季節の変化

活動の状況

おひさまの安曇野と松本めぐり

2011-06-14 11:20:07 | Weblog
6月12日(日曜日)、雨が上がったので、
おひさまの安曇野と松本めぐりをした。
そのときと、ほかの写真を掲載します。

安曇野は、「碌山美術館」と「大王わさび農場」、
それに、「天蚕(てんさん)センター」へ。
そして、松本は、ツール・ド・美ヶ原の「美ヶ原高原」、
「開智学校」、「松本城」、それに「旧制松本高等学校」へ。

碌山美術館」、安曇野。2011年6月1日。

何度も訪れている「碌山美術館」だ。
父に連れられて。子どもを連れて。そして、一人で。

「荻原守衛(碌山)の絶作《女》の全貌」展をしている。9月4日まで。
碌山は1910年に没しているから、没後100年になる。


何度もみた「女」だ。
碌山美術館のほかでも、
2011年2月に、長野の信濃美術館で、
2011年3月に、東京国立近代美術館で。

「碌山美術館」の「女」を、借りてくるわけではない。
それぞれの美術館が所有している「女」を展示している。

大王わさび農場」の「おひさま」の家のセット。2011年6月12日。

左の雲の上に顔を出しているのが常念岳(じょうねんだけ)。
セットの屋根の右が有明山(ありあけさん)。
家の右は、清流の蓼川(たでがわ)。

蓼川(たでがわ)で、ボート遊び。2011年6月12日。

三連の水車小屋、蓼川、堤防の右が万水川(よろずいがわ)。
ボート遊びは人気で、列ができていた。

天蚕(てんさん)センター」。安曇野。2011年6月1日。
野生の蚕(かいこ)、天蚕の展示と手よる機織りの実演。

パンフレットの中央上部に、クルクルと巻かれたのが、実際の天蚕糸。

手による機織り。職女? はショールを織っていた。写真を撮らせてくれた。


「じょうぶですよ」と言われて、
天蚕糸を40センチほどもらって、左右に引っ張ってみた。
伸びるけれど、切れにくい。それに、青くつやがあった。

「1日にいくらも織れない」
「根気のいる仕事です」
「20年やっている」

「職女は、やがて鶴になる?」と笑い合った。
「おひさま」効果で、天蚕センターを訪れる人が増えた、と言う。

さて、私、天蚕はどこにいるでしょうか?

左からクヌギ、コナラ、ブナ、カシワの木。

私、天蚕は黒い幼虫で、
葉っぱがかじられたところを探してみると、
左のクヌギと右のカシワにいます。

左のクヌギ。

脱皮して、みどりになり、まゆのさなぎになり、ガになるのをみたい。
「幼虫をあげる」と、スタッフは言うが、
家の周りにクヌギやブナはない。
あきらめた。

美ヶ原高原」。2011年6月12日。
美ヶ原高原のヒル・クライム、「ツール・ド・美ヶ原」は、
松本の浅間温泉から、美ヶ原高原まで21.6キロ、
高低差1,270メートルを駆け上がる自転車レース大会で、
来週の6月19日に開催される。

大会に備えて、試走するレーサーが大勢いた。

ゴール直前を登るレーサー(左)と、
試走を終えて下るレーサー(右)。
奥のテレビ塔は、美ヶ原高原の王ケ頭(おうがとう)、2,034m。

埼玉からきたレーサーは、
「標高が2,000メートルだから、上は涼しい」
「スタート直後の登りがきつい」
「来週の大会には出る」
と言う。

大会には2,000人が参加するが、
レーサーの脚力と心肺機能は並外れている。メタボがいない。

試走を終わったレーサーが、美ヶ原高原から松本市街へ駆け下りていく。

北アルプスの眺めが、レーサーのごほうび。大会当日は、晴れてほしい。
右の木の上が大天井岳(おてんしょうだけ)2,922m、
その左、三角が槍ヶ岳(3,180m)。
常念岳(2,857m)は、槍ヶ岳の手前になるが、見難い。
雲海の下が、安曇野と松本市街。

安曇野と松本は、山に囲まれている。
東は美ヶ原高原(2,034メートル)、
西は北アルプス(3,000メートル級)。

ツール・ド・美ヶ原」のポスター。美ヶ原高原の売店で。


開智学校」。2011年6月12日。
美ヶ原高原から、高低差1,270メートルを松本へもどった。
自転車ではない、車で。

多くの観光客が訪れる。松本城に近い。

松本城」。2011年6月12日。

常念岳は、雲のあいだから、かすかに見えた。
雨上がりの日曜日、多くの観光客が訪れる。
近くの駐車場は、列ができていた。

旧制松本高等学校」。2011年6月4日。

「おひさま」の陽子が通った「松本女子師範学校」には、平成の陽子の声が響く。

松本-安曇野-美ヶ原高原-松本は、およそ100キロのドライブ。
アルプスを見ることができれば、言うことなし。
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