季節の変化

活動の状況

ウスユキソウが咲く頃、美ヶ原高原

2022-10-16 00:02:33 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃美ヶ原高原
美ヶ原高原では、多くのミネウスユキソウを見つけることができた。
①13時30分。2017年7月30日。


美ヶ原高原。標高2,034メートル。

王ヶ頭(おうがとう)、王ヶ鼻(おうがはな) 。2006年9月撮影。

▼王ヶ頭 2,034メートル。

2011年6月撮影。頂上には王ヶ頭ホテルがある。
奥は王ヶ鼻。その先に、北アルプスが広がる。

▽王ヶ鼻 2,008メートル

2007年5月撮影。
王ヶ鼻の頂上には。石仏北アルプスの眺望が素晴らしい。
 H穂高連峰 3,190メートル、
 Y槍ヶ岳 3,180メートル、
 O大天井岳(おてんしょうだけ) 2,922メートル、
 S白馬三山(しろうまさんざん) 2,932メートル。

北アルプスの手前、左に松本市街、右に安曇野市が広がる。
 標高590メートルの松本から、
 美ヶ原自然保護センター 1,990メートルまで車。
 それから、王ヶ鼻、王ヶ頭を散策。

ミネウスユキソウを、見つけた順番に掲載。
②13時41分


③13時41分ハクサンフウロと一緒。


④13時53分コオニユリと一緒。


⑤13時57分


⑥14時19分


⑦14時21分


⑧14時22分


⑨14時22分


⑩14時29分


⑪15時27分ハクサンフウロと一緒。


美ヶ原高原の標高は、2,034メートル。
西にそびえる北アルプスの標高は、3,190メートル。
奥穂高岳や槍ヶ岳の山頂では、ミネウスユキソウは、見かけなかった。
ミネウスユキソウは、美ヶ原高原の、2,000メートル級に咲く高山植物。

美ヶ原高原では、
13時30分から、15時27分まで、
2時間に、⑪個のミネウスユキソウが見つかった。
①13時30分。
②13時41分。
③13時41分。ハクサンフウロと一緒。
④13時53分。コオニユリと一緒。
⑤13時57分。
⑥14時19分。
⑦14時21分。
⑧14時22分。
⑨14時22分。
⑩14時29分。
⑪15時27分。ハクサンフウロと一緒。

ミネウスユキソウは、こんなに咲くもの!
それに、②と③は13時41分と、近くにある、
⑥14時19分~⑦、⑧、⑨14時22分まで、3分間の出来事。

美ヶ原高原の2,000メートルに吹く涼風と、
広大な高原が、ミネウスユキソウを迎えてくれている。
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ウスユキソウが咲く頃、八ヶ岳の西岳

2022-10-02 00:03:12 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃八ヶ岳西岳
ミネウスユキソウが、いろんなところで咲いていた。
①ミネウスユキソウと、イブキジャコウソウが同居。

2012年8月9日。比較的平地に咲いている。
エーデルワイスの花言葉は、「高貴」。
ここは、八ヶ岳のN西岳

八ヶ岳の南の富士見から、2015年3月 撮影。

南北に走る八ヶ岳は、
M編笠山 2,524メートルと、
G権現岳 2,715メートルは、南北に連なるが、
N西岳 2,398メートルは、西にせり出ている。
八ヶ岳の主峰、赤岳は、G権現岳の奥に連なる。

A赤岳G権現岳M編笠山が並ぶ様子は、
南の富士見から見るよりも、北の塩尻峠からが分かりやすい。

雪を抱いた、夕焼けの「アーベントロート」によって、
八ヶ岳の山並みが分かりやすくなっている。
2021年2月19日、17:25 撮影。

八ヶ岳の主峰、A赤岳 2,899メートルの、
右に、G権現岳M編笠山が連なる。
N西岳は、手前の諏訪湖寄りに、はみ出ている。
N西岳の頂部も、氷雪に覆われている。

A赤岳の右手前に、重なるように阿弥陀岳 2,805メートル。

主峰のA赤岳の左に、Y横岳I硫黄岳T天狗岳と、八ヶ岳は続く。

Y横岳 2,829メートル、
I硫黄岳 2,760メートル、
T天狗岳 2,646メートル。

ミネウスユキソウは、N西岳の山頂に上がって行くにつれて、
見つけることができた。


②ミネウスユキソウと、タカネニガナが同居。

ミネウスユキソウは、お友達が欲しい。

③不毛の地に咲く、ミネウスユキソウ

それに、崩れ落ちそうなところ。

④ミネウスユキソウは、岩のすき間

窮屈そうだ。

⑤ミネウスユキソウ並ぶ

崩れそうな荒地に、しがみついている。
下にはイブキジャコウソウ。

⑥ミネウスユキソウが、崖っぷちから、谷を覗く。

下には、タカネニガナ。

八ヶ岳の西岳 2,398メートルの夏は短い。春と秋も同居する。
ミネウスユキソウは、場所や、相手を、えり好みをしない。
場所は、③不毛の地、崩れ落ちそうなところ、
 ④窮屈なそうな岩のすき間、
 ⑤崩れそうな荒地、
 ⑥崖っぷち。
相手は、①、⑤イブキジャコウソウ、
 ②、⑥タカネニガナとも同居。

エーデルワイスの花言葉は「高貴」。
西岳では、「勇気」や「挑戦」が加わる。
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ウスユキソウが咲く頃、乗鞍岳

2022-09-18 00:02:35 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃乗鞍岳
ミネウスユキソウ桔梗ヶ原で見つけた。
乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰 3,026メートルは、
乗鞍の南部にあるが、桔梗ヶ原は、北部になる。

①ミネウスユキソウ

乗鞍スカイライン沿いの桔梗ヶ原。2014年8月21日。

桔梗ヶ原

ハイマツが広がる。

「桔梗ヶ原」。
「自然の景観を守り高山植物を踏んだり
 摘み取らないようにしましょう。」
「林野庁」

乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰 から、北の「桔梗ヶ原」方面を眺める。


剣ヶ峰の登山は、畳平から登山道を、N肩の小屋へ。
D蚕玉岳(こだまだけ) 2,979メートルに登ってから、
手前の、溶岩の頂上を目指す。

剣ヶ峰からは、360度の眺望があって、
東に八ヶ岳、南アルプス、小さく富士山、中央アルプス、南に御嶽山。
北には、北アルプスが見える。
 Y槍ヶ岳 3,180メートル、
 O奥穂高岳 3,190メートル、M前穂高岳3,090メートル、
 Vは活火山の焼岳(やけだけ) 2,455メートル。

右下の、松本からのEエコーラインは、
 F富士見岳 2,817メートルのすそを通って、畳平へ。
高山からのS乗鞍スカイラインは、桔梗ヶ原を通り、
 I大黒岳 2,772メートルのすそを通って、畳平 へ。

畳平のバスターミナル。 2,702メートル.


松本からのEエコーラインと、
高山からのS乗鞍スカイラインが、手前の道路←から入る。
バスの右奥が、宿泊する銀嶺荘。

左の三角は里見岳 2,824メートル。
下に、遊歩道が巡るお花畑が広がる。
里見岳の左方向は、Cコロナ観測所のある摩利支天岳。


朝食前にお花畑を散策。
ミヤマクロユリ

「恋の花」。しげしげと見た。

ウスユキソウはなかった。
朝食後にチェックアウト。2014年8月21日、8時過ぎ。
S乗鞍スカイラインを、桔梗ヶ原に向かう。
チシマギキョウ。桔梗ヶ原。

色がいいネ!

コマクサイワツメクサ。桔梗ヶ原。

コマクサは独立しているものと思っていた。
乗鞍では、イワツメクサと仲良し。

そして1時間半後、見つけたのが①ミネウスユキソウ
さらに、8分後、
②ミネウスユキソウ。桔梗ヶ原。

ミネウスユキソウは、道路に近かった。
深い草むらの中を、分け入ることはなかった。

乗鞍岳の一帯は高い、それに広い、
剣ヶ峰の登山と、360度の眺望を楽しむのに1日。
お花畑、ミネウスユキソウを見るのに、もう1日ほしい。
ミネウスユキソウは、幸いにも、桔梗ヶ原で迎えてくれた。
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ウスユキソウが咲く頃、秋田駒ヶ岳

2022-09-04 00:07:55 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃秋田駒ヶ岳
ミヤマウスユキソウ


初めての秋田駒ヶ岳 1,637メートル。2014年6月25日。
バスの終点「八合目小屋」から、
「新道コース」を、「阿弥陀池」(あみだいけ)へ。
主峰、「男女岳」(おなめだけ) 1,637メートルに登り、
「阿弥陀池」に下りて、「男岳」(おだけ) 1,623メートルに登る。
「馬の背」から、「横岳」1583メートルへ。そして、
「焼森」(やけもり) 1,551メートルを巡って、
「八合目小屋」に戻る、7時間の山歩き。

ミヤマウスユキソウは、
「八合目小屋」1,300メートルから、
「阿弥陀池」1,530メートルへの間、
片倉岳展望台」付近  1,456メートル。

「ミヤマウスユキソウが咲いています」と、
女性2人が、親切にも場所を教えてくれた。
ありがとうございます。そうでなければ、見逃しているところ。
エーデルワイスの仲間は、あこがれ、人気が高い。

信州では、2,000メートルに咲くウスユキソウは、
ここ秋田駒ヶ岳は、北にあるから、
標高が1,500メートルほどに咲く。

秋田駒ヶ岳は、お花畑が素晴らしい。
高山植物が、山すそに広がる。
それに、眺望がいい。それらを眺める。

南に、「鳥海山」(ちょうかいさん) 2,236メートルが望める。男女岳の山頂から、

「鳥海山が見える! 」と、地元の男性が教えてくれた。
30年ぶりの秋田駒ヶ岳とのこと。
「男岳」を眺めると、奥に鳥海山が浮かんでいる。
雪を抱く富士山のようだ。これは、見たくなる!

地元の男性が、「30年ぶりの感激がよみがえった! 」と、
伝えたかった貴重な景観と予測しました。

北に、「岩手山」 2,038メートルが見える。

「焼森」(やけもり)から。手前は、ミヤマダイコンソウ。

男女岳」のすそ野に広がるお花畑

チングルマ(白)、イワカガミ(赤)、黄のミヤマキンバイミヤマダイコンソウ

男山」のすそ野に広がる、チングルマ

規模が大きい。

阿弥陀池」と「馬の背」。

手前は、ミヤマダイコンソウ。

登山者は、「馬の背」に向かう。
その先に、「横岳」 1,583メートルがそびえ、
左に「焼森」(やけもり) 1,551メートルが続く。

焼森」の斜面は、キバナノコマノツメ

キバナノコマノツメが、斜面を覆い尽くしているが!
こんなに咲くもの? 奥は男女岳。

秋田駒ヶ岳は、すそ野に広がる、規模の大きい「お花畑」が見事だった。
「ミヤマウスユキソウ」は、登山者から、場所を教えてもらった。
それに、「鳥海山」も、「岩手山」も、迎えてくれた。
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ウスユキソウが咲く頃、霧ヶ峰

2022-08-21 00:04:15 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃霧ヶ峰
霧ヶ峰の車山 1,925メートルへは、
ビーナスラインの車山肩 1,805メートルから登った。
1時間ほどの、高原のハイキングは、ウスユキソウが、
迎えてくれた。2014年7月25日。

①異種隣り合わせ

異種が並んで咲いている!
初めて見る、こんなことがあるんだ。

左右のウスユキソウを拡大。
①-1) 左のウスユキソウは、白っぽい

白い毛が、包葉にも、葉にも、茎にもある。
上に伸びるように咲いている。白く、優美だ!
ミネウスユキソウだろうか? 分からなくなってきた。

①-2) 右のウスユキソウは、葉も、茎も

横に広がるように咲いている。頭花が大きい。

しかし、名前が分からない。それに、
隣同士で咲く事の、重大さも分からない。
仲がいいのか? 水や太陽の取り合いなのか? 進化なのか?

ここは、霧ヶ峰の車山
山頂にある気象レーダー観測所

360度の眺望があるところ。富士山、アルプス…が見渡せる。
冬の写真2枚。空気が澄んでいた、2016年3月17日。
北アルプス

H穂高連峰(奥穂高岳) 3,190メートル、日本で3番目の高さ、
Y槍ヶ岳 3,180メートル、日本で5番目の高さ、
J常念岳 2,857メートル、
T立山(大汝山 おおなんじやま) 3,015メートル、
R蓮華岳(れんげだけ) 2,799メートル)。
手前の白い平Sは、八島ヶ原湿原。

日本一のF富士山。山頂にある車山神社の鳥居から。

左は、八ヶ岳(主峰A赤岳 2,899メートル)、
右は、南アルプス(N北岳 3,193 メートル)、日本で2番目の高さ、
その右手前には、中央アルプス(木曽駒ケ岳 2,956メートル)。

車山には、ビーナスライン車山肩 から登山開始。2022年8月14日に撮影。

柵に沿って右に登り、それから、左に折れて、
山頂の気象レーダー観測所を目指す、高原のハイキング。

山頂から、ウスユキソウを探しながら、車山肩へ下りる。
スッポリと笹の中

倒れないように風対策。

③かたまり

風が直接当たらないところでは、大らかに咲く。

ハクサンフウロと同居。

ハクサンフウロと一緒は、よく見かける。

寄り合い

風が当たらない道路わきで、誇らしげ。

⑥登山道に、たくましく咲く。

人に踏まれないように、風を避けるように石の陰で。右奥は登山客。
これは、2022年8月14日に撮影。

霧ヶ峰は、眺望がすばらしいところ。
それに、ウスユキソウが迎えてくれた。
霧ヶ峰のウスユキソウは、エーデルワイスの、
優雅なイメージに、たくましさを教えてくれる。
① 異種が隣り合わせで咲いていた。
 仲がいいのか? 水や太陽の取り合いなのか? 進化なのか? 
② 風を避けて、スッポリと笹の中に埋もれる。
③ 風のないところでは、かたまりで咲く。
④ ハクサンフウロと同居。
⑤ 風のないところでは、寄り添って咲く。
⑥ 登山道の真ん中でも、ポツンと咲く。
 石の陰で、踏まれないように、風を避けるように。
霧ヶ峰は、素晴らしい眺望と、ウスユキソウは、
美しさと、たくましさで迎えてくれた。
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ウスユキソウが咲く頃、四阿山

2022-08-07 00:04:50 | Weblog
ウスユキソウが咲く頃
これまで見た高山植物から、前回は、
高山植物が咲く頃唐松岳八方池、を掲載、2022年7月24日。

八方池、標高2,060メートルでは、
3種ウスユキソウを見ることができた。
ハッポウウスユキソウ、ミネウスユキソウ、エゾウスユキソウ。

ハッポウウスユキソウ。八方尾根の固有種

スイスイと上を向いて咲いている。

ミネウスユキソウ

八方池で、多く見かけた。

エゾウスユキソウ

花弁のような円い苞葉が、たくさんある。

八方池の標高2,060メートルでは、
3種のウスユキソウが迎えてくれた。
四阿山(あずまやさん) 2,354メートルでは、
ウスユキソウは、どんなだろうか? 探してみる。
ウスユキソウが咲く頃、四阿山
エーデルワイスの種類と言うから、興味は広がる。

四阿山頂。2015年8月6日。


四阿山頂付近で、ミネウスユキソウを見つけた。

左にミネウスユキソウ、右にヤマハハコが、並んで咲いている。

四阿山は、登山口の菅平牧場 1592メートルから、
高山植物を見ながら、頂上 2,354メートルまで、
標高差762メートル、3時間半の登り。

四阿山は、冬に眺めた写真がある。

野麦峠(のむぎとうげ)スキー場から、2015年3月に撮影。

I岩菅山(いわすげやま) 2,295メートル、
N根子岳(ねこだけ) 2,207メートル、
A四阿山(あずまやさん) 2,354メートル。
さらに、右には浅間山 2,568メートルがある。

見つけたウスユキソウを、
頂上から ⇒ 登山口まで、
① ⇒ ⑥の順番に掲載していく。

②ミネウスユキソウハクサンフウロ

ハクサンフウロと共存。

かたまりのミネウスユキソウがあった。


単独のミネウスユキソウ


⑤ミネウスユキソウヤマハハコが混じっている。


⑥ウスユキソウヤマハハコが隣同士。

⑥のウスユキソウは、⑤のミネウスユキソウとは別種だ。
「高山に咲く花」、山渓ハンディ図鑑8で調べると、
ホソバヒメウスユキソウか?
⑥の標高は、⑤より低く、撮影時間が35分の差。
2キロメートルほど離れている。

四阿山の、ウスユキソウは、
ほかの花と一緒に咲いているのろうか?
標高で違いがあるのだろうか?
① ミネウスユキソウとヤマハハコが、並んで咲いていた。
② ミネウスユキソウがハクサンフウロと一緒に咲いていた。
③ ミネウスユキソウの、こんもりとしたかたまりがあった。
④ 単独のミネウスユキソウもあった。
⑤ ミネウスユキソウとヤマハハコが隣同士だった。
⑥ ウスユキソウの別種があった。ホソバヒメウスユキソウか?

四阿山では、ウスユキソウは、
単独でも咲いている、かたまりでも咲いている、
ほかの花と並んで咲いたり、一緒に咲いている。
ウスユキソウの別種もある。標高差762メートル、
色んな姿・形で、ウスユキソウは迎えてくれる。
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高山植物が咲く頃、唐松岳の八方池

2022-07-24 00:17:56 | Weblog
高山植物が咲く頃
これまで見た高山植物から。
高山植物が咲く頃唐松岳の八方池ハッポウウスユキソウ

前回は、「高山植物が咲く頃唐松岳クロユリミヤマクワガタ
 を掲載、2022年7月10日。
唐松岳の2,696メートルでは、高山植物、クロユリを見ることができた。

唐松岳頂上山荘 2,620メートルに泊まって、
翌日の2015年7月3日に、八方尾根を下りる。
今回は、唐松岳から、八方池 2,060メートルへ。
高山植物、ハッポウウスユキソウを見ることができた。

八方池の、ウスユキソウの仲間たち3種
ハッポウウスユキソウ。八方尾根の固有種

スイスイと上を向いて咲いている。
葉は、細長く、上を向いている。

ミネウスユキソウ

八方池で、多く見かけた。

エゾウスユキソウ

円い花弁のような苞葉が、たくさんある。雄しべの周囲が黒い。
「高山に咲く花」、山渓ハンディ図鑑8で調べた。
エゾウスユキソウだと思う。
八方池では、ウスユキソウの仲間たち、
3種が、迎えてくれた。宝物に逢えた!

K唐松岳④八方池の位置。
唐松岳の下山は、登りとは逆ルートで、八方尾根を下りる。

JR白馬駅の東にある「白馬ハイランドホテル」のスキー場から撮影、2015年1月。

2015年7月3日の朝、唐松岳頂上山荘 2,620メートルを出て、
K唐松岳 ⇒ ④八方池は、山岳エリア
④八方池 ⇒ ③八方池山荘は、トレッキング・エリア
③八方池山荘 ⇒ ②黒菱平 ⇒ ①黒菱林道の終点は、リフトの乗り継ぎ。

山岳エリアで、振り返ると、南側に、
双耳峰のY鹿島槍ヶ岳 2,889メートル と、手前にG五竜岳 2,814メートル。


八方池では、ウスユキソウの仲間たち、3種を見たが、
山岳エリア、K唐松岳 ⇒ ④八方池、の高山植物、それに、
トレッキング・エリの、④八方池 ⇒ ③八方池山荘、の高山植物も見たい。

山岳エリアの高山植物。
イワカガミ


ショウジョウバカマ


シラネアオイ

辺りに群生していた。

雪渓が終わると、キヌガサソウ

荒々しい高山で、白の端整さが際立つ。

タカネバラ

高山で、バラだ!

八方池に着いた。イワイチョウ


八方池から黒菱平への、トレッキング・エリアの高山植物。
クモマスミレ


オオタカネバラ。黒菱平。

ここにも、バラ!

八方尾根の高山植物は、標高によって種類が変わる。
唐松岳の2,692メートル級では、
 クロユリ、ミヤマクワガタ。
☆唐松岳から八方池 2,060メートルの、山岳エリアでは、
 イワカガミ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、
 キヌガサソウ、タカネバラ。
八方池では、ウスユキソウの仲間たち、3種が迎えてくれた。
 ハッポウウスユキソウ、ミネウスユキソウ、エゾウスユキソウ。
☆八方池から黒菱平 1,680メートルまでの、トレッキング・エリアでは、
 イワイチョウ、クモマスミレ、オオタカネバラが待ち受ける。

この高さと気候を、私たちは生育場所に選んだの。
そして、咲いたヨ、見てください! と、
待ち受けてくれていた。
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高山植物が咲く頃、唐松岳

2022-07-10 00:05:55 | Weblog
高山植物が咲く頃
これまで見た高山植物から。
高山植物が咲く頃唐松岳クロユリミヤマクワガタ

ミヤマダイコンソウK唐松岳、2,696メートル。

左のピークに、唐松岳頂上山荘がある。

K唐松岳の右は、F3不帰ノ嶮Ⅲ峰(かえらずのけん)。私には険しすぎる。
さらに、不帰ノ嶮峰 ⇒ 不帰ノ嶮峰を経て ⇒ 白馬三山へと続く。
冬に見たK唐松岳と、不帰ノ嶮

白馬村の「野平の一本桜」から、2017年5月。

K唐松岳へのルートは、八方尾根を上がってきた。
冬に眺めたK唐松岳と、八方尾根

JR白馬駅の東にある「白馬ハイランドホテル」のスキー場から、2015年1月。

右下のJは、「白馬ジャンプ競技場」。1998年の長野オリンピックで、
男子団体ジャンプが優勝して、歓声が沸き上がったところ。

八方尾根 ⇒ K唐松岳、2015年7月2日。
黒菱林道の終点まで車で上がり、
  リフト(黒菱第3ペアリフト、7月1日から運行開始)で、
黒菱平へ。リフトを乗り換えて(グラートクワッドリフト)で、
八方池山荘へ。遊歩道を1時間半、
八方池へ。標高2,060メートル。

岸辺にはが残っている。イワイチョウが迎えてくれた。
八方池の周辺には、多くの高山植物がある。が、
心は、急いて、K唐松岳を目指す。

今回は、唐松岳頂上山荘 に宿泊 して、
ピーク周辺、2,600メートル級の高山植物を見る。

八方池から、唐松岳へは、3時間の登り。この登りは、
八方池までのトレッキング・エリアから変わって、山岳エリアになる。

雪渓が数ヶ所あった。

雪上の赤いペイントを目安に進む。
アイゼンは要らないが、滑りに注意する。

ガスで、視界は悪い。
前のパーティーは、かすむ。中学校の先生方。
唐松岳への学校登山の下見をされている。唐松岳で再会。

しかし、この辺りから、前進をあきらめて、引き返す人とすれ違う。
 雪渓が続く、登っても晴れない、日帰りだから、
 リフトの最終4時半に間に合わせて下りる…。

この雪渓、それに、丸山への急登を乗り越えた。八方池から2時間半ほど。
ミヤマダイコンソウに出会った、最初の写真。
さらに登ると、
唐松岳頂上山荘 2,620メートルのあるピーク

唐松岳から振り返って撮影。
左の八方尾根を登ってきた。

唐松岳頂上山荘から、の道を20分ほどで、
唐松岳頂上 2,696メートル。

頂上からの眺望がすばらしい。
左端に薬師岳(やくしだけ) 2,926メートル、
T立山(たてやま) 3,015メートル、
R剱岳(つるぎだけ) 2,999メートル。

3つの氷河が、姿を見せてくれた。
T立山の、御前沢雪渓(ごぜんざわ)。
R剱岳の、三ノ窓雪渓(さんのまど)と、小窓雪渓(こまど)。

唐松岳では、雷鳥も迎えてくれた。すっかり夏姿で。

ハイマツの中から、母親が出てきて、岩場に陣取った。
「クゥ、クゥ」と鳴いて、ヒナを誘導する。私には、
「ここは、雷鳥のテリトリーよ! 邪魔しないで」
と言っているようだ。そして、ヒナを岩影に隠すと、
母親は悠然と去った。堂々とした雷鳥だったな!

唐松岳頂上山荘に宿泊。翌日、2015年7月3日。
気になる天気は? 晴れている。天気予報は、雨だったが。
唐松岳頂上山荘を飛び出て、ピークへ上がる。
朝焼けの雲に、浮かび上がる白馬三山。04:38。

白馬三山は、
 白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ) 2,903メートル、
 杓子岳(しゃくしだけ) 2,812メートル、
 白馬岳(しろうまだけ) 2,932メートル。
右のなだらかな山は、小蓮華山(これんげさん) 2,766メートル。

唐松岳頂上山荘の周辺の高山植物
ミヤマクワガタ

昆虫ではなく、高山植物だよ。

クロユリ

群生して、雪渓をのぞき込んでいる。
左上の白は、ハクサンイチゲ

唐松岳 2,696メートルでは、
高山植物は、ミヤマダイコンソウ、ハクサンイチゲ、
珍しいミヤマクワガタ、群生のクロユリ、が迎えてくれた。

唐松岳は、高山植物のほかに、
雪渓、ガス、氷河、夏姿の雷鳥、朝焼けと、
が混在するところ。
季節の変化の急展開、美と生物の出現には、
寒さ対策をして、楽しまれることをお勧めします。
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高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳の千畳敷カール

2022-06-26 00:02:15 | Weblog
山登りで、出会った高山植物を見る。
高山植物が咲く頃木曽駒ヶ岳千畳敷カール濃ヶ池カール

前回2022年6月12日は、「高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳」として、
木曽駒ヶ岳、3,000メートル級の高山植物を見た。
岩のすき間に、強風を避け、寒さに耐えて、ひっそりと咲いた。

今回は、標高が2,600メートル級にあるカール地形
千畳敷カールと濃ヶ池カールの高山植物を見る。
千畳敷カールは宝剣岳の南、標高2,612メートル
濃ヶ池カールは宝剣岳の北、標高2,655メートル
ともに高山植物の宝。「お花畑」が広がっている。、
3,000メートル級に比べて、ノビノビと大らかに咲いていた。

H宝剣岳、2,931メートル。千畳敷駅から。

撮影日時は2012年8月20日。09:00。
駒ヶ岳ロープウェイで、しらび平駅 ⇒ 
終点の千畳敷駅 2,612メートルへ上がってきた。

千畳敷カール

2012年8月20日。09:39。
千畳敷カールの末端は剣ヶ池。
その右、標識「千畳敷カール」から、
千畳敷カールの遊歩道を上がる。
周りは、千畳敷カールのお花畑。
風は遮られ、水は豊富。
は「八丁坂」。

千畳敷カールの高山植物。
エゾシオガマ

2012年8月20日。09:47。

ミヤマキンバイ

2012年8月20日。09:51。

チングルマ

2012年8月20日。09:56。
蜂を3匹、惹きつけている。

コイワカガミ

2012年8月20日。09:56。

チシマフウロ

2012年8月20日。10:01。

さらに上がると、↑「八丁坂」。

2012年8月20日。10:05。

八丁坂の高山植物。
チシマギキョウ

2012年8月20日。10:12。

ミヤマアシボソスゲ

2012年8月20日。10:23。

八丁坂のきつい坂を登り切ると、
N「乗越浄土」(のっこしじょうど)。2,853メートル。
ここまで上がると、、中岳 2,925メートルが見える。
さらに、奥には木曽駒ヶ岳 2,956メートルが現れてくる。
この最高峰に登ってから、北にある、濃ヶ池カールに向かう。

2012年8月20日。12:56。

濃ヶ池には、雪渓が残っている。

2012年8月20日。14:06。夏の真っ盛りなのに雪を踏む。

濃ヶ池カールの高山植物。
ハクサンボウフウ

2012年8月20日。13:56。

シラネニンジン

2012年8月20日。13:57。
ハクサンボウフウと似ているが、
違いは葉っぱで、ニンジンの葉っぱがシラネニンジン。

タテヤマリンドウ

2012年8月20日。14:04。

オトギリソウ

2012年8月20日。14:19。

ミヤマキンポウゲ

2012年8月20日。14:38。

高山植物は、標高差カール地形で、種類と咲き方が違っていた。
木曽駒ヶ岳の標高3、000メートル級では、
高山植物は、岩と岩の間に、強風を避け、
寒さに耐えて、虫には分かる程度に、
ひっそりと咲いていた。中には、
固有種や、絶滅危惧種があった。、

標高2,600メートル級のカール地形、
千畳敷カール 2,612メートル、
濃ヶ池カール 2,655メートルでは、
高山植物は、大らかに咲いていた。
水に恵まれ、風に守られて、種類は多く、
背丈は大きく、群生していた。虫を惹きつけていた。

☆標高差400メートルと、
☆水に恵まれ、風を防ぐカール地形は、
 高山植物の、種類、咲き方を変えていた。

高山植物は、撮影した順番に掲載し、日時を記載しました。
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高山植物が咲く頃、木曽駒ヶ岳

2022-06-12 00:04:00 | Weblog
山登りで、出会った高山植物を見る。
高山植物が咲く頃木曽駒ヶ岳
岩と岩のすき間に咲いて、強風寒さをしのぐ。

K木曽駒ヶ岳、2,956メートル。

中岳から見たK木曽駒ヶ岳。2012年8月19日。
左奥にO御嶽山 3,067メートル。

ここ中岳までのルートは、駒ヶ岳ロープウェイで、
しらび平駅 ⇒ 千畳敷駅 2,612メートルへ ⇒
千畳敷カール ⇒ 八丁坂を上がって ⇒
乗越浄土(のっこしじょうど) 2,853メートルへ ⇒
中岳 2,925メートルを経て ⇒ 青い屋根の駒ヶ岳頂上山荘へ。宿泊。

翌朝、2012年8月20日。K木曽駒ヶ岳の頂上へ。
ご来光。八ヶ岳の右から。05:08。

頂上は寒かった。里は、夏の真っ盛りなのに。

駒ヶ岳頂上山荘にもどって、朝食。それから、
 木曽駒ヶ岳 2,956メートル ⇒
 宝剣岳 2,931メートル ⇒
 三ノ沢岳 2,847メートルに登る。

木曽駒ヶ岳。赤い▼コマクサと、白い▼コマクサが同居。

▽イワツメクサが加わる。

赤い▼コマクサと、白い▼コマクサは、岩と岩の間に咲き、
▽イワツメクサも、岩の脇に咲いていた。強風を避けるように。

別の白いコマクサ

岩と岩の間に咲いている。

別の赤いコマクサ

大きな岩に守られて、咲いている。

宝剣岳、2,931メートル。

奥のK木曽駒ヶ岳から、宝剣岳に登ってきた。
頂上からは、手前に下りてきた。
登りも、下りも険しい。鎖場がある。
宝剣岳の右は、千畳敷カールに落ちる。

千畳敷カールから、H宝剣岳を仰ぎ見る。

手前は千畳敷カール。高山植物の宝庫、お花畑が広がる。
右の↑八丁坂を上がる。急坂と格闘して、
N乗越浄土(のっこしじょうど)に出る。
ここまで上がると、先に中岳が見える。

宝剣岳。コマウスユキソウ

エーデルワイスに近い、駒ヶ岳の固有種という。うれしくなる!

強風から身を守るように、岩と岩のすき間に咲いている。
それに、背丈は、岩よりも低い。

宝剣岳から、三ノ沢岳(さんのさわだけ) へ。2,847メートル。


三ノ沢岳。ダイモンジソウ

花は、「」の字をしている。

ダイモンジソウは、強風を避けて、岩のすき間に咲いていた。
それに、岩から飛び出さないように、身を低くしていた。
お花畑に咲く高山植物の群落とは、違っていた。
ダイモンジソウは、絶滅危惧種

標高3,000メートル級に咲く高山植物は、
木曽駒ヶ岳と、槍ヶ岳の穂先では、違いがあった。
☆種類が違っていた。
 赤と白のコマクサ、コマウスユキソウ、ダイモンジソウ。
 中には、固有種、絶滅危惧種があった。
☆岩と岩との、すき間に咲いていた。
☆身の丈は、岩より低かった。
☆咲き方は、かたまりではなく、ポツンと咲いていた。

共通するのは、
岩場で、☆強風と、☆寒さに、
 ギリギリの格闘をしていた!
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