昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

3月31日 終わりと始まりの日

2018-03-31 | 日めくり雑記
40年近く続けてきた仕事でした。
自分の名前を冠した事務所、
思い立ったが吉日と店じまいをし、
いよいよ今日で終わります。

若い人に仕事を委ね
引継ぎのあいさつを兼ねて
昨日最後のあいさつ回りを済ませました。

これから無職&年金生活という
正真正銘の年寄り生活が始まります。

専業主婦の経験は
若いころに2~3年ありますが
適性ははなはだ怪しい限りです。
最近めきめき家事が上達してきた
爺に頼る毎日になりそうです。

あいさつ回り先での会話。

「これから毎日何を?」
「う~~ん、裁縫と布ぞうり造り、かな」
「うちの店でぞうり売らない?」

・・・ということで、
来月から布草履屋さんに?
(いえ、・・・たぶん、やりません。)

3月は恒例の春の一人旅です。
今年は仕事の片づけで
1か月ズレてしまいました。
急いで、薄地の綿ニットを広げ
ホテルで着る部屋着を縫いました。
部屋でゆっくりするのには必需品です。
出来はイマイチですが、まぁ、いっか。



時刻表と地図を前に、
どこに出かけようと思案中です。



路線地図は、鉄道だけでなく
全国の航路が掲載されているので
船が大好きな昔乙女の愛用書です。

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3月29日 やってきたミシン台

2018-03-29 | ミシンの話

日没時刻が遅くなって
毎週木曜日の夕暮れになると
東に向かう瑞風の姿を
見かけるようになりました。

松江駅から出発したばかりの瑞風が
ゴトンゴトンとゆっくり
長い時間かけて通過していきます。

蒼い塗装の美しいこと・・・
高級な乗用車のようなきらめきです。


そうそう
ミシン台が届きました。
娘からのプレゼントです。
(実は、請求したのです。)



これまでは、鏡台にミシンを置き、
小さなサイドテーブルにロックミシンを
という変則的なことをしていました。



台を変えたついでに部屋の模様替え、
仕事に使っていた机等を片付けて
代わりにミシン台を置きました。

今月はあわただしくて
縫物もあまりできず、
ブログ記事がほとんど書けませんでした。
教室も今週はお休みしました。
でも、忙しいのは明日でおしまいです。

あれやこれや・・・
ゆっくり記事にしますので
またご訪問くださいね。


今朝の朝陽です。とても美しかったので
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3月26日 もんぺ

2018-03-26 | 日めくり雑記

久しぶりの縫物です。

先日、幼馴染から草履用にと
大量の着物や反物をいただいたので
このところずっと
布ぞうりを作っていたのです。

その中にあった一枚の夏物の長着をほどいて
もんぺにリメイクしました。



さらさらと、軽くてよい履き心地です。
専用ステテコを併せて着ますので
薄い生地でも無問題です。


こんな布です


寒い時期に発見しました。
もんぺを履き慣れるとズボンは寒い・・・

裾が絞ってあるだけで
暖かさが段違いなのです。
もんぺって動きやすいし、
言うことありません。



今朝は早起きをして
夏ミカンでジャムができました。
ピールはベランダで乾燥中。

いい季節・・・
お彼岸が過ぎ、
春本番に向かってまっしぐらです。
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教室風景#86(2018.03.20)

2018-03-20 | 教室風景

冬が戻ってきたような
風と寒さの一日でした。

そろそろ片付けようとしていた
昔乙女のコートたちです。



そうなのです。
サチ子さんのフード付き
リバーシブルの布のコート、
春をすぐそこに、完成していました。

布の手触りをご紹介できないのが残念です。
とても上質な布なのですよ。
次お目にかかる日は枯葉の季節ですね。



クニエさんの着物リメイク
艶のある桜色のコートです。
(すみません、撮影が
うまくできていませんでした。)

だいぶ前に縫ったコートとのことですが、
縫物上手の昔乙女の作品は
長い年月が経っても何のその、です。

コートを脱いだ下から登場したのは・・・



ご主人のネクタイ数本を
リメイクしての作品なのだそうです。
すごい!としか言葉がでません。



ケイ子さんの絣のベスト、
教室で一番若いはずなのに、
絣を上手に縫いこなす技術に
先輩乙女たちは脱帽です。

最後は小物です。
一つ目はクニエさんの
仕付け糸を収納する巾着



しんがりはTANAKA師匠のバラの花、
パーティーショールを作った
オーガンジーの残り布です。



(ヨウが自分で作るつもりだったのですが)
完成まで師匠にお願いしてしまいました。
素敵でしょ

じゃあ、また。



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3月12日 エプロン

2018-03-12 | 日めくり雑記

エプロンを縫いました。



参考にしたのはこれです。




厚手の和布で作られた既製品で
ずいぶん長い年数、もしかすると
10年近く使っていたエプロンです。

流石に、ポケットの縁などは
擦り切れてしまっています。

洗い替え用に、途中で
他のエプロンを買い求めましたが
お気に入りのこのエプロンが
なかなか捨てきれず
結局使い続けてしまいました。

型紙を製図してびっくりしたのは
パーツの多さ・・・
袖のバイアステープを含めて
全部で8枚の型紙が必要でした。

平面の布を体にフィットさせるには
いくつものパーツが
必要なのかもしれません。

アクセントに使ったのは
あの大風呂敷の端切れです。
正直に言うと
この布を使いたくて
エプロンを縫ったのかも・・・




バックのボタン3個を、新しいエプロンに
そっくり付け替えたら、完成です。
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3月7日 パーカーブラウス

2018-03-07 | 日めくり雑記

秋冬用にデザインされた
ウールのパーカーを
綿麻混で縫ってみました。



前立てのないラグラン袖、
袖口はストレートのカフスを足しただけ、
縫い代もほとんど片返しにステッチという
簡易な処理をしています。
生地も綿麻なので縫いやすくて
短時間で出来上がりました。



実はフードに初挑戦です。
丈が短めのAライン、
これからの季節に
ブラウス感覚で着ることができそうです。

数日前にキャスケットを作った
大風呂敷の残り布を、
フードの見返しに使い、
衿の留めにボタンを一つ付けてみたら
おしゃれ感が増したような気がします。
帽子と一緒に着るのもいいかもしれません。

衿の形に悩んだら
フードというのもいいな、とは
教室のサチコさんから学びました。
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教室風景#85(2018.03.06)

2018-03-06 | 教室風景

昨日までの暖かさは嘘だったかのように
震えあがるほど寒い一日でした。

三寒四温?
そういえば、去年の今頃も
教室からの帰りは
吹雪だったような気がします。


今日の教室は
椅子が足りないほど満員でした。



テーブルの上は
所せましと型紙や生地が並びます。
製図用紙を床に広げてTANAKA師匠と
デザインの相談中の昔乙女もいます。

教室入り口のハンガーに
かけられていた一枚のコート、
ギャザーのあるポケットと
脇が前後続いた一枚布で
ダーツがあるだけの
珍しいデザインに
みんなの関心が集まりました。



形を変えて、誰かの作品に
活かされるかもしれません。
楽しみです。

師匠への質問待ちに
いつもよりも時間がかかりましたが
にぎやかな教室はやはり楽しいですね。
笑い声がいっぱいでした。
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3月4日 パーティーショール

2018-03-04 | 日めくり雑記

20度を超えるほど気温が上昇した今日
冬眠していたメダカさんたちにも
春が近いことを知らせることにしました。

3か月ほどの間、
ポリバケツとプチプチシートを
何層にも重ねた住処の中で
じっと過ごしたメダカさんたち、
厳冬にも負けず元気に春を迎えました。

水はきれいなままで、
水藻が良く伸びて育っていたことにも驚きます。

心配したメダカの数は
ほとんど減っていませんでした。
ガラスの水槽のなかを
柔らかな光を浴びて泳ぎ回る姿に
うれしくなります。
今年も仲良く暮らしましょうね。


お借りした画像です


通販で買い求めておいた
W幅のオーガンジーを
正バイアスに裁断して
ドレス用のショールを作りました。

テロテロ生地にはこれの出番です。



裁断ラインに硬化剤をスプレーすると
柔らかな布がまるで紙のように
さくさくと扱いやすくなります。
台形状の型紙に沿って線を描き
薄紙を切るように鋏を入れました。

巻ロックをほどこした後に
生地の端からほつれてしまわないか、
テストをしてみました。
大丈夫でした。



さあ、ロックミシンで
長いショールの周囲を慎重に巻ロックです。

差動をめいっぱい緩くして縫ったら、
このとおり、きれいなフレアの
パーティーショールが完成しました。



幸せを届けてくれそうなショールでしょ。
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3月1日 毛糸のボンボン

2018-03-01 | 道具たちの話

景色がどんよりとしています。
黄砂でしょうか
春が近づくと一緒にやってくる厄介者です。

タンポポ色で作りたかったけれど
今編んでいるストールの残量が心配なので
桜色の残り糸にしました。



子供のころ、
よく指に巻いて作った毛糸のボンボン

ダイソーにこんなものが売れていました。



説明書の使い方を読みながら作ったところ
指に毛糸を巻く方法よりも簡単で
数分ほどできれいなボンボンが出来ました。
(こんな道具、よく考えるなぁ・・)

どうってことないものだけど
空き瓶に飾ってみたら可愛い。

先日残り毛糸の処分をしたばかり。
もう少し残しておけばよかった・・・
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