイジーが聖ヴァツラフとして描かれている。

3番目は、プラハの「市民会館」。

左右のバナーは、左はチェコの国旗。右の青いバナーは、
音楽祭「プラハの春」が開催中であることを示している。

「市民会館」は、音楽祭「プラハの春」の主会場で、
夕方、ネクタイを締めて正装で出かけた。
正面ドームにはモザイクがあり、
正面入り口には、ステンドグラスがある。

「市民会館」の「市長の間」の天井画はミュシャの作品だが、
音楽祭「プラハの春」のために、「スメタナホール」へ直行した。

音楽祭「プラハの春」は、市民会館の「スメタナホール」で、
チェコ・フィルハーモニーの演奏による「ジュピター」。
「スメタナホール」の天井。

ステンドグラスがあり、周囲には絵があった。

このように、プラハでミュシャに会うには、
「ミュシャ美術館」、「聖ヴィート大聖堂」、
「市民会館」と、3か所を歩き回る。

六本木の「森アーツセンターギャラリー」の「ミュシャ展」では、
240点が一堂に集められている。というから、観に行こう
朝の10時前に入った。まだお客さんはマバラ。

美術館では、すぐにすることがある。
それは、音声ガイドを買って、流しながら、
美術館全体をすぐに回って、ザーッと眺める。そして、
概要をつかんでから、メインの作品や、お目当てを先に観る。
それから、入り口にもどって、ほかの目玉商品をたどりながら観直す。
したがって、入り口から出口まで、人の列のあとについて、
作品を順繰りに観ていくことはしない。

好きな絵は「夢想」。

絵はがきから。

「スラヴ叙事詩」の習作があった。
が、ミュシャではないような作品だった。
「スタイルを変えろ!」
作家は、挑戦しなければならないが、
娘を描いた「ヤロスラヴァの肖像」までが、
アルフォンス・ミュシャの作品、と思った。
大作「スラヴ叙事詩」の本物20点を観たい。

入り口近くにもどって、再び「ジスモンダ」。

絵はがきから。

女優サラ・ベルナールからの依頼を受けて制作したポスター。
上から、演目の「ジスモンダ」、
主演の「サラ・ベルナール」の文字と、
なつめやしを持つサラ・ベルナール、
そして、上演される「ルネサンス劇場」。

このポスターは、サラ・ベルナールのお気に入りになり、
以後6年、専属契約でポスターを手がけるとともに、
ミュシャの名声が確立した作品である。

入り口に近い「ジスモンダ」には列ができていた。
すいているときに、じっくり観ておいたから、
列の後方から、全体を観ることができた。

チェコスロバキアはオーストリアから独立するが、
「市民会館」の「市長の間」で独立宣言をした。
市長の間の天井画はミュシャの作品で、
「チェコ展」では、習作があった。

プラハの「市民会館」では、「スメタナホール」で、
チェコ・フィルハーモニーの演奏は聴くことができたが、
「市長の間」へは入っていないから、
「ミュシャ展」はいい機会であった。

「ミュシャ」展は、ザーッと眺めて概要をつかみ、
好きな絵を観てから、入り口にもどり、それから、
「椿姫」、「演劇芸術のアレゴリー」、「四季」、
娘の「ヤロスラヴァの肖像」と、興味を追いながら、また観る。
240点は、目玉が多く見ごたえがあった。
そして、ミュシャを堪能することができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする