マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

脾臓を冷やす

2008年01月25日 23時08分19秒 | 庵主の日記
枇杷の葉のお手当てや家庭医学でおなじみの東城百合子先生の講演会で教えてくれたことを、丸4年実行してきたことがあります。
それは、お風呂上りに左わき腹の脾臓を冷やすことです。

脾臓は脊椎動物のリンパ系器官。ヒトでは腹腔の左上部の後腹壁よりに横隔膜に接してあり、赤血球の貯留、古い赤血球や血小板の破壊、リンパ球の産生などを行います。免疫機能を高めるためにも脾臓を大切にすることが大事といわれています。

脾臓の辺りを冷やすことで、免疫機能が高まると教えてもらい、以来実行しているのが、お風呂上りの儀式です。

さて、そのことが効を奏しているのかどうかはわからないのですが、とにかく一年365日、丸4年続けてきました。もちろんここ数日の寒波の強い朝も(私は朝風呂派なので)欠かさず続けています。

東城先生のお言葉をお借りすると、この儀式によって「細胞がが~っと動く」感じです。
食養で一番大事なのは、続けることだと思うのです。(断っておきますが、体質の変化を感じながら同じことを同じように繰り返すこととは違いますよ)
なので、どのくらい効き目があるのかはわかりませんが、毎日同じことを繰り返しやっているわけです。

皆さんもやってみませんか?

そんな思いにさせてくれた、東城百合子先生の講演会が香川で開催されます。
お時間のある方は、是非ご参加されるといいと思います。

東城百合子先生講演会

日時  2月17日(日)
    13:00~15:30(開場12:00)

場所  宇多津保健センター

会費  無料

お申し込み 0877-48-1671(坂下典子さんまで)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
脾臓を冷やす (西垣内康行)
2009-07-19 15:55:17
お手当を永くしています、冷やすことや脾臓の働きは以前より教えて頂いていましたが、何故脾臓だけ冷やすのでしょうか?
肝臓・腎臓は温めます。
よろしくお願いします。
西垣内康行さま (たま)
2009-07-25 17:43:44
こんにちは。
お返事が遅くなりました。

脾臓を冷やす理由ですが、脾臓は臓器のリンパ腺の大元で、臓器が疲れたり炎症を起こすとそれをフォローするために脾臓自体が腫れて熱を持ちます。

慢性化した病気の場合、弱った臓器を助けるために常に脾臓は熱を持つことになりますので、冷やしてあげると、脾臓の炎症が取れるとともに活動を促進するために、病気の改善にも繋がるからです。(というか、そう教えられました)

私も、脾臓がそんなに強くなさそう・・・肝臓を酷使しているかも(笑)なので、脾臓を冷やす習慣を続けています。
脾臓を冷やす (西垣内)
2010-08-03 21:23:21
ありがとうございました。
或鍼灸師さんは「冷やすのが目的でなく、刺激を与える」のですと云われていました。
 症状により、からし生姜湿布をすることもあると東城先生も自然療法の中で云われています。三井式温熱では堂なのでしょうか?

西垣内さま (たま)
2010-08-24 12:09:28
お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。

一年越しのコメントで、とても嬉しく思いました。ありがとうございます。

三井式温熱療法での脾臓への対応ですが、かぐや温熱の佐々木先生にお伺いいたしました。

三井式温熱療法では、背中、お腹と熱を入れることが多く、右わき腹は肝臓病などで熱を入れる場合がありますが、取り立てて左わき腹の脾臓に熱を入れるという認識はないそうです。

ただ、熱を入れてはいけないとのことでもないようです。

私の場合、東城先生から、講演の折に教えてくださった「脾臓は冷やす」ということを、今でも毎日続けております。
冷やして具合が悪くなったということはないですよ。

ご参考になりましたでしょうか?

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