barayuka雑記

時々立ち寄る場所

踊るような足元

2018-10-21 12:23:06 | ひとりごと
診察室の扉をあけるあのひとの足元はどこか踊っているような、不思議な足どりだった。

特になくてもいいような所作に何かが滲んでいるようで、でも私はそういったものを全て気づかないふりをした。

気づかないふりをしてこっそり眺めた。

テレビで時々見る、カナダ人のフィギュアスケーターとなんとなく似ている気がした。

美しい妖精のような造形とかろやかな足運びを

私はずっと見て見ぬ振りをしながらどこか目をおっていた。

私は嘘つきだから、自分でも完璧ではないかと思えるほどさまざまなカムフラージュをして

大切なものは何一つ口にしなかった。




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